最初の計画は、翌日に野鳥の森からバラ谷の頭、黒法師岳を狙うつもりで、その前座くらいに思っていたのですが、結果とても翌日に歩けるような状態ではなくなってしまいました。
黒沢山はヤマケイの分県登山ガイドにも載っており、中身も読まないで「そんな山なら一般登山の程度だろう」と踏んだのが大間違いで、その奥の黒山まで計画しましたがとんでもありませんでした。久しぶりに予想外の最上級やぶこぎをする羽目になってしまいました。
【 日 付 】 5月4日(金)
【 山 域 】 南アルプス 深南部
【 同行者 】 藤本氏
【 天 候 】 曇り
【 ルート 】 奈良代林道ゲート(7:22)~シャウヅ山(8:37)~黒沢山(10:24)~黒山(11:32)~黒沢山(12:46)お昼(13:17)~シャウヅ山(14:44)~奈良代林道ゲート(15:26)
現在、深南部では至る所で林道の崩壊のため通行止めとなっている箇所が多い中、この奈良代林道は何とかゲートまで車で入ることができます。
歩き始めて、林道終点を過ぎ奈良代山からの稜線に乗る頃になると下草のない気持ちのよい森が続いていました。

- ササのない気持ちのよい森
奥布山の北側を過ぎる頃から、立ち枯れたササが現れ始めましたが緩やかな登りで歩きやすく、ピクニック気分です。シャウヅ山が近づくと背の低いササがありましたが、歩くのを邪魔するようなものではありませんでした。

- ほとんど枯れている
シャウヅ山の山頂は、小広い開けたものでしたが、樹木で展望はないですね。

- シャウヅ山
さて、ここからが深南部最強のやぶとのことであったようだが、現在は相当ヤブの勢力は衰えているようで、腰くらいまでのササが密生しているという状態でした。ただ、獣道が縦横に走り、どれが山道なのか判別は付きません。方向だけを頼りに適当に獣道を拾って行くという感じです。

- 腰くらいの笹原の中に獣道が縦横に走っている
黒沢山に近づくと勾配はきつくなり、ササをつかんで上がって行くのであるが、あまり思うように進まない。もう間近だとがんばると古ぼけた山標と三角点のある山頂に着いた。

- 黒沢山 山頂
ここまでは、ヤブも思っていたほどではなく、時間も予定したよりも早く着いたので、黒山までも地形図を見る限りそれほどの起伏もないようなので、30分余りでいけるのではないかと思ったが、大間違いであった。
黒沢山からは、最初の内こそ道跡も獣道もあったが、それもだんだんと薄くなり、いたるところにある太い倒木越に全く嫌になる。途中からは、道跡どころか獣道も見えない背丈を超えるヤブをかき分けて進まねばならなくなる。これこそが、深南部の真骨頂といったところなのだろう。ところどころに残る残雪に逃れようとするが、それがまた膝まで沈むものだからこれまたやっかいだった。
奮闘1時間余りで黒山の山頂部に着くが、どこがピークか分からないような平坦な広い山頂部だった。歩き回るのもままならない中、プレートくらいはないものかと探してみたがなかった。たくさんの札があり、うっとうしいようなこともあるが、何もないのも寂しいものだ。
黒山からの帰りはさらに難儀をし、黒沢山からの下りは尾根筋をそのまま辿ってルートを外してしまい戻るのにまたひと苦労した。
最後、シャウヅ山に着いた時は本当にホッとした。
全体的にはササの衰えが目立つようになってきた深南部であるが、まだまだ勢力盛んなところもあるということでした。
sakakibara
最初の計画は、翌日に野鳥の森からバラ谷の頭、黒法師岳を狙うつもりで、その前座くらいに思っていたのですが、結果とても翌日に歩けるような状態ではなくなってしまいました。
黒沢山はヤマケイの分県登山ガイドにも載っており、中身も読まないで「そんな山なら一般登山の程度だろう」と踏んだのが大間違いで、その奥の黒山まで計画しましたがとんでもありませんでした。久しぶりに予想外の最上級やぶこぎをする羽目になってしまいました。
【 日 付 】 5月4日(金)
【 山 域 】 南アルプス 深南部
【 同行者 】 藤本氏
【 天 候 】 曇り
【 ルート 】 奈良代林道ゲート(7:22)~シャウヅ山(8:37)~黒沢山(10:24)~黒山(11:32)~黒沢山(12:46)お昼(13:17)~シャウヅ山(14:44)~奈良代林道ゲート(15:26)
現在、深南部では至る所で林道の崩壊のため通行止めとなっている箇所が多い中、この奈良代林道は何とかゲートまで車で入ることができます。
歩き始めて、林道終点を過ぎ奈良代山からの稜線に乗る頃になると下草のない気持ちのよい森が続いていました。
[attachment=4]2012027 (14).jpg[/attachment]
奥布山の北側を過ぎる頃から、立ち枯れたササが現れ始めましたが緩やかな登りで歩きやすく、ピクニック気分です。シャウヅ山が近づくと背の低いササがありましたが、歩くのを邪魔するようなものではありませんでした。
[attachment=3]2012027 (18).jpg[/attachment]
シャウヅ山の山頂は、小広い開けたものでしたが、樹木で展望はないですね。
[attachment=2]2012027 (21).jpg[/attachment]
さて、ここからが深南部最強のやぶとのことであったようだが、現在は相当ヤブの勢力は衰えているようで、腰くらいまでのササが密生しているという状態でした。ただ、獣道が縦横に走り、どれが山道なのか判別は付きません。方向だけを頼りに適当に獣道を拾って行くという感じです。
[attachment=1]2012027 (22).jpg[/attachment]
黒沢山に近づくと勾配はきつくなり、ササをつかんで上がって行くのであるが、あまり思うように進まない。もう間近だとがんばると古ぼけた山標と三角点のある山頂に着いた。
[attachment=0]2012027 (34).jpg[/attachment]
ここまでは、ヤブも思っていたほどではなく、時間も予定したよりも早く着いたので、黒山までも地形図を見る限りそれほどの起伏もないようなので、30分余りでいけるのではないかと思ったが、大間違いであった。
黒沢山からは、最初の内こそ道跡も獣道もあったが、それもだんだんと薄くなり、いたるところにある太い倒木越に全く嫌になる。途中からは、道跡どころか獣道も見えない背丈を超えるヤブをかき分けて進まねばならなくなる。これこそが、深南部の真骨頂といったところなのだろう。ところどころに残る残雪に逃れようとするが、それがまた膝まで沈むものだからこれまたやっかいだった。
奮闘1時間余りで黒山の山頂部に着くが、どこがピークか分からないような平坦な広い山頂部だった。歩き回るのもままならない中、プレートくらいはないものかと探してみたがなかった。たくさんの札があり、うっとうしいようなこともあるが、何もないのも寂しいものだ。
黒山からの帰りはさらに難儀をし、黒沢山からの下りは尾根筋をそのまま辿ってルートを外してしまい戻るのにまたひと苦労した。
最後、シャウヅ山に着いた時は本当にホッとした。
全体的にはササの衰えが目立つようになってきた深南部であるが、まだまだ勢力盛んなところもあるということでした。
sakakibara