「日時」2024年11月23日(土)
「天気」晴時々時雨
「山域・山名」鈴鹿仙ヶ岳山麓・西岨(482.1m)
「コースタイム」10:30駐車地~12:20西岨~15:40不動尊~18:00駐車地
最近、鈴鹿300座なるものがあると知って、今までの記録を辿ったっらもう130座くらいは登っていた。
最近は意識して集中的に登っているので順調にペースを伸ばして、西岨で174座目であるがまだまだ先は長い。
中には200mほどの低山も結構あるようだ。
取り付きは矢原川右岸尾根の末端からで路肩に停めて出発した。
登り易い植林帯を順調に登って行くが、途中大きな樹木に面白いキノコが生えているのを見つけた。
果たして、これは呪いのキノコなのか幸運を呼ぶものかは分からない。

- キノコ
その後、アップダウンを数回繰り返し、30mくらいの急登をこなすと・344ピークがあり、その奥に古い標識が掛った西岨があった。
鈴鹿300座はほとんどが新しい標識に架け替えられていが、古い標識のままになっているのは珍しい。

- 西岨
さて、ここら一旦、尾根を下るが最低鞍部あたりから右手の沢に下りて、法印のコバや出来たら 定穴というのも覗いてみたかったが、下りられそうな斜面も下りてみないと先が分からないので一旦諦めて、先を進んだ。
急坂を下ると正面に岩交じりの大きなコブがあらわれた。ここを登るには岩や立ち木を掴みながら登って行くしかないので、ここを戻ることは難しいかもしれない。しかし戻るならここだと思ったが、行けるところまで行ってみたいという気持ちが勝って前に進んだ。
その後も2~3回アップダウンがあり、大きなコブを上がるとそこにオッパイ山南峰の標識があった。

- オッパイ
300座でよく使われる標識であったが残念ながらこの山は300座には入っていない。恐らく、周りをよく観察すればその名の由来の岩があるのだと思うが、時間もないので先を急いだ。ここからの下りがかなり急だったので苦労した。
この鞍部で左手の斜面がなだらかだったので、ひょっとして、ここから登山道に下りられるかもしれないと思ったが、最後で下りられず引き換えすとさらに遅くなる可能性があるので、それは止めることにした。
次に又、三点確保の岩場が出てきた。ここも一瞬登るのを躊躇ったが、ここまで来たら行くしかない。よく見たらトラロープが掛けてあった。やはりここも来る人はいるんだなと思った。
次はとうとう最後の岩場であるが、右は崖なので進むのは無理と判断し、左から巻こうと思ったが、ハングしている大岩が邪魔をして行くことができない。止む無くもう一度右に活路を求める。よく見たら崖沿いに薄い踏み跡がある。へつるように踏み跡を辿る。
もう少し先にはっきりした踏み跡が見えたので、助かったと思ったら足元の踏み跡がスッパリ切れ落ちている。この瞬間に絶望感が漂ったが、しかし何とか活路を求めなければならない。
時間も押しているので、戻って川に下りるのも危ないだろう。もう上に活路を見出すしかない。少し戻るとほぼ垂直だが何とか上がれそうな岩場が表れた。一歩上がると掴まれる立ち木が2本あった。これで上がれると思ったが、体が木に挟まって上がれない。体勢を変えて横から上がることもやってみたが体勢が不安定になるので諦めたが少し戻って違う方向から見ると又上がれる可能性が見えてきた。今度こそと思って、思い切って立上がった。5mくらいの登りであるが、下が崖なので落ちたらタダでは済まない。立ち木が安定しているのかを確認しながら、慎重に登った。

- 最後の一手
やっと上がった所が何と不動尊の目の前であった。

- 不動尊
まさに最後の一手で歓喜の一瞬だった。
その後、その上の岩場を登って、3体石仏に挨拶した。

- 三体仏
さあ、後は南尾根分岐から下山するだけである。
時間は16時近くなっているので、急いで下山する。
最初はガレた下りなので慎重に下る。左側の崖は恐らくオッパイ山の下りで「ここから登山道に下りられるかもしれない」と思った場所と思われたが、とても下りられるような所ではなかった。その先も下りられそうな所はなかった。
17時を回ると辺りは暗くなり始めたのでヘッデンを付けた。
このコースは一部沢沿いを渡るので、気を付けて足を進める。
林道に出るところの広場では真っ暗であった。
私の登山では、ヘッデンは必須アイテムなのである。
宮指路