猪臥山~お初のたんぽぽ公開ツアー・スノーシューin飛騨~
レスも遅ればせながらなら、レポも亀ちゃん。
2012年3月18日(日)
ルート・・・猪臥山トンネル南登山口駐車地<7:40>(1058m)~1456P~<10:20>猪臥山(1519m)~展望台
~<14:05>NTT電波中継所(1471m)~<15:30>猪臥山トンネル南登山口
メンバー・・・たんぽぽさん・山日和さん・ひいちゃん・クロオさん・バーチャリさん・宮指路さん・kasayaさん・とっちゃん(都津茶女)
お天気・・・曇り&霧 時々霧晴れて遠望あり
猪臥山、さて、どう読むのだろう。(いぶしやま/いのぶせやま)どちらも呼び名として使われているらしいが、初めて聞くこの山。晴れれば、頂上からは白山から北アルプスや乗鞍岳・木曽御嶽山など三百六十度の大展望台の山なのだそうだ。それを聞いただけで、もう、四方八方を眺めている気分の私である。
その山が身近になると一気にやって来るものらしく、知人が所属するN会の山スキーが、2月にこの山で計画されており、そちらにも参加可能であった。しかし、スノーシューin飛騨としてたんぽぽさんの初ツアーが企画されたとなると、お初の企画を盛り上げねばならないだろう。
しかし、飛騨は遠い。元々、車を運転するとすぐ眠たくなってしまう私。その上、ここのところ毎日3時間のみの睡眠が続いている身では、どうして現地までたどりついたらいいものやら悩ましい。事故でもしたら、元もこもない。
つまり、私にとって一番高いハードルは、山そのもの以上にアプローチである。
大阪発名神経由で参加する山日和さんは、大阪から三人一台で、満員御礼。乗り合わせは無理とのこと。今まで、何度も乗りあわせをしてもらったことに感謝して、今回はどうしたものかと、他の方法を考える。
しかし、困った困ったコマドリ姉妹、どうしよ・どうしよドナルドダックの私である。(T_T)ついでに、参った・参ったマイケルジャクソン、しまった・しまった島倉千代子、な~んて考えながら楽しんでみる?(何のこっちゃ)
ああ、なんたるちーや・サンタルチーヤと、今回は、不参加にすることも頭をかすめたが、ツアー主催の、たんぽぽさんに相談すると、朝発の予定なので5時に乗り合わせ地に来られるならOKとのお言葉。おおありがたや~。
困った時の、ぽぽんた頼み。感謝感激雨霰(でも、当日は、雨も霰も降らないでネ)と感謝する。しぼんでいた風船も、みるみる膨らみ、やったーやったーやったーマン、よっしゃー・よっしゃーよしいくぞう、と元気が湧いてくる私であった。(*^_^*)
これで、もう山に登ったのも同然の気分?とか。
あとは、当日、晴れてくれるのを祈るのみ。
ところがである、天気予報は、芳しくない。一時は、明らかにこりゃ中止でしょうというとこまで、お天気が下降した。しかし、たんぽぽさんは、しんぼう強く前日のお昼まで判断を待つという。この間、リーダーとしては、どうしよかとずいぶん心中悩ましいものがあったと思うが、良判断で決行となった。
夜というのか朝というのか、深夜2時半に自宅を出発し、乗り合わせをお願いしている集合地にまでは自力で走った。集合してすぐに、たんぽぽさんの携帯に電話が・・・・。何事かと思いきや、落第忍者さんから、途中、鹿に当たってしまい、今回は諦めて帰宅するという。
なんたるちーや!サンタルチーヤ!と言いたいのは、落第忍者さんである。気持ちは萎んでしまっただろが、車は傷ついても体はなんともなかった様子で、不幸中の幸いであると思うしかない。
近年、私の知人、3人が鹿に当り、一人が猪にあたり、一人が雪道運転で車がひっくり返り(これ私(@_@。)と、修理した人・廃車した人などと散々だった。また、鹿に二回当っている人がいる。((@_@) )。
どうも洞吹さんのどーでもいい話病が伝染してしまったみたいで、ページ数が決まっていれば、山レポに辿りつくまでに紙面が足りなくなるところだ。
単独で来ると言っていた洞吹さんが、昨夜キャンセルしたとのことで、参加者は8人となった。一番楽しみにしていただろう落第忍者さんと、観光をかねて連泊予定だった洞吹さんの二人が減って淋しくなった。そんな話をしているうちに、たんぽぽ号で、ひるがのサービスエリアに着いた。おかげさまで無事到着。
前夜から来ているという、ひいちゃん&山日和さん号、宮指路さん&kasayaさん号バーチャリさん号、の三台と、ここで落ち合った。それぞれに朝ごはんを食べてのち、四台で出発。
清見IC手前で、たんぽぽさんから、このあたりから晴れていれば猪臥山が、綺麗に見えると教えてもらうが、今日は曇りで何も見えない。清見ICを降りて少し走った所のバス停で、クロオさんと合流し、登山口の猪臥山トンネルに向かった。
猪臥山トンネルは、高山市(旧清見村)夏厩と飛騨市(旧古川町)畦畑を結ぶ、岐阜県道90号古川清見線(飛騨卯の花街道)にあるトンネルとのこと。トンネル手前の駐車地は除雪された広い空間があり、ありがたくも駐車できた。ここから、スノーシューを履いて出発だ。
トンネル管理棟の左側から入り、彦谷沿いに上流へとカラマツの植林の中を進んでいく。秋のカラマツの林に風が吹けば、黄金色の吹雪なのだろうかと思い描きながら。
しばらく進むと、左の沢向こうから林道が合流するが、そのまま谷沿いに直進する。しばらくは林道を進み、左の尾根に取り付くのだが、谷を渡らなければならない。たんぽぽさんは、渡渉サービス?も、皆さんに準備していたのだ。
谷を覗き込みながら、渡れそうなところを探しているたんぽぽさん。誰一人、ポチャンすることなく、無事対岸へ飛び渡ることができた。渡渉がトラウマになっている矢問さんが参加していたら、しっかり替え靴下を持参していただろう。
ほっとした所で、尾根に取り付く前に休憩となった。いつもの甘納豆で、エネルギー補給。ひいちゃんからは、柑橘類がふるまわれる。山では、よく女性陣が、みかんやりんごのむいたものをタッパーに詰めて持ってきてくださる。やまぼうしさんやヤマメさんもそうだった。
今回は、かなり睡眠不足でお疲れモードの私は、一番体力が弱い者が二番手を歩かねばと、出発当初は、先頭を行くたんぽぽさんのすぐ後についていた。しかし、いかんせん、私のスピードには合わず、しんどい。
やっぱり、いつもと同じペースで、定位置の最後尾で歩こう。それが気楽だ。そう思って最後尾に行くと、本日は、山日和さんが、最後尾を歩くことになっているらしい。サブリーダーを勤めるのかな?。
尾根の登りでは、二番手のクロオさんが、元気いっぱいだ。しかし、毎週金華山トレーニングをしている、たんぽぽさんも、先頭を譲らずとも歩けるパワーを蓄積している。
やがて、クロオさんが、先頭に変わる。1456mピークが近づいてきた。やはり1456Pは、立ち寄ろうと、山日和さんからの声がかかり、ピークを踏みに行くことに。
ピークから下り猪臥山へ向かう鞍部へ到着する。晴れていればここから白山の山々が見えるのだそうだ。猪臥山の山頂に向かって稜線を登って行く。稜線沿いには、雪庇があるが今の時期は落ちているものもあり、それほど大きなものもなく、気持ちよく高度を上げていく。
頂上に着いた。お天気がよければ、白山・北アルプス(劔岳から薬師岳と黒部五郎・双六岳など)や乗鞍岳・木曽御嶽山などの山並みが見えるのに、残念。皆に見せたかった景色が見せられず、たんぽぽさんもがっかりだ。しかし、猿ヶ馬場山やその右のトンガリ頭の籾糠山が、時折顔を覗かせるのが、せめてもの救いである。
晴れていれば、大門山・見越山・大笠山・笈ケ岳も見えるようである。また、滝波山、石徹白の芦倉山、野伏ヶ岳、丸山、南白山、別山なども。しかし、私では、とうてい山座同定は無理である。そんな時は、たんぽぽさん・山日和さんの出番なのだが、今回は、スマートフォンのクロオさんの出番である。画面上に並ぶ山々を見せスマートフォンの時代だと語るクロオさん。なかなか面白い。
さて、お楽しみのランチタイムは、風をさけて、稜線を少し下がった場所ですることになる。山日和さんのスコップがフル活躍で、ランチテーブルが出来上がる。時間が早すぎると言いながらも、ゆっくりランチが楽しめるのはいい。
遭難捜索の時、RINちゃんが、お酒のあてに美味しいと持ってきてくれた、ピーマン&生ハム。遭難されたNさんは、ピーマン&ウインナを御池岳の下見山行で、食べて美味しいと書いておられた。それを読んだ時は、ピーマンを生でパリパリ食べるのって美味しいのかなぁと思っていたが、なかなかいけるのだ。もしかしたら、当日も、持って行っておられたのかもしれない。もっと、色んな山を楽しんで欲しかったと思う。
今日は、RINちゃん式の生ハム&ピーマンの方を持ってきた。ひいちゃんからは、菜の花のおひたし、バーチャリさんからは、ウイスキーボンボンが回ってきた。食後は、コーヒーや、おしるこ等それぞれに楽しみゆっくり過ごす。しかし、biwa爺ちゃんは、都合が悪く、焼き物のお店が開店しないのは、ちょっと淋しい。
頂上では、皆さんが、展望が開くのを待ちながらのおしゃべりタイムを過ごしている。
しかし、晴れてくる気配もなく、下山ルートを、NTT電波塔の方に周遊することにして出発。頂上のすぐ下には社があり、その尾根の下方には、鳥居が見えた。鈴鹿の入道のように、どこかの神社の奥の院だろうか。
ここから稜線を降りていくが気持ちのいい雪稜の下りである。晴れていれば、ワクワクするだろう。鞍部に向かって下る所で、山日和さんがヒップソリを出すが、今日は、沈みが深く、シリセードは、よけい疲れそうだ。
下って行くと左斜面には、なかなかいい感じのブナが立ち並んでいる。ブナに誘われるように大木のブナの写真を写す。ひいちゃんから「二人、同じかっこうで写真を写してはる~。」と声が飛ぶ。ふと見ると山日和さんも、ブナに惹かれて写真タイムで同じブナの木を撮影中だ。
ブナは、なんとも人をひきつける。
ブナの魅力をどう感じるかは人それぞれであろうが、私にとっては、ブナは癒しだ。ブナそのものもそうだが、ブナが作る枝の抱えるあの空間に、より癒される。
鞍部に下ると林道と出合う。ここから再びの登りがちょっと辛い。やがて、展望台と書かれた枯れ木の立つ展望地(尾根の分岐)へ到着する。展望台と言われても、ここからどんな風景が見えるのかな?晴れていれば、ここからも北アルプス(笠ヶ岳の右肩に槍ヶ岳が覗く)や乗鞍岳が見えるらしい。
皆さんが、談話しておられる間に、寝不足の解消だ。「とっちゃん、立ったまま寝てるで~。」と山日和さん。おっとっと、見つかっちゃいましたか。(@_@。
分岐点となるここから、電波塔へ向かい南の尾根を降りて行く。 鞍部を過ぎると、緩やかな登りとなり、やがて霧の中にぼっーっと電波塔が立つピークに到着。ここでも暫しの談話。向こうから職員の方が来るぞ。って、わけも無く、kasayaさんだ。さて出発しようとすると、ザックが一つ余っている。ザックを忘れて出発しようとしたのは、さて、だれでしょう?
電波塔脇から尾根ずたいに下り、一旦林道に出る。カーブミラーの支柱は雪で埋まっているが、たんぽぽさんの発声で、カーブミラーに写る皆の記念写真を写すことになった。なかなかいいじゃないの。
林道を下る手もあったが、再び尾根に入り下ることにする。ちょっと方向を修正して、斜面のトラバースをし、尾根に乗る。うまいぐあいにガードレールが重なって、間があいているのが見える。あそこをくぐるの?
モデルになって、ハイポーズ。それぞれ、ポーズをとりながら、登山道の標識の下をくぐる。なかなか面白い趣向じゃありませんか。こんな登山道って、初めてだ。
この先のピークを右から巻いて、下山予定の尾根に乗る。この辺りは古いブナ林などが保存されているのか、巨木が立ち並んで気持ちのいい尾根である。「こんなブナ林があるのなら、ピークを外さずに下ってきた方がよかったんじゃないの。」っと、バーチャリさんは、もう一度ピークへ登りかえしたいくらいの勢いだ。しかし、みっけもののブナ林に感謝して、それぞれに写真タイムを楽しむ。
やがて尾根は急になり、植林が入る。たんぽぽさんは、平気のへいざで、いつものように鼻歌交じりでスタスタと下っていく。この程度の傾斜は、傾斜の意識もないたんぽぽさんだから、早いこと早いこと。Kasayaさんと私は前後しながら、こけないぞ~っと気合をいれて、滑らないように注意しながら、たんぽぽさんに続く。
離れている後続が気になり振り返ると、ちょうど山日和さんが、転んだひいちゃんの手をとって、起こしてあげているところだった。すぐ後ろで転んでいるバーチャリさんは? 百戦練磨の経験者だから大丈夫なのかな。
ひいちゃんとバーチャリさんは、歩いては転びの繰り返しが嫌になったのか、シリセードに転進らしい。逆手にとって楽しむ良い考えだ。
こんな滑り安い斜面こそ、山日和さんのヒップソリが活躍するのではないかと思うが、ザックにしまったままだ。山日和さんは、離れていく後続の女性陣の様子がよほど気になるのか、立ち止まっては振り返っている。
最後の着地は、車道に降りるガードレール。法面とガードレールの間には水路が走っている。その上スノーブリッジは、大丈夫なの?っと、気にしながら、車が走る道路に着地した。そこは、朝、車を置いた駐車地である。
着地してからスノーシューを脱がないと、水路のボソっと落ちないかと心配である。後続の方々に、水路&車に注意の声をかける。宮指路さんが、ガードレールにストックが引っかかり、自分に当ってしまったようだ。痛そうなので、様子を見に行くが、大事はなかったようで、安堵する。
たんぽぽさんの、初スノーシューin飛騨で雪山を楽しみ、グループ登山には、ちょうどいい時間帯に無事帰着した。
これから、温泉&お食事をに行くという、山日和さん&ひいちゃん、バーチャリさん、温泉だけ同行のkasayaさん&宮指路さんとお別れして、たんぽぽ号で、そのまま帰路に向かった。
普段、飛騨の山にはあまりご縁のない方々も、飛騨の山に行くきっかけができ、皆さん満足の山でした。
落第忍者さんも、来年の飛騨の山企画を楽しみにしておられることだろう。私も、今度は一度、山スキーでも訪れてみたいと思った。
ぜひ、来年も、ぽぽんたちゃんの愛する飛騨の山企画よろしくね。その時は、晴天に恵まれ、ぽぽんたちゃんの見せたい景色が皆に見えますように。そして、また、新たに飛騨の山とのご縁ができる方が増えますように。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆