【 日 付 】2025年2月14日
【 山 域 】台高
【メンバー】tsubo
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】大又駐車場ー明神平ー桧塚奥峰ー明神平ー大又駐車場
よし、行こう!
13日の昼過ぎ、予定していた畑仕事が終わると迷いがなくなった。
うちに帰ると、いくつかの計画書の中からこれ、と決めてコピーする。
パッキングをして、車中泊のお鍋の具材を用意する。
1月に3週続けて山に行ったせいで準備は慣れた。
今年は関西の山も寒くて雪が多い。滝は氷結しているようだ。
最近敬遠していた明神平から桧塚奥峰に行くことにする。
スノー衆の前にスノーシューにできるだけ慣れておきたい。
氷結した明神滝が見たい。明神平の霧氷は綺麗だろうか。
この日は2月14日、バレンタインデー。
私が初めて桧塚奥峰に行ったのは2010年の2月14日だった。私より二回り若い20代の女性と二人で行った。
私がバレンタインデーに若い女性と二人で山に行くのはいいけど、まだ若い独身の彼女がこんなおばさんと二人でバレンタインデーに山に行っていいんだろうか?
新婚旅行はシルクロードに行きたいと言っていたが、まだ独身だ。
その日はいいお天気で霧氷が素晴らしかった。だが、暖かくなり、行きは雪で白かった明神平は帰りには地肌が見えていた。
大又の駐車場に近づくと、林道が凍結していた。やっとスタッドレスの恩恵に預かる。
6時半前に着いた駐車場には3台の車が止まっていた。やはり人気の場所だ。
支度をしていると、少し離れた場所に止まっていた軽トラがすぐ横に移動してきた。中から70代くらいの男性が下りてきた。オレンジの上下のカッパを着ていた。角ばったザックだ。カメラ用だろうか。
林道が凍っていそうなので、最初からチェーンスパイクをつける。川向うに大きなつららができていてテンションが上がる。きっと明神滝も凍っているだろう。
最初の渡渉点に着く。補助ロープが減っていた。
以前、小さなザックなのに補助ロープに引っかかったことがあった。それ以来大又から明神平に行くのを避けていた。
今回はスノーシューも付いている。これがロープに引っかかったらどうしようと思っていたのだ。ほっとする。
ロープはこのくらいでちょうどいい、と言うよりもなくてもいいと思うのだが。
明神滝は見事に氷結していた。私はこんなに凍った滝を見るのは初めてだ。
大きな石の下には氷柱ができていた。これも初めて見る。若い女性にモデルになってもらった。
オレンジの男性は大きなカメラを構えていた。ヤマケイから出ている百名山の本に写真が載ったことがあるそうだ。
明神平に着く。
素晴らしい霧氷の森が広がっていた。空も青い。今年初めて青空と雪、霧氷の美しいコントラストを見ることができた。
東屋のいすやテーブルが雪で隠れていた。こんなに雪の多い明神平は初めてだ。
先ほどの女性とチョコの交換をする。そう、今日はバレンタインデーだ。彼女は薊岳に行くと言っていた。
スノーシューに替えて桧塚奥峰に向かう。途中まで今朝の物らしいスノーシューのトレースがある。あのオレンジの男性のトレースだろう。
若い男性に出会う。マナコ谷から登ったそうだ。風が強くて飛ばされそうになったと言う。今日は大又から登って良かった。
ヘルメットをかぶった男性と出会う。もしかして、落第忍者さん?
「ヘルメットをかぶっているんですね。」と話しかける。
「宮ノ谷から登ったんです。笹ヶ峰まで行く予定です。」振り返ると、ザックにはピッケルが付いていた。
私が知らないやぶこぎの人だろうか?
桧塚奥峰に着く。今日は素晴らしいお天気だ。大峰の山もよく見える。
男性が一人登ってきた。
「バレンタインなのでどうぞ。」チョコを差し出す。
「昨日、息子が送ってきたんです。」「優しいんですね。」
少しすると、朝駐車場で会った男女がやってきた。カップルだからチョコはあげない。
明神平の近くまで戻ってくると、朝のオレンジの男性と会った。「桧塚奥峰まで行こうと思いましたが、途中で会った人に霧氷が少ないと聞いたので引き返してこのあたりで写真を撮っているんです。」と話す。
あっ、チョコを渡し忘れた。
この日の明神平は帰りも雪で白かった。
今年初めての素晴らしいお天気に恵まれた山歩き。
雪、霧氷、青空。
山がくれたバレンタインプレゼント。
翌日は晴れたが、霧氷は付かなかったらしい。
ありがとうございました。
家に帰ってやぶこぎを見ると、スノー衆のお知らせがあった。
これも素晴らしいバレンタインプレゼント。今日、スノーシューを経験しておいてよかった。
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
tsubo