zippさんこんばんは、zippさんにしては早いレポですね。
家のまわりには、一昨日降った残雪がまだ残っている。…なのに、車窓から見る里に、何処にも雪がないのを不思議に思いつつ、国道166号を西進する。
宮本地区に入って、やっと残雪だ。今回の積雪は、南の方が多かったんだろうか。
記録的豪雪のはずだったのに山肌にはあまり雪が付いて無かったですね、そんなに降らなかったのかな?思いましたけど。なんかいつもと違う感じでした。
江馬小屋谷を過ぎた、日当たりの良い乾いた路面広場でチェーンを付けた。
4WD4SRならチェーンは要らないのかと思いましたが、zippさん慎重派ですね。
ここから見上げる檜塚方面は、少々もやってはいるものの青空だ。きょうは、青空に白い樹氷が保障されたような日なのだ。
今日はやったぜ!って思ってたでしょ。私も同じですわ。
岩崖を、いつもより下部で抜けてしまい、少々アルバイト。雪が徐々に深くなり、たまらなくなってグーシューを履く。シューを履けば、雪の下に枝木が落ちていても滑らなく登っていけた。
登山口ポストまで、いつもより20分ほど余計にかかっている。粉雪が舞い始めたが、粉雪を透かして見る空は青空だ。
鹿の足跡は、ポストを少し登ったところで早々と消えた。狐の足跡は、忠実に尾根を登って行っている。
やっぱりこのルートですか、あっちこっち山抜けで上がり難くなりましたね、下の道路からは考えられない位雪があるんですね。
植林を抜けた落葉樹の林では、積雪も少なくなり沈み込みも僅かになるのでは?と期待していたが甘かった。
急登のヤセ尾根なのに、20㎝から30㎝、シューが沈む。なんなんだ!この積雪は。檜塚まで届くのだろうか?朝遇った、とれヲさんをラッセル要員に誘うんだった。
きつい登りだからえらいですよね、スノー衆は9人態勢だけど、なんせ「ひとり」ですからね
私は宮指路さん並みの五体投地ですから、ラッセルは駄目です
これから進む方面は、木に巻かれたマーキングテープの高さまで積雪しているのである。
あんらまぁ、この雪っていつ降った雪なの、高い所だけ積もって下には落ちなかったのかな?、三峰も深かかったってケルトさん書いてたね。
この時点で、通常より1時間強余計にかかってしまっている。それに粉雪は相変わらず降っているが、見上げる空にいつの間にか青空が無くなってしまっている。鉛色の空だ。
きっと、とれヲさんが青田から檜塚を目指しているせいだろう。
違うでしょ、日ごろの行いだと言ってたでしょ!
稜線には、狐の足跡も消えた。動物の足跡が消えるなんてあっただろうか?
キツネやタヌキは化かしますからね、ドロンと消えますよ
右足の膝上がこわばり、攣りそうな感じだ、時々立ち止まってマッサージ。次は左足の付け根がこわばる。
よくぞまぁ、あの最後の登りがきつそうです、なんせ~「ひとり」ですからね~
それでも、檜塚手前の雪をたっぷり蓄えた急登を登って、檜塚だ。
檜塚の樹林帯を越えると、ガスが掛かり、突風が吹き荒れ雪煙が舞い上がっている。きょうの保障されているはずの青い空は、いったい何処へ行ってしまったのか?
そうですか強風まで吹いてましたか、谷の中では風は無かったですが、しかし天気は判らんもんですね、善い行いしても天気だけは変えられまへん。
マナコ谷分岐に来るが、マナコ谷からのトレースはない。とれヲさんは青田からマナコ谷ルートだと思ってたのだが…。しかしこの天候はいったいなんなんだ。
それでも、マナコ谷分岐を越えると、ガスが晴れ、雲の隙間から陽が雪面に届くようになった。とれヲさんの呪縛がとけたかのように・・・。
はいはい、私の呪縛結界から外れたようですね
奥峰への到着は、通常より1時間半強時間がかかっている。通常より1.5倍の時間がかかっているわけだ。明神岳側からのトレースもない。わたし、ひとりだ。
時々陽が射し、青空も見え始めた。どんよりした雲の下に、大台ケ原まで展望が広がっている。
やりましたね、たった一人でトレースも無いと達成感も一入でせう。
風を避けようと、奥峰を少し降りたところでザックを降ろす。今日の風は随分西寄りの風で、避け切れない。
ストーブを付けようとするが、ホースの接続箇所から燃料が漏れる。再度締め直すが変わらず。手袋を脱ぎ再び…。手をかじかませながら何度こんなことをやっていただろうか。そして、ノズルが詰まっているという結論。ノズルの穴を通す道具を持っていないことより、このかじかんだ手で細かい作業はできないと、広げた荷物を撤収する。寒いのだ。
別の場所で、非常食をあてにビール!でも飲もうと奥ワサビ源流の森に向かうが、時間を見るともう14時前だ。帰着時間を考えるとゆくっりはしてられない。帰りは山腹を辿ろうと思ってたが、それも無理な時間になってしまっていた。
あらら、いつものzippさんじゃないですね、朝から厄病神に出合ったのが運の尽きだったですか?
1214の西コルからはトラバースして、雪を蹴散らし進み、往路に着けた自分のトレースに合流する。ここで遅い昼食だ。
ゆで卵とドライソーセージにビア。青空に陽が射しポカポカの雪原で飲むビールの予定だったのだが…、ビールは半分しか飲めないよ。
そりゃここで飲んだら飲酒運転ですよって!
明日、ここを登る人は楽だなと、ついでに雪に埋まったロープを掘り出しておいた。
帰路も山ノ神にお礼を云って、駐車地着です。
だれがその幸運のロープを手にしたのだろうか?私もいきた~い =グレーゾーン(?)のTW=