導師サマ~
GWも半分終わってしまったというのに、山を忘れてお家でイジイジしてます。
先日、ヤブ板を覗いたらマナコネタが連続アップ! あれ?こりゃ奈良の穴埋めに一緒に行ったんかいな…
と思ったら一日タイムラグがある。
まあ、編隊のみなさん、ソロでも狙い球は同じようなもんなんでしょうか。
間名古といえば昨年夏のヘロヘロ下山の記憶がかろうじて残ってます。
けど、登山路の東側の谷から登ろうという方がおられるとは、その時には考えもしませんでした。(まあ、考える余裕もなかったんですけど…)
連休に白山公園線に入るのは初めてだ。平瀬のゲート前にずらっと車が並んで、一斉にMTBでスタートして行くようなイメージがあり躊躇していたのだが、ゲートの前に止まっていたのは2台だけ。準備中にもう1台やってきたが静かなものである。
高いgas代と高速代払ってまで行く人は限られますでしょう。
途中の長いトンネルでライトの向きがおかしいので修正しようとしたら、平衡感覚がおかしくなったのか転倒してしまった。
左ヒザを強打したがたいしたことはなさそうだ。飛んだメガネも無事で胸をなでおろした。
乗り慣れないマシン(人間も?)の操縦は要注意です。
車が1台上がってきて、「釣りか?」と身振りで聞いてきた。「山です」と上を指さしてジェスチャーで答える。しかし湘南ナンバーの車がなんで鍵の番号を知っているのか。
食後の一服をしていると、ゲートで出発の準備をしていた単独者がMTBを漕いで上がって来た。背中にはボードとブーツ、スノーシューを担いでいる。「白山まで行くんですか?」と聞かれ、「間名古ですわ」と答える。
履いて歩くことのできないボードを担いで1500mの標高差を登るのは大変だろう。しかし東面台地をスノボで滑るという一点の目的のためにあえてバカバカしいような苦労を厭わない姿には清々しさを覚えた。
湘南釣り師と男気ボーダー、対照的なお二人さんでしたね。
間名古谷はお隣のワリ谷同様広い谷だ。林道は水流から離れたところに付けられているが、広大な河岸の雪原を歩く方が気持ちがいい。
白水湖からの谷筋、昨年のポポンタレポを読んでて、憧れてましたが…。
間名古谷の特徴は、緩過ぎず急過ぎずの傾斜が延々と続き、目立ったゴルジュ地形や極端に等高線の詰まった場所がないことだ。言い換えれば特徴がないということなのかもしれないが。
右岸の1642m標高点東側に唯一と言っていい両岸がやや迫ったゴルジュっぽいところがある。さすがにこのあたりはデブリが谷を覆い尽くし、油断はできないと感じさせる。しかし狭いと言っても谷の広さはそこそこあるので開津谷のような圧迫感もないし、今にも落ちてきそうな雪のブロックも見られないので緊張を強いられることもない。
いいなあ、すきやなあ、こんな谷筋。(^^)/
そのまま信じられたら、の話ですけどね(^_-)
リズミカルに両足を運んで行くと突然谷が形を失った。これまでとまったく変わらない傾斜のまま、谷は尾根に吸収されてしまった。岐阜・石川県境稜線に登りついたのだ。
あまりにもあっけない幕切れだった。窓のように開いた鞍部の向こう側には仙人谷を挟んでまったく雪を着けていない火の御子峰の赤い岩肌がひと際異様に見えた。その奥には白いスクリーンを引いたように七倉山の稜線が横たわっている。

- 縦走路・2114あたりからの間名古ノ頭
- P7160216.jpg (58.55 KiB) 閲覧された回数 3901 回
この鞍部へ南側から下ってきて、力尽きたんですがな、biwa爺は。(>_<)
決断してザックを投げ捨てて間名古頭を巻いて、ゴマ平小屋に転がり込み生き延びました。
火の御子峰などの景観は翌日しっかり拝ませていただきました。なんせこのあたりは2往復したんですから。(@_@;)
間名古の頭2123.9m。白山北方稜線上では最後の名前のある2000mピークである。
山頂からの展望は言うまでもなく素晴らしい。御前峰・剣ヶ峰・大汝山の白山三兄弟を始めとして、南白山から別山東尾根の山並み、御前岳、猿ヶ馬場、金剛堂、人形山、先週登った猿ヶ山、大門山、大笠山。笈は大笠の手前に重なって分かりにくい。北へ向かう尾根はすぐ先から県境の北方稜線と中宮温泉へ下りる楽々新道の尾根に分かれている。
そして真東に存在感を示しているのは奥三方岳だ。
わざわざ登山路から外れたこの頭上に立つ人は多くないでしょうね。
縦走路を行く人自身少なそうだし。ましてや谷から攻め上るなんて常人の仕業ではありません。
気が付けば2時間が過ぎていた。
えーっ!2時間もー! 日が暮れまっせ。(@_@;)
同じルートをそのまま戻るのも芸がない。奥三方への尾根を辿って1822mの次のピークの先から谷を下ろう。
この谷はちょうど林道と別れた橋のあたりへ落ちる谷である。広い谷であり、雪が切れる心配はないだろう。
なるほど、無難なルート取りですね。雪さえついてれば大丈夫そうだ。
オオシラビソの点在する尾根はなかなか快適だった。2000m付近で雪の切れた尾根芯を避けて右側の急斜面を下りる。
相当な急傾斜だが午後の腐った雪にかかと落としのステップで問題なく下ることができた。雪が締まっていればかなり恐い斜面だろう。
尾根に戻って驚いた。下から見上げた北側斜面は岩壁だった。この尾根を上がってきたらこの岩壁に圧倒されるだろう。
雪の状態次第ではルート取りに苦労する場面に違いない。
地形図で見ても北斜面はガレていますね。
co1950あたりは尾根も痩せていそうだし…。
このコルから台地にかけてはダケカンバの巨木が点在している。台地の登りで本日初めてヒールリフターを立てた。
山頂への最後の登りを除いて、それほど急な傾斜の場面がなかったということだ。
オオシラビソの密生する台地の南端から谷を窺う。正面の尾根をそのまま下りても良さそうだが、やはり左の谷を下りることにしよう。
滑らかそうな谷だもんね~
谷が広いと集水域も広く、至る所から水流が集まってくる。さすがにここまで下りてくるとあちこちで雪割れが始まり油断大敵である。注意しながら何度も流れの上の雪面を渡り、朝の実質的スタート地点の橋に到着した。
周回、お疲れさま。
雪の状態は丁度いい感じでしたか?
GW後半では雨で融けてグチャグチャやろね(>_<)
いつか歩けるときがあれば(ないやろけど…)、読み直して参考にさせてもらいますね。
~biwaco