山日和さん、こんばんは
体調も徐々に回復基調でしょうか?
登山口へは右の林道へ入るのだが、ショートカットするつもりで左手の尾根に取り付いた。
しかし尾根に乗ったつもりがわずかに進んだところで尾根が谷に没してしまった。地形図に表れない小尾根だっ
たようだ。急がば回れということで、振出しに戻って林道を歩く。
全てが目論見通りに行かないのが人の常
積雪は少ないが担いでいるよりはマシということでスノーシューを装置。緩い勾配を一定のペースで歩けるの
で林道の方が楽だった。
そりゃそうですね
林道終点からは山道に入る。雪に覆われているが、幅の広いしっかりした登山道が続いているのがわかった。
標高が低いのでアカマツや常緑樹が主体で、食指の動く林相ではない。
405m標高点のある南越前町と越前市の境に着いた。雑木林が広がるゆったりとした場所でひと息入れる。
今日も体が重く、本調子と言うにはほど遠い。
やはりブナが出てこないと本調子にはならんでしょう
ここから菅谷峠へは緩やかな尾根が続く。空は真っ青で、体の重さとは裏腹に心は軽い。
看板があり、「切り通し」という説明書きがあったが、切り通しというのは尾根を横切るように付けられた、
文字通り「切って通す」道であって、こういう掘り込まれた道は「掘割」と呼ぶのが妥当ではないだろうか。
いずれにせよ、よく踏まれて掘り込まれた道は歴史を感じさせ
登山用語では「切通し」という言葉はあまり使われませんね。
逆に掘割はよく出てきます。
登り着いた592mピークには「佐々布光林坊墓跡」の看板があった。こんな山中にも一向一揆に絡む史跡が
あるのだ。階段を下ると広い林道が通じる菅谷峠である。東屋があり、東方向の好展望が開けている。
少し霞みがちだが、三周ヶ岳から美濃俣丸、笹ヶ峰、金草岳へと続く越美国境稜線が横たわっている。
美濃股丸はスノー衆で連れてもらったきりなので又行きたくなりました。
P2010059_1.JPG
ピッチを上げるとカッコを付けたが、実際にはsatoさんがひとりでラッセルしているので自分は踏み跡を付いて
いくだけである。大して積もっているわけではないが、今の自分には荷が重いのだ。
体重が軽いとは言え、これほど軽やかに速いスピードでラッセルする人を他に知らない。ラッセルしている後を
付いて行っても、いつも置いて行かれるのだ。
さながら昔のスーパーマンじゃなくスパーウーマンと言ったところですね。
御池岳の真の谷からの新雪の登り返しをラッセルしてほしい
ホノケ山頂に到着。日はすっかり陰ってしまったが、展望はまだ効いている。
スノースコップでランチ場を設営するが、新雪が10センチばかり積もった下はカチカチで掘るのに力が必要だ。
程なく5人パーティーが到着。山頂は一気に賑やかになった。
青空はなくなったものの、白山の姿はよりくっきり見えるようになったのがうれしい。
白山を遥拝しながらのランチタイムは半年ぶりだろうか。
2人でもスノーテーブルを作るんですね。
体が冷えてきたので下山にかかる。選んだルートは山頂から少し引き返したところから東へ延びる尾根である。
19年前にも歩いているのだが、悪い印象はなかった。但しその時は菅谷峠から林道を歩いて尾根に乗っている。
主尾根から東尾根を急降下。まあまあ歩きやすいが、問題は林道の出合がガケになっていないかどうかである。
真下に林道が見えると果せるかな、5mほどのガケになっていたが、雪が積もっているのでなんとか下りられそうだ。
ストックとスノーシューを投げ落として下降。滑っても雪がクッションになってくれる。
ちょうど林道のヘアピン部分で、深い切り通しが2か所続く面白い地形?だった。
道路の法面はどうしようもないので私は避けるようにしています。
5mもあれば私は引き返します
最後も尾根を直進すれば駐車地のすぐそばへ下りられたのだが、倍以上の距離になる林道歩きを選ぶ。
だんだん足が痛くなって、最後はびっこを引きながら車に帰着。
望外の晴れ間に恵まれ、新雪を楽しめたホノケ山だったが、完全復活への道のりはまだまだ遠い。
まあ、あまり無理をしないでボチボチ行きましょう
宮指路