おはようございます、TrailWalkerさん。
喜平小屋大滝とブナの稜線歩きを楽しもうとヌタハラ橋にやってきた。いつも使う駐車地には、ここに停めてはいけないという立札が立っていた。千石林道の方を見ると、路肩が削られ木も倒れており通行不能状態になっている。それではとヌタハラ橋をわたった場所に駐車した。
喜平小屋大滝氷瀑ついに行かずに終わってしまいました。行きやすいだろうと思ってたけど、シーズンは雪に阻まれるし意外に入り難いですねぇ。
入渓点なんですね、カーブに置くと積んだ木材で車が殴られる訳なんだ
そういう事ですか。
木材を積んだ車が曲がれないんだ・・なるほど。
シャッポ尾根をながめながら千石林道を歩く。長い林道歩きなので、シャッポ尾根を歩いた時のコースを思い浮かべながら歩く。歩いていくが千石林道はさほど荒れていない。ところが井戸谷にさしかかると状況は一変する。千石林道は井戸谷をつづら折れになりながら高度を上げ三度井戸谷を横切っている。三回崩壊地を歩いたが、上部になればなるほど崩壊の規模が大きかった。ようやく千石林道終点に到着。
あの最後の崩壊点の倒木が鬱陶しいです。
両岸ともめんどうでした。

- 最後の崩壊地
雪と土のまだら模様の斜面を下り赤クラ滝谷の出会いに下りる。雪解けで水量が多い。おまけに残っている雪は落とし穴状態で歩きにくい。雪の下がどうなっているのかわからないので気を使いながら歩いていく。すぐに着くはずの喜平小屋谷左岸の乾留工場跡まで40分もかかってしまった。[/color]
歩きにくそうですね。
雪が積もって川岸が高くなってるし、おまけに雪自体も落とし穴だらけでした。
トラバースにかかる。以前来たときは難なくトラバースした記憶があった。しかし、今回は当てにならない雪と雪解けの濡れた斜面のトラバースになり慎重にならざるをえない。もう少し雪がしまった時期にくるべきだった。[/color]
中途半端な雪だとあのトラバースはいやらしそうですね。
もう少し早く来ればと思いました。
トラバースを終え降り立つと喜平小屋大滝からはすごい量の水が流れている。よく見ると滝下に真っ二つに割れたピラミッドがある。氷瀑が落ちそこに水が流れこの造形を作り出したようだ。滝の水しぶきに光があたりピラミッドに吸い込まれていく。神が降臨したようにも見える。大滝の氷瀑は見られなかったが、この時期にしか見られない造形が見られたので満足だ。
ほんとだ、何か神殿の様に見えるし、中に有るのが像にも見えますね。最盛期の姿もやはりみてみたいです。

- 喜平小屋大滝
標高が高いので氷結しやすそうですもんね。
是非一度見に行ってください。
アイゼンを着け、左股から右岸に取りつき滝上に上って行く。水量が多いので、左股の水の流れる岩を上るしかしょうがない。カッパのチャックを閉めて、岩にアイゼンをかませながら上った。上り終わった所にある洞穴は凍っていた。そして、すぐに雪のついた小谷の斜面を上る。ここだけは、雪のおかげで以前より上りやすかった。前回はここから大滝の滝口に降り立ち、ナメを上りつつ谷を詰め左岸尾根から県境稜線に向かった。
水流で岩は凍ってはいなかったんですね、凍ってたらアイゼン付ければかえって登りやすくなるのでしょうね。
水量の多い冬の沢登りって感じです。
今回は、滝口には向かわずそのまま尾根を上り千石山に向かうことにした。植林の尾根を上っていくとシャッポ尾根が霧氷で白く輝いている。雲も動きだし青空も見えてきた。とはいうものの落とし穴だらけの中途半端な雪の上りは疲れる。なかなか進んでいかない。植林が終わり自然林に変わりだしたころに雨が降ってきた。最初は雨と思ったのだが、霧氷が溶けて降り注いでいるだけだった。上るに従い雨が霧氷のかけらに変わっていった。千石山が近づくにしたがい立派なブナが現れだす。県境稜線に出て少し上ると千石山のピークだった。
県境の千石東峰に上がったのですか?それとも県境から外れた東のピークかな、?
上ったのは県境の千石東峰です。

- 青空
待ちに待った県境稜線のブナ街道が続く。ブナの霧氷が青空に映えてきれいだ。思わずシャッターを切る。写真ではわからないが実際には、霧氷のかけらが間断なく降り注いでいる。稜線にはたくさんの獣たちの踏み跡が残っていたが人間は通っていないようだ。おおきな踏み跡が稜線を横ぎっている。あらまあ熊の踏み跡だ、昨日は雨だったから朝方にでも通ったようだ。瀬戸越をすぎゆるやかな斜面を上ると笹ヶ峰だった。このあたりにも大きなブナの森が広がりなかなかいいところだ。
この辺りは三峰に比べて晴れるのも遅かったようですが、稜線に出るのも遅くなってるのでちょうど良かったのかも。しかし霧氷の落ちるのは早いですねぇ、ばさばさ落ちてきます。
熊跡追えば遭遇できたかもしれないのに。 まさかねつ造じゃ無いですよね、拳骨で付けたとか
神の手ていうのもありましたね。
TWさん今度熊の足跡、金属で作ってくださいな。
疲れてきたのでゼリー状の栄養補助食品をとり、
ぐ~さんの替わりに言っときますよ、美人女優さんの手作りおにぎりだけでは栄養足りなかったの?贅沢言うなよ~!
最近は、夜にぎっておいてくれたおにぎりをチンしています。
赤クラ滝谷に下る。このルートにはテープがつけられており最初は迷うことはない。快調に下って行くとテープが消えた。そういや急斜面を下りながら巻く場所があった事を思い出した。斜面をよく見るとロープの端が少し見えているが、それ以外は雪に埋まっている。慎重に斜面を下る。
何年か前ここスノーシュー履いたまま登りましたよ、このロープの有る所で中々上がれずもがきました。
あの場所の新雪はめんどうですね。
大変だったでしょう。
こうした場所でのアイゼンは必需品だ。下る途中で右足のアイゼンが取れかかっているのに気づいた。どうもアイゼンテープを止めている金具を踏んでテープが緩んだようだ。右足のアイゼンを手に持ち、左足のアイゼンとピッケルを使って巻いた。
私と同じ片アイゼンの羽目になりましたね。
同じ轍を踏んでしまった。
しまった、しまった島倉千代子。
困った、困った駒鳥姉妹。
壊れた鹿避けネットに沿って下ると植林に入る。前回はここから白テープに誘われて尾根伝いに下り、途中で引き返した所だ。植林の下降地点にはたくさん下降地点を示すテープがつけられていた。以前には無かったもので、私と同じミスをした人もいたのだろう。杣道はこの時期使われていないのでわからないが、とにかく植林のピンクテープを追って下っていくと赤クラ滝谷に降り立った。対岸に渡りピンクテープを追ってトラバースし林道終点に着き、アイゼンをはずした。赤クラ滝谷の下りでは下部で濡れた斜面を歩くことが多かったが、アイゼンのおかげで安心して下れた。
まっすぐ出会いに降りればいいのに。
えっ。降りれるの?
前回引き返した時は伐採の倒木だらけで降りれると思いませんでした。
中途半端な雪で予想外に時間がかかってしまったが、天候にも恵まれ静かな山旅がたんのうできた。台高の自然は豊かだ。
登りに結構時間が掛かってますね、でも笹ヶ峰2時前で4時半に戻れるんですね、早い! お疲れ様でした。=TW=[/quote]
ありがとうございます。
今年は例年より長く雪が楽しめましたね。