【日付】2025年10月17日(金)
【山域】鈴鹿/藤原岳
【ルート】茨川6:45-迷尾根―藤原岳-西尾根-16:20茨川
【天候】晴れ
【同行】単独
10月に入るとさすがの猛暑もどこへやら、さすがに涼しい秋がやってきた。ヤブオフは悪天候で延期になったが、その前に足慣らしのため久しぶりに鈴鹿を歩いてきた。
行先は茨川から藤原岳。茶屋川を遡行して三筋の滝を越えて真の谷、さらに頭陀の平から藤原岳の展望丘、下りは西尾根か孫太尾根周りで…と地形図をプリントする。しかし考えてみたらそんなロングルートは老体にはゼッタイ無理やろ? そう考えると自信もモチベーションもダウン気味になるが、持ち前?の「何とかなるさー」思考で、とにかく足を運んでみた。
茨川林道を走るのは何年ぶりだろう? 竜ヶ岳や静ヶ岳への尾根を歩いていたのは15年ほど前だ。林道は思ったより手が入っているようだが、昨日の雨のせいか大きな水溜りが連続。道幅いっぱいのプールになっているところもある。最低車高の低い乗用車では難儀するやろなぁ…。時速10~20㎞でなんとか林道終点へ。国道分岐から40分もかかった。
八幡工高と名大の小屋はまだ健在だ。その裏から迷い尾根に取り付く。この尾根は登ったことがあると思うのだが記憶は全くない。登山路というには貧弱な踏み跡を探しながら少しして「レスキューポイント1」の黄色いプレート。ここが「1」なら最後は何番やろ?
朝の陽光が木漏れ日となって降りかかる。まるでスポットライトを浴びている気分。上空は白っぽいがどうやら予報通り晴れてくれそうだ。やっとこさで尾根に登りついたら「RP2」のプレート。
co820ⅿあたりだ。さらに15分でその先の・845らしいピークに到着。ここが県境尾根とのjctかと思い込んでいたせいでGPSの指針と合わない。少し迷ったがGPSに従って下り気味に進むと正しいjctピークに出て、「ここは迷尾根」のプレートが立つ。隣には「RP3」プレートも。
ここから藤原岳までの標高差は300ⅿくらいだから正午までには着けるだろう。気持ち良い尾根を進み孫太尾根の・965pが近づく。ピークには行かず左のトラバース道へ。地形図の2本の破線のうち上のほうを進む。道と言ってもヤブはないが踏み跡程度の獣道並みだ。
右上の尾根稜線が近づいてきたな…と思って直登したら「RP5」プレートが立つ尾根に出た。GPSを見ると地形図の合流点とぴったり一致した。
ここからも山腹の巻き道を行く。co1050mからはカレンフェルトの岩ゴロゴロ急斜面。イヤな巻き道より登りやすいかも知れない。頂点に「昭33 9」と彫られたセメント会社の石柱が立つ。ここが「展望丘」かと思ったが、その先のピークに登山者の姿が見える。「プチ展望丘」ってことにしてホンモノへ疲れた足を運ぶ。
さすがに人気の藤原岳だ。平日というのに展望丘には登山者が数人。若い女性ペア、単独の妙齢女性、岩の上では高齢男性が昼寝中。そのうち別の単独男性も登ってきた。見下ろす小屋のあたりにも人影が幾つか動いている。少し離れた天狗岩にも登山者の姿が見える。晴天予報は今日一日だけということもあるのだろう。
1時間ほどのランチ休憩で下山へ。西尾根を下るつもりだが、取り付きはどこだったかな? 展望丘のピークから煩い雑木を掻き分けながら尾根を下ると西尾根に乗れた。広くてヤブもない気持ち良い尾根だ。ただザレザレのためブレーキをかける膝がガクガクになる。
co860ⅿで蛇谷と善右衛門谷へのルートが分かれる。善右衛門谷分岐へ下り三筋の滝まで行ってみる予定だったがもう足が持たない。ピンテを頼りに南西に延びる尾根を下る。ラストは植林帯になり作業の踏み跡を探しながらジグザグに下っていき茶屋川に着地(着水?)した。
ここからは川下りなので履き替えるつもりで沢足袋を担いできたのだが、面倒くさいので登山靴のままで下る。1時間ほどで茨川集落跡の神社の鳥居や青い名大小屋が見えてきて駐車地に帰り着いた。
ビショ濡れの靴下を脱いでサンダルに履き替え、水溜りだらけの泥んこ林道を金居原へ向かう。
どれくらい歩けるのかテストのつもりだった。一部予定ルートを省略したものの、今の自分には結構ハードな山行となった。
~びわ爺