【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

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Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by わりばし » 2012年5月07日(月) 07:16

おはようございます、宮指路さん。

青川駐車場に着くと、何やら土砂が退けられた跡がある。駐車場上の岩の上部の土砂が二ヶ所崩れ落ちたており、いつもは流れていない岩肌から水が流れていた。堰堤工事の道を歩いていくと二つ目の新しい大堰堤が完成していたが、登山用の巻き道が無い。しかたがないので、少し下流から植林地のピンクテープを使い右岸を高巻き最後は土の斜面を岩をたよりに下りた。

今日、青川に行きました。
ここはダムの両脇にある階段状のブロックを登って行きました。
ザックを担いだままだとキツイので先にザックを上げておいて空身で上がって行きました。

あそこを上りましたか。
わたしは植林地をトラバースしながら堰堤を越えました。

植林を高巻く
植林を高巻く
無くなっていると言っていいでしょうね。
上りはまだピンクテープをひろってなんとかなると思います。
ただ、下りはピンクテープへの最初の土壁が上れず、手前の小尾根から青テープをひろってピンクテープの場所まで行くことになるので、堰堤の事を知らずに下りに使うと、戸惑うと思います。


下りも階段状のブロックを使って下りることができました。
ここはあまり苦労しませんでしたが、登山靴だったので渡渉に大変苦労しました。
5回も靴を脱ぐいだので、かなり時間を消費してしまいました。

登山靴では大変ですね。
以前に比べ水深も深くなっているように思います。
長靴でも渡る場所を探しました。
帰りは濡れてもいいと思いバシャバシャ水しぶきを上げながら走っていました。
ワイルドだぜー
:mrgreen:

中尾は三神谷の右岸尾根のことです。
二万五千分の地図で先が細くなっている末端に下ります。
三鉱谷口にある鉱夫の墓のあたりに着きます。
ここにはいくつか中尾の上り口を示すテープが巻かれています。

                                                                   
中尾を登るつもりで桧谷と三鉱谷の間にある尾根を上がって行ったら方向違いなのに気付き、途中から下に降りたら日岡稲荷に出てしまいました。
今度はわりばしさんの言葉を思い出して、三鉱谷口の鉱夫の墓から登ってみましたがどうも様子がおかしいと思っているうちに雨が本降りになって来たのでここで引き返しました。  
大通洞坑をすぎ鉱夫の墓の少し上流の右岸にテープが何本かつけられています。
最初の上りは獣道っぽいのですが、すぐにしっかりとした道に変わっていきます。

大通洞坑
大通洞坑
帰り路に又、日岡稲荷の辺りに寄ってみましたが、ここだけ土石流の被害を免れていて独特の雰囲気が残っているのが感じられました。

日岡にあった他の施設はやられちゃいましたからね。
ここと隧道の下流にある女郎屋のあった下り藤だけが大丈夫だったようです。

中尾の椿
中尾の椿
時間が早かったので新町に寄って、神社を訪れてみたらどこかで見た石臼を見つけました。
その昔、治田鉱山で鉱石を引いた石臼らしいです。

福岡野と並ぶ製錬所の鹿洛木で、昭和43年に出土した物です。
新町神社に寄るところなんざ、お目が高い。
:idea:

Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by 宮指路 » 2012年5月06日(日) 21:57

わりばしさん、こんにちは

青川駐車場に着くと、何やら土砂が退けられた跡がある。駐車場上の岩の上部の土砂が二ヶ所崩れ落ちたており、いつもは流れていない岩肌から水が流れていた。堰堤工事の道を歩いていくと二つ目の新しい大堰堤が完成していたが、登山用の巻き道が無い。しかたがないので、少し下流から植林地のピンクテープを使い右岸を高巻き最後は土の斜面を岩をたよりに下りた。

今日、青川に行きました。
ここはダムの両脇にある階段状のブロックを登って行きました。
ザックを担いだままだとキツイので先にザックを上げておいて空身で上がって行きました。
ダム
ダム
無くなっていると言っていいでしょうね。
上りはまだピンクテープをひろってなんとかなると思います。
ただ、下りはピンクテープへの最初の土壁が上れず、手前の小尾根から青テープをひろってピンクテープの場所まで行くことになるので、堰堤の事を知らずに下りに使うと、戸惑うと思います。


下りも階段状のブロックを使って下りることができました。
ここはあまり苦労しませんでしたが、登山靴だったので渡渉に大変苦労しました。
5回も靴を脱ぐいだので、かなり時間を消費してしまいました。

中尾は三神谷の右岸尾根のことです。
二万五千分の地図で先が細くなっている末端に下ります。
三鉱谷口にある鉱夫の墓のあたりに着きます。
ここにはいくつか中尾の上り口を示すテープが巻かれています。

                                                                   
中尾を登るつもりで桧谷と三鉱谷の間にある尾根を上がって行ったら方向違いなのに気付き、途中から下に降りたら日岡稲荷に出てしまいました。
今度はわりばしさんの言葉を思い出して、三鉱谷口の鉱夫の墓から登ってみましたがどうも様子がおかしいと思っているうちに雨が本降りになって来たのでここで引き返しました。  
haka
haka
帰り路に又、日岡稲荷の辺りに寄ってみましたが、ここだけ土石流の被害を免れていて独特の雰囲気が残っているのが感じられました。
P5060011.JPG
時間が早かったので新町に寄って、神社を訪れてみたらどこかで見た石臼を見つけました。
その昔、治田鉱山で鉱石を引いた石臼らしいです。
P5060017.JPG
宮指路
                        

Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by わりばし » 2012年5月04日(金) 07:21

おはようございます、宮指路さん。

 治田鉱山は藤原岳周辺の銀・銅山の総称で、治田四ヶ山のひとつ南河内山の絵図(1774年)が残っている。ここには、添水銀山(添水銀山道)桧谷鉱山(桧谷道)三鉱谷(与平治谷道・大谷道)が画かれている。これらの道は孫太尾根から桃木尾を通り精錬所のある福岡野まで続く牛道につながっている。前回の探索で念仏滝を巻く古道が発見できたので、今回は乳母懐につながる古道を探そうと考えた。

この春には一度、治田鉱山跡を歩きたいと思っていましたがなかなか行けていません。
念仏滝は一度は見たいなぁ~と思います。

蛭の最盛期は避けた方がいい鴨です。

青川駐車場に着くと、何やら土砂が退けられた跡がある。駐車場上の岩の上部の土砂が二ヶ所崩れ落ちたており、いつもは流れていない岩肌から水が流れていた。堰堤工事の道を歩いていくと二つ目の新しい大堰堤が完成していたが、登山用の巻き道が無い。しかたがないので、少し下流から植林地のピンクテープを使い右岸を高巻き最後は土の斜面を岩をたよりに下りた。

登山道がなくなっているのですね

無くなっていると言っていいでしょうね。
上りはまだピンクテープをひろってなんとかなると思います。
ただ、下りはピンクテープへの最初の土壁が上れず、手前の小尾根から青テープをひろってピンクテープの場所まで行くことになるので、堰堤の事を知らずに下りに使うと、戸惑うと思います。


堰堤は谷を完璧にふさいでおり、これより上流の整備はしないようだ。ヤスミまでの林道の残骸とそれ以降の寸断された林道は放置され、登山道の整備も行わないような感じだ。

初心者が入り込むと戸惑いますね

なにせ初めて赤テープを見たのは三鉱谷に入ってからでしたから、歩いてないと苦労すると思います。
三鉱谷の最初の滝
三鉱谷の最初の滝
今日はやけに水量が多く渡渉のたびに難儀する。おまけに、長靴の穴をふさぐテープが古いままで水がしみてくるし・・冗談はよしこさんダゼー。

早く新品を買って下され

一部が裂けただけなので大丈夫です。
オフ会にもはいていきますよ。


 深く掘れた隧道跡をすぎ、三鉱谷に入って行く。ここも水量が多く、いつもと雰囲気が違う。三神谷口の窯跡で、変な動きをする生物が上から降ってきた。今年初めてのヒルだ、指で弾き飛ばして初献血を阻止。この後ももう一度遭遇した。さすがヒルのメッカ青川である。

もうヒルが出ましたか 嫌だね~

早いように思いますが、彼らにとってはそろそろ活動時期なんでしょうね。

三鉱谷は両岸とも傾斜もあり厳しく、獣道も少ない。しかし、右岸の550mあたりは比較的に傾斜も緩く獣道も多く見られる。坑口の地点からトラバースにかかるとすぐにヘビ谷に突き当たる。上部は厳しいので、谷の下部まで一旦下り、そこから対岸の尾根にのる。木の根を頼りに上り、バンドを使いながらトラバースする。
バンドとは木の根の出た部分ですか?

【バンド】岩壁の中段にある段差(平らな所)で、ある程度の幅があり、横に長く続いているもの。

獣道とバンドは、行き詰った時の頼みの綱です。

ヘビ谷
ヘビ谷
 前回は、ここから古木に従い二股まで来て最後は尾根に追いやられた。古道にしては急すぎるので別のルートが残っていないかと今回は探索に来たのだ。古木を追って念仏滝を難なく巻き、谷に下りる。ここからは、二段の滝が見える。二段の滝の右岸に古木がある。古木を追っていくと尾根っぽくなってきた。岩尾根でしっかりしている。なおも古木が続き、上って行くと傾斜もゆるみ一休み。わずかに上ると中尾の県境から少し下った800mの広い場所に出た。

この辺りが古道のようですね

人がまったく歩いていない古道というのもおつでしょ。

古地図と照らし合わせると、ここから蛇谷分岐の三鉱谷側の乳母懐に向けてトラバースしていったようだ。ここならば、道さえつければ高度を上げずにトラバースしていける。オノブ鉱山の鉱石や佐次兵衛鋪の鉱石は人の手でここまで運ばれてきて、ここから牛道で運ばれたように思う。牛道もP963の巻き道のようにトラバースする場所は残っていないが、中尾の800m地点から目と鼻の先の乳母懐までトラバースルートがあったという事は十分に考えられる。この広い場所は、人足が運んできた鉱石を牛の背に乗せる中継点とも考えられる。

乳母懐とは良く分かりませんがオノブのことなのでしょうか? 
尾根の途中に広い場所があるとイロイロ考えさせられますね。

乳母懐は蛇谷分岐を三鉱谷側に少し下った所で、名前が示すように風が通らずに乳母の懐のように日の当たる温かい場所です。
特にこのあたりは鉱山関係の何かがあると考えた方がいいでしょうね。
急峻な場所での平地は貴重ですから。


今回の探索で、念仏滝を巻き岩尾根を使い中尾の800m地点まで続く古道がつながった。尾根道ゆえに残っていたが、江戸時代の古道がその軌跡を残していたことに感慨を覚えた。そして、いつもの中尾を下り帰路に着いた。

課題がクリアーできて良かったですね。

ありがとうございます。
ツツジ
ツツジ
以前、三神谷から与左ハゲの方に登ったことがありますが、中尾とはこの尾根のことだと思います。
三神谷の右岸尾根(中尾?)は先が細くなっていますが下りはここを使っているのでしょうか?

中尾は三神谷の右岸尾根のことです。
二万五千分の地図で先が細くなっている末端に下ります。
三鉱谷口にある鉱夫の墓のあたりに着きます。
ここにはいくつか中尾の上り口を示すテープが巻かれています。
                                                                   
                                                             

Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by わりばし » 2012年5月03日(木) 07:17

通風山さん、おはようございます。

GWの前半が終わってしまって、後半も天気が微妙ですね。

そうですよね。昨日なんか三重県の中部・南部に大雨警報が出て、川も増水してました。

わりばしさんの福岡野につづく道シリーズも9回を数え、興味深く読ませていただいてます。
今回もキーワードは「古木」だったようですね。

治田鉱山では、古道や坑口の目印に木が使われています。
先人の知恵ですね。

椿の坑口
椿の坑口
滝があるところは下流部でずいぶん手前から流芯を離れ、高巻きだすことがありますね。そんな感じだったのでしょうか?

今回は谷筋を歩くと何回も滝を巻かなければならないので、あえて中腹をトラバースしました。
大谷道は、谷筋を上り、一旦左岸の佐次兵衛鋪に向けて高巻いてから滝口に下りてきます。
念仏滝の巻きは滝口に下りてきている右岸の尾根に直接のって高巻くのでロスはほとんどありません。


古木と古道の画像では、実に薄い踏み跡ですね。実際に見るともっとはっきりしてるんでしょうね。

獣道ですね。
念仏滝の下流までは猟師が追い込み猟の時に使うポイントが数ヶ所あるので人が歩いています。
ただ、念仏滝の上は全く人が入っていないエリアです。


しかし、青川からの登山道は崩壊したままですか。
あたらしくダムもできてしまったんですね。ダムを巻く道もあまり踏んでないようで・・・・・。
あんまり人が入らなくなってしまったのかな?
アプローチも長くなってしまい、さらに蛭もたくさんいることも重なって、どんどん廃れていくようで淋しいですね。

豪雨で荒れて入る人が少なくなったところに、谷を占拠する大堰堤です。
歴史ある治田峠越も歩かれない道になっていきそうです。
大鉢山からのルートがメインルートになるんでしょうか。

大堰堤
大堰堤
また、vol:10も楽しみにしています。

ありがとうございます。
通風山さんいつもお疲れ様です。

Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by 宮指路 » 2012年5月02日(水) 19:24

わりばしさん、こんにちは

 治田鉱山は藤原岳周辺の銀・銅山の総称で、治田四ヶ山のひとつ南河内山の絵図(1774年)が残っている。ここには、添水銀山(添水銀山道)桧谷鉱山(桧谷道)三鉱谷(与平治谷道・大谷道)が画かれている。これらの道は孫太尾根から桃木尾を通り精錬所のある福岡野まで続く牛道につながっている。前回の探索で念仏滝を巻く古道が発見できたので、今回は乳母懐につながる古道を探そうと考えた。

この春には一度、治田鉱山跡を歩きたいと思っていましたがなかなか行けていません。
念仏滝は一度は見たいなぁ~と思います。

青川駐車場に着くと、何やら土砂が退けられた跡がある。駐車場上の岩の上部の土砂が二ヶ所崩れ落ちたており、いつもは流れていない岩肌から水が流れていた。堰堤工事の道を歩いていくと二つ目の新しい大堰堤が完成していたが、登山用の巻き道が無い。しかたがないので、少し下流から植林地のピンクテープを使い右岸を高巻き最後は土の斜面を岩をたよりに下りた。

登山道がなくなっているのですね

堰堤は谷を完璧にふさいでおり、これより上流の整備はしないようだ。ヤスミまでの林道の残骸とそれ以降の寸断された林道は放置され、登山道の整備も行わないような感じだ。

初心者が入り込むと戸惑いますね

今日はやけに水量が多く渡渉のたびに難儀する。おまけに、長靴の穴をふさぐテープが古いままで水がしみてくるし・・冗談はよしこさんダゼー。

早く新品を買って下され

 深く掘れた隧道跡をすぎ、三鉱谷に入って行く。ここも水量が多く、いつもと雰囲気が違う。三神谷口の窯跡で、変な動きをする生物が上から降ってきた。今年初めてのヒルだ、指で弾き飛ばして初献血を阻止。この後ももう一度遭遇した。さすがヒルのメッカ青川である。

もうヒルが出ましたか 嫌だね~

三鉱谷は両岸とも傾斜もあり厳しく、獣道も少ない。しかし、右岸の550mあたりは比較的に傾斜も緩く獣道も多く見られる。坑口の地点からトラバースにかかるとすぐにヘビ谷に突き当たる。上部は厳しいので、谷の下部まで一旦下り、そこから対岸の尾根にのる。木の根を頼りに上り、バンドを使いながらトラバースする。
バンドとは木の根の出た部分ですか?

 前回は、ここから古木に従い二股まで来て最後は尾根に追いやられた。古道にしては急すぎるので別のルートが残っていないかと今回は探索に来たのだ。古木を追って念仏滝を難なく巻き、谷に下りる。ここからは、二段の滝が見える。二段の滝の右岸に古木がある。古木を追っていくと尾根っぽくなってきた。岩尾根でしっかりしている。なおも古木が続き、上って行くと傾斜もゆるみ一休み。わずかに上ると中尾の県境から少し下った800mの広い場所に出た。

この辺りが古道のようですね

古地図と照らし合わせると、ここから蛇谷分岐の三鉱谷側の乳母懐に向けてトラバースしていったようだ。ここならば、道さえつければ高度を上げずにトラバースしていける。オノブ鉱山の鉱石や佐次兵衛鋪の鉱石は人の手でここまで運ばれてきて、ここから牛道で運ばれたように思う。牛道もP963の巻き道のようにトラバースする場所は残っていないが、中尾の800m地点から目と鼻の先の乳母懐までトラバースルートがあったという事は十分に考えられる。この広い場所は、人足が運んできた鉱石を牛の背に乗せる中継点とも考えられる。

乳母懐とは良く分かりませんがオノブのことなのでしょうか? 
尾根の途中に広い場所があるとイロイロ考えさせられますね。

今回の探索で、念仏滝を巻き岩尾根を使い中尾の800m地点まで続く古道がつながった。尾根道ゆえに残っていたが、江戸時代の古道がその軌跡を残していたことに感慨を覚えた。そして、いつもの中尾を下り帰路に着いた。

課題がクリアーできて良かったですね。
以前、三神谷から与左ハゲの方に登ったことがありますが、中尾とはこの尾根のことだと思います。
三神谷の右岸尾根(中尾?)は先が細くなっていますが下りはここを使っているのでしょうか?

                                                                   
                                                              宮指路

Re: 【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by 通風山 » 2012年5月02日(水) 10:26

わりばしさん、こんにちは。
GWの前半が終わってしまって、後半も天気が微妙ですね。

わりばしさんの福岡野につづく道シリーズも9回を数え、興味深く読ませていただいてます。
今回もキーワードは「古木」だったようですね。
滝があるところは下流部でずいぶん手前から流芯を離れ、高巻きだすことがありますね。そんな感じだったのでしょうか?

古木と古道の画像では、実に薄い踏み跡ですね。実際に見るともっとはっきりしてるんでしょうね。

しかし、青川からの登山道は崩壊したままですか。
あたらしくダムもできてしまったんですね。ダムを巻く道もあまり踏んでないようで・・・・・。
あんまり人が入らなくなってしまったのかな?
アプローチも長くなってしまい、さらに蛭もたくさんいることも重なって、どんどん廃れていくようで淋しいですね。

また、vol:10も楽しみにしています。

つう

【鈴鹿】大谷道を結ぶ  福岡野につづく道9

by わりばし » 2012年5月01日(火) 03:12

【日 付】2012年4月30日(月)
【山 域】鈴鹿
【コース】青川P7:30---10:00三神谷口---11:25念仏滝---13:00中尾---15:00青川P
【メンバー】単独

 治田鉱山は藤原岳周辺の銀・銅山の総称で、治田四ヶ山のひとつ南河内山の絵図(1774年)が残っている。ここには、添水銀山(添水銀山道)桧谷鉱山(桧谷道)三鉱谷(与平治谷道・大谷道)が画かれている。これらの道は孫太尾根から桃木尾を通り精錬所のある福岡野まで続く牛道につながっている。前回の探索で念仏滝を巻く古道が発見できたので、今回は乳母懐につながる古道を探そうと考えた。

南河内山絵図
南河内山絵図
 青川駐車場に着くと、何やら土砂が退けられた跡がある。駐車場上の岩の上部の土砂が二ヶ所崩れ落ちたており、いつもは流れていない岩肌から水が流れていた。堰堤工事の道を歩いていくと二つ目の新しい大堰堤が完成していたが、登山用の巻き道が無い。しかたがないので、少し下流から植林地のピンクテープを使い右岸を高巻き最後は土の斜面を岩をたよりに下りた。堰堤は谷を完璧にふさいでおり、これより上流の整備はしないようだ。ヤスミまでの林道の残骸とそれ以降の寸断された林道は放置され、登山道の整備も行わないような感じだ。

 今日はやけに水量が多く渡渉のたびに難儀する。おまけに、長靴の穴をふさぐテープが古いままで水がしみてくるし・・冗談はよしこさんダゼー。

 深く掘れた隧道跡をすぎ、三鉱谷に入って行く。ここも水量が多く、いつもと雰囲気が違う。三神谷口の窯跡で、変な動きをする生物が上から降ってきた。今年初めてのヒルだ、指で弾き飛ばして初献血を阻止。この後ももう一度遭遇した。さすがヒルのメッカ青川である。与平治谷を左手に見送り右岸の北西に延びる小尾根に取りつく。尾根といっても二万五千分の地図でもわずかなたるみにしか見えない。岩尾根を上って行くと、椿の木が多く尾根上も木も花盛りでいい気分だ。この尾根の550m地点には埋もれかけた坑口があり、古道の目印の古木も残されている。尾根からは前回は気づかなかった念仏滝が見える。水量が多いからだろう。

椿の岩尾根
椿の岩尾根
 三鉱谷は両岸とも傾斜もあり厳しく、獣道も少ない。しかし、右岸の550mあたりは比較的に傾斜も緩く獣道も多く見られる。坑口の地点からトラバースにかかるとすぐにヘビ谷に突き当たる。上部は厳しいので、谷の下部まで一旦下り、そこから対岸の尾根にのる。木の根を頼りに上り、バンドを使いながらトラバースする。右手に広い斜面を見ながら再度尾根を上っていくとヘビ谷の源頭部に行きつく。ここから少し上り、バンドを使いトラバースすると古木のある広い場所に出る。この尾根を下ると念仏滝で、白いしぶきをあげている。

 古木を追いながら尾根を進み、最後は左手の小谷から下りた。水量はあるのだが、滝口に下りると二段目の8m滝しか見えない。滝から見ると下りてきた右岸の尾根は下部が急な斜面になっており、上れそうには思えない。西尾氏も奥村氏も危険をおかして左岸から巻いている。尾根に上がってしまえば古木が道案内をしてくれて広い場所に戻る。

念仏滝
念仏滝
 前回は、ここから古木に従い二股まで来て最後は尾根に追いやられた。古道にしては急すぎるので別のルートが残っていないかと今回は探索に来たのだ。古木を追って念仏滝を難なく巻き、谷に下りる。ここからは、二段の滝が見える。二段の滝の右岸に古木がある。古木を追っていくと尾根っぽくなってきた。岩尾根でしっかりしている。なおも古木が続き、上って行くと傾斜もゆるみ一休み。わずかに上ると中尾の県境から少し下った800mの広い場所に出た。
念仏滝上流の滝
念仏滝上流の滝
 古地図と照らし合わせると、ここから蛇谷分岐の三鉱谷側の乳母懐に向けてトラバースしていったようだ。ここならば、道さえつければ高度を上げずにトラバースしていける。オノブ鉱山の鉱石や佐次兵衛鋪の鉱石は人の手でここまで運ばれてきて、ここから牛道で運ばれたように思う。牛道もP963の巻き道のようにトラバースする場所は残っていないが、中尾の800m地点から目と鼻の先の乳母懐までトラバースルートがあったという事は十分に考えられる。この広い場所は、人足が運んできた鉱石を牛の背に乗せる中継点とも考えられる。
古道の目印の大木
古道の目印の大木
 今回の探索で、念仏滝を巻き岩尾根を使い中尾の800m地点まで続く古道がつながった。尾根道ゆえに残っていたが、江戸時代の古道がその軌跡を残していたことに感慨を覚えた。そして、いつもの中尾を下り帰路に着いた。

「福岡野につづく道8 大谷道を発見」
viewtopic.php?f=4&t=572
「福岡野につづく道4 佐次兵衛鋪 見つけたぞー」
http://www.ejanaika.com/patio/read.cgi? ... past&no=62

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