【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

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Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by 山日和 » 2024年8月23日(金) 19:03

グーさん、再びどうもです。

たしかに!
紀伊半島縦貫自動車道が出来る見込みは・・・無いでしょうね。

できたとしても来るかどうかは・・・

万才橋の先の崩落地の調査や工事がある時に林道が整備されます。
そのタイミングで行くと均された路面を走ることが出来ます。

あの時はちょうどそのタイミングだったのかな?
あめちゃんやわりばしさんも入ってました。まあ、わりばしさんは路面を気にしないけど。 :mrgreen:

>「桧塚若水」見たこともありません。国見若水も見たことないですわ。

まあ悲しい。
どちらも湧水ですから水場として利用できると思うのですが。
ペットボトルに注ぎやすい段差もついているし。


案内標識立てといて下さい。 :mrgreen:

P8170118_1.JPG

花・紅葉は1週間違いでチャンスを逃してしまうのです。
(最適期はたった3日間しかないそうです)

10月下旬に桧塚稜線部が紅葉になり、
11月上旬に一段下がったヌタハラ谷不動滝あたりが紅葉の適期になるのです。
翌週では落葉が進み、かなり寂しくなってしまうのが例年です。
もしオフ会場がダイラなら11月第2週あたりが紅葉適期だと思いますよ。

と、断定しておいてから逃げの言い訳が浮かんでくる。
いつまでも冷え込みが来ないと大幅に遅れてしまうかも。
最近の異常気象はグーのロートル思考回路の外です。
実際のところ、出たとこ勝負、行き当たりばったりではあります。

今年はどうなるか、神のみぞ知るですね。 :lol:

               山日和

Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by 山日和 » 2024年8月23日(金) 19:01

sato さん、どうもです。

菅倉山で痛めたふくらはぎが、一週間たっても治らないとお聞きして心配でしたが、
17日にお山を楽しんできたと知り、ホッとしました。でも、また痛みがぶり返したのですね。
一旦痛めるとなかなかすっきりとはしないのでしょうか。

今回は2~3日で傷みが一旦引いたんだけど、また急に痛み出して、少し治まってきたところです。

木屋谷川は、5年前のお盆明けに教えてくださった谷ですね。
大峰台高の山は不案内で、谷は全く訪れたことのない私に選んでくださった谷でした。
鬱蒼とした谷を想像していたのですが、広葉樹の明るく開放的な谷で、
苔むしたゴロゴロとした岩の間を縫う躍動感あふれるうつくしい流れと、緑がかった透き通った淵が印象的でした。

木屋谷川は台高でいちばん好きな谷ですね。キレイで簡単というのが大きな理由ですけど。 :mrgreen:


P8170031_1.JPG

5年前は、万才橋まで30分くらい歩きましたね。
30~40分くらいなら、荒れた林道をヒヤヒヤしながら走るより歩いたほうがいいと私は思っています(笑)。

それでも往復1時間ぐらい余分に歩かないといけないので面倒です。

ワサビ谷の入り口のゴルジュは覚えていないのですが、帰りに登山道を歩いた時に出会ったワサビ大滝の豪快なお姿は忘れられません。
台風の後だったからなのか、道が滝で分断されていてびっくりしました。

下りの登山道で谷を横切るところは渡渉の連続でしたね。
上からでは大滝はよく見えなかったのでは?

P8170057_1.JPG

奥ワサビ谷は、小滝とナメ滝が続いていく自然林の素敵な谷なのですね。いいですね。うつくしい流れのお写真にうっとり。

今回初めて歩きましたが、実にいいですね。二俣までの流れもこんなに良かったとは思いませんでしたよ。
さわやかなぐらい記憶が消えてました。 :lol:

谷の上部では、なんと滝で水浴びするマムシと遭遇されたのですね。
赤ちゃんを育てるためにひなたぼっこをしていたけれど暑くてのぼせてしまったのでしょうか。
登る前に気づいてよかったですね。SHIGEKIさんのお話を思い出しました。


SHIGEKIさんのネタですね。 :mrgreen:
流れの際でもマムシに注意しなくちゃいけないとは、まったく気が抜けません。

P8170072_1.JPG

そう、地図を見ると、明神平から檜塚、ヌタハラ谷対岸の・1353にかけての、広くて緩やかな尾根と谷の源頭が織りなす複雑な地形に、
目が吸い寄せられていきます。奥ワサビ谷の源頭はどこも気持ちよさそうですね。どこを登り詰めようか迷ってしまいそう。
すぅっと吸い込まれていくような詰め、稜線は健やかなブナ林。素敵ですね。山日和さんの理想の形ですね。

この源頭部の広がりは、地形図通りで素晴らしいです。
隣の奥山谷左俣源頭部もいいところ。 :D

P8170159_1.JPG

私は、汗をかきかき、時々ズルッとなってはため息をつき、今までの谷の風景は夢だったのかと思いながらヤブっぽい急斜面を登るのも好きだったりするのですが(笑)。

体力に余裕があればねえ。 :oops:

下りは足にやさしい整備された道?で、よかったですね。

杣道をそのまま利用した登山道なので、効率よりも歩きやすさ重視なのでしょう。

木屋谷川は、乾溜工場の跡地も巡りたいですし、ヌタウも地形が面白くて気になります(名前の由来も)。
今度(いつ?)木屋谷川周辺を、二日くらいかけて歩きたいなぁと思いました。

いつになることやら。 :mrgreen:

                     山日和  

Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by グー(伊勢山上住人) » 2024年8月22日(木) 22:43

20240817-19.jpg



山日和さん、こんばんは。

satoさんをもっと台高へ連れてきて下さいな。
遠いんで来てくれません。(^^;


たしかに!
紀伊半島縦貫自動車道が出来る見込みは・・・無いでしょうね。

そうなんですか?2年前に行った時はそうでもなかったような。

万才橋の先の崩落地の調査や工事がある時に林道が整備されます。
そのタイミングで行くと均された路面を走ることが出来ます。

「桧塚若水」見たこともありません。国見若水も見たことないですわ。

まあ悲しい。
どちらも湧水ですから水場として利用できると思うのですが。
ペットボトルに注ぎやすい段差もついているし。

やぶオフの件は考えておきましょう。ってか、11月第1週限定なの?

花・紅葉は1週間違いでチャンスを逃してしまうのです。
(最適期はたった3日間しかないそうです)

10月下旬に桧塚稜線部が紅葉になり、
11月上旬に一段下がったヌタハラ谷不動滝あたりが紅葉の適期になるのです。
翌週では落葉が進み、かなり寂しくなってしまうのが例年です。
もしオフ会場がダイラなら11月第2週あたりが紅葉適期だと思いますよ。

と、断定しておいてから逃げの言い訳が浮かんでくる。
いつまでも冷え込みが来ないと大幅に遅れてしまうかも。
最近の異常気象はグーのロートル思考回路の外です。
実際のところ、出たとこ勝負、行き当たりばったりではあります。


             グー(伊勢山上住人)

Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by sato » 2024年8月22日(木) 21:11

山日和さま

こんばんは。
今日も猛烈に暑かったですね。
菅倉山で痛めたふくらはぎが、一週間たっても治らないとお聞きして心配でしたが、
17日にお山を楽しんできたと知り、ホッとしました。でも、また痛みがぶり返したのですね。
一旦痛めるとなかなかすっきりとはしないのでしょうか。私の膝も痛めて治まった後も、時々違和感を覚えます。
夜、湿布を貼って寝ると和らいでくれますが。
からだの声と向き合いながら、お山を楽しんでいきたいですね。

木屋谷川は、5年前のお盆明けに教えてくださった谷ですね。
大峰台高の山は不案内で、谷は全く訪れたことのない私に選んでくださった谷でした。
鬱蒼とした谷を想像していたのですが、広葉樹の明るく開放的な谷で、
苔むしたゴロゴロとした岩の間を縫う躍動感あふれるうつくしい流れと、緑がかった透き通った淵が印象的でした。
5年前は、万才橋まで30分くらい歩きましたね。
30~40分くらいなら、荒れた林道をヒヤヒヤしながら走るより歩いたほうがいいと私は思っています(笑)。

ワサビ谷の入り口のゴルジュは覚えていないのですが、帰りに登山道を歩いた時に出会ったワサビ大滝の豪快なお姿は忘れられません。
台風の後だったからなのか、道が滝で分断されていてびっくりしました。
ワサビ谷は標高1010mで大きくふたつに分れるのですね。
奥ワサビ谷は、小滝とナメ滝が続いていく自然林の素敵な谷なのですね。いいですね。うつくしい流れのお写真にうっとり。

谷の上部では、なんと滝で水浴びするマムシと遭遇されたのですね。
赤ちゃんを育てるためにひなたぼっこをしていたけれど暑くてのぼせてしまったのでしょうか。
登る前に気づいてよかったですね。SHIGEKIさんのお話を思い出しました。

そう、地図を見ると、明神平から檜塚、ヌタハラ谷対岸の・1353にかけての、広くて緩やかな尾根と谷の源頭が織りなす複雑な地形に、
目が吸い寄せられていきます。奥ワサビ谷の源頭はどこも気持ちよさそうですね。どこを登り詰めようか迷ってしまいそう。
すぅっと吸い込まれていくような詰め、稜線は健やかなブナ林。素敵ですね。山日和さんの理想の形ですね。
私は、汗をかきかき、時々ズルッとなってはため息をつき、今までの谷の風景は夢だったのかと思いながら
ヤブっぽい急斜面を登るのも好きだったりするのですが(笑)。
下りは足にやさしい整備された道?で、よかったですね。

グーさんの「木梶直登谷から羽子板ダイラ」のレポを味わわせていただいた時もそうでしたが、
レポを読んで地図を見る度に木屋谷川周辺への興味が増していきます。(グーさん、羽子板ダイラは思ったのと違う場所でしたね)
木屋谷川は、乾溜工場の跡地も巡りたいですし、ヌタウも地形が面白くて気になります(名前の由来も)。
今度(いつ?)木屋谷川周辺を、二日くらいかけて歩きたいなぁと思いました。

sato

Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by 山日和 » 2024年8月22日(木) 19:55

グーさん、どうもです。

「台高は全くといいほど不案内」のsatoさんをもっと台高へ連れてきて下さいな。

遠いんで来てくれません。(^^;

山日和さんもあちこちとガタが来始めましたね。

かなりガタガタですわ。 :oops:

木屋谷もヒル天国になってしまいました。

そうなの?今回は見ませんでしたが。

あらら! 奥ワサビ谷は初めてでしたか。

口ワサビ谷は30年ほどまでに行ったことあるんだけど。
たまたまヤマケイだか岳人だかに紹介されてました。


P8170045_1.JPG

>雨量観測所から先の林道は荒れが目立って運転に気を遣わされる。

これでもひと頃に比べたら路面が整備されたのですよ。


そうなんですか?2年前に行った時(判官平のあたりでグーさんに会った時)はそうでもなかったような。

>道を斜めに横切る盛り土状の段差は、自然に水が流れた跡と言うより谷に水を流すために人工的に作られたように見える。

Yes! 正解です。
ゆっくり通過しないとガツンときます。


やっぱりね。ノーマル車だと厳しい道ですよね。

>やたら大きな釜と淵が多い。泳ぎが得意なら躊躇なく滝に取り付くのだろう

2枚目の写真の釜で水遊び中のシューさんとゆるやまさんです。


それができたらもっと楽しいんだろうけどねえ。
でもおかげでへつりは上手くなりましたよ。 :D


P8170082_1.JPG

マムシは乾いた岩の上で日向ぼっこと思っていましたが、
飛沫のかかるところにいるとは今夏はマムシにとっても猛暑なのかな?

なんでこんなとこにおんねんって感じでした。 :mrgreen:

山日和さんは「桧塚若水」をご利用いただいたことはありますか?

見たこともありません。国見若水も見たことないですわ。

>登りで滝を登っている時、ふとした拍子にふくらはぎの痛みがぶり返してしまった。

肉離れでしょうね。しばらくはリハビリ沢歩きにして下さい。

これが肉離れってヤツ?経験がないのでわかりません。

「福井の雪山」でしたっけ?ゲラ校正まで進んでいますか?楽しみに待っています。
それと11月第1週はおどさんとヌタウへ行きます。オフ会は第2週以降にして下さいね。お願いします。

そこまでは進んでないけど、雪が降る前には形になりそうです。
やぶオフの件は考えておきましょう。ってか、11月第1週限定なの?
どっちもメンバーなんだから融通利きそうなもんだけど。 :mrgreen:

             山日和

Re: 【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by グー(伊勢山上住人) » 2024年8月21日(水) 19:55

20240817-18.jpg


山日和さん、こんばんは。
今回はsatoさんは一緒じゃないのですか。
「台高は全くといいほど不案内」のsatoさんをもっと台高へ連れてきて下さいな。

 左足のふくらはぎの痛みもようやく納まった。軽めの沢で試運転と行こう。

山日和さんもあちこちとガタが来始めましたね。

木屋谷川を遡行するのは5年振りだ。

木屋谷もヒル天国になってしまいました。

未踏の奥ワサビ谷を桧塚奥峰へ

あらら! 奥ワサビ谷は初めてでしたか。

 雨量観測所から先の林道は荒れが目立って運転に気を遣わされる。

これでもひと頃に比べたら路面が整備されたのですよ。

道を斜めに横切る盛り土状の段差は、自然に水が流れた跡と言うより谷に水を流すために人工的に作られたように見える。

Yes! 正解です。
ゆっくり通過しないとガツンときます。

やたら大きな釜と淵が多い。泳ぎが得意なら躊躇なく滝に取り付くのだろう

2枚目の写真の釜で水遊び中のシューさんとゆるやまさんです。


20150815-15.jpg


右手のホールドを掴もうとした時、縄のようなものが横たわっていたので思わず手を引っ込めた。よく見ると黒褐色の縞模様のマムシだった。

マムシは乾いた岩の上で日向ぼっこと思っていましたが、
飛沫のかかるところにいるとは今夏はマムシにとっても猛暑なのかな?

北からの風が強いので、ヌタハラ谷源頭側に陣取ってランチタイムとした。

山日和さんは「桧塚若水」をご利用いただいたことはありますか?

登りで滝を登っている時、ふとした拍子にふくらはぎの痛みがぶり返してしまった。

肉離れでしょうね。しばらくはリハビリ沢歩きにして下さい。

「福井の雪山」でしたっけ?ゲラ校正まで進んでいますか?楽しみに待っています。
それと11月第1週はおどさんとヌタウへ行きます。オフ会は第2週以降にして下さいね。お願いします。


              グー(伊勢山上住人)

【台高】木屋谷川奥ワサビ谷から桧塚奥峰へ

by 山日和 » 2024年8月20日(火) 20:22

【日 付】2024年8月17日(土)
【山 域】台高北部 桧塚奥峰周辺
【天 候】曇りのち晴れ
【コース】万才橋8:55---10:05ワサビ谷出合---10:20大滝上---10:45二俣---11:30林道---12:35稜線13:45---
     13:55桧塚奥峰---15:25登山口

 左足のふくらはぎの痛みもようやく納まった。軽めの沢で試運転と行こう。
木屋谷川を遡行するのは5年振りだ。今日は途中から支流のワサビ谷へ入り、未踏の奥ワサビ谷を桧塚奥峰へ
抜ける軽めのコースを選択。暑くてたまらなければ奥山谷左俣を下ろう。
 雨量観測所から先の林道は荒れが目立って運転に気を遣わされる。
2年前に奥美濃の林道でバーストして苦労してから慎重になった。道を斜めに横切る盛り土状の段差は、自然
に水が流れた跡と言うより谷に水を流すために人工的に作られたように見える。

P8170026_1.JPG

 いつものように万才橋の袂から木屋谷川に入渓。何度訪れても美しい谷である。
「川」というだけあって谷幅は広く解放感が抜群だ。それでいながらゴロゴロ転がる大岩・小岩は苔むして、
落ち着いた雰囲気を醸し出している。ここのところ雨があまり降っていないので、水量は少ないと思っていた
が、そんなこともなかったのは意外だった。
 ワサビ谷出合までは最大でも5m程度の滝しかないが、やたら大きな釜と淵が多い。泳ぎが得意なら躊躇なく
滝に取り付くのだろうが、苦手な身としては巻きを選ぶしかないのが残念だ。

P8170033_1.JPG

 ワサビ谷の出合手前で腰を降ろした。足の調子はまあまあのようだ。
本流と平行するように流れ込むワサビ谷の入口は極端に狭いゴルジュになっている。ゴルジュ奥の滝を這い上
がると谷は90度左折して、25mと言われているワサビ谷大滝と対面する。
右岸の登山道を歩いて来ると滝の全貌を見ることはできない。
一見して25mもあるようには見えないが、15mはありそうな巨大な流倒木が流芯に覆い被さるように刺さって
景観を損ねている。
左岸のザレた斜面に取り付くが、足元はズルズルで、頼りなげな細い潅木を束ねてホールドにしながら慎重に
巻き上がって登山道と合流した。


P8170041_1.JPG

 ここから二俣までは30年ほど前に遡行しているのだが、まったく記憶がない。
美しいナメ滝が連続する中にゴルジュの滝もあり、なかなか楽しい。今より30才若い頃は物足りない渓相とし
て映っていたのかもしれない。歳を重ねると同じ谷も違って見えるのだろう。


P8170054_1.JPG
P8170078_1.JPG

 口ワサビ谷と奥ワサビ谷を分ける二俣に着いた。左俣の口ワサビ谷には5mほどの直瀑が、右俣の奥ワサビ谷
にはナメ滝がかかる。30年前に歩いたのは口ワサビ谷だ。
 今日は奥ワサビ谷へ進む。ナメ滝を上がった場所に見覚えがあった。ここは以前中間尾根を下りて来た時に、
谷を渡って左岸の踏み跡を辿った場所だ。
あの時は最後に一本西側の尾根に入ってしまい、見下ろした奥ワサビ谷にずいぶん大きな滝があるように見えた
ものだ。奥ワサビ谷にはそんなに大きな滝があるという話は聞いていなかったので驚いたのを覚えている。
その記憶を胸に進んで行くと、小滝の連続はあったものの、10mを超すような滝はなかった。
遠くから俯瞰した印象とはずいぶん違うものだ。

P8170093_1.JPG

 直登と巻きを交えながら快適に遡行して行くと、今度は美しいナメ滝が続く。まさに自分好みの谷である。
こんなにいい谷なのに、なぜ今まで訪れなかったのだろう。
これは自分の勘違いだろうが、この谷には滝らしい滝はないという文章をどこかで読んだような気がしていたのだ。


P8170110_1.JPG

 ずっと自然林に包まれていた谷に突然植林が現れた。マナコ谷の方から続く水平林道が谷を横切る。
ただ、植林はきれいに枝打ちされて明るい林を形成しているので嫌な感じはない。
谷筋はゴーロとなり、楽しかった奥ワサビ谷もこれでひと段落かと思われた。

 しばらく植林のゴーロを進んでいると、不意に植林が切れて再び自然林の谷となる。
水量はかなり減ったが、次々にナメが現れて飽きることが無い。
 岩壁を穿って流れる2条の滝の左側の流れを登ろうとして、右手のホールドを掴もうとした時、縄のようなもの
が横たわっていたので思わず手を引っ込めた。よく見ると黒褐色の縞模様のマムシだった。危ないあぶない。
あのまま手をついていたら咬まれるところだった。お引き取り願えそうもないので、一旦下りて右側から迂回する。

P8170135_1.JPG

 その先にもまだあるのかというぐらいナメが続く。
谷にはだんだんガスが漂い始め、幽玄な雰囲気に包まれてきた。霧の中から浮かび上がる巨岩や大木が想像力を
かき立てる。
 この状況だと稜線に出ても展望が期待できるわけではないので、源頭部の適当なところでランチにしようと場所
を探しながら歩く。
 この谷の最大の美点のひとつが穏やかに広がる源頭部の佇まいである。
1394mピークに広がる源頭は、地形図通りほとんど登りらしい登りもなく稜線へと誘ってくれる。
 どこにしようかと迷っているうちに明神岳と桧塚奥峰を結ぶ稜線に着いてしまった。
稜線と言ってもおよそ稜線らしくない、ブナ林の広がる台地だ。
北からの風が強いので、ヌタハラ谷源頭側に陣取ってランチタイムとした。

P8170163_1.JPG

 今日は静かで、誰ひとり通らない。
思ったより涼しいので予定通りマナコ谷の登山道を下ることにする。
ほとんど展望のない桧塚奥峰のピークを申し訳程度に踏んで、マナコ谷へと下る。
登りで滝を登っている時、ふとした拍子にふくらはぎの痛みがぶり返してしまった。
せっかく治ったのにまたやってしまったかと、暗澹たる気分で登ってきたのだ。
幸い歩けないほどの痛みではなく、少々小股で足を出せば前進できる。しかしできるだけ衝撃を与えないように
そろそろ歩くのは精神衛生上よろしくないようだ。
マナコ谷道は大きくジグザグを切って付けられており、足に負担が少ないので助かった。
来週はまともに歩けるだろうか。

                 山日和


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