【 日 付 】2024年7月23日(火)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】元越谷林道>工事道路入渓点>元越大滝>県境稜線>水沢峠>峠道>林道終点>元越谷林道>国道駐車地
梅雨も明けたので夏山登山に専念したいところですが、天候はまだ不安定ですっきりしません。体調も冷たいビールの飲みすぎのせいか下痢ばかりしていて夏山に必要なスタミナを筋肉中に蓄積するカーボローディングができません。
何もしないでいると体力が衰えるばかりなので平日に沢のバイトに出かけました。
今年の沢シリーズも第5弾となりました。行き先は鈴鹿の定番沢元越谷です。
7月23日(火)朝7時48分スカイラインの空き地に駐車して出発しました。
元越谷林道はさほど荒れておらずゲートのところまで普通車で入れそうでした。
林道をどんどん歩いていき堰堤工事に使われた道路跡で沢に下りました。水量は普段より多めのようです。あまり水量が多いと遡行も厳しくなるので、ほどほどに願いたいです。
最初に出てくる堰堤二つは左岸から簡単に巻けます。
沢に戻ると切り立った断崖の下に穏かな淵があっていい雰囲気になりますが、その先にも堰堤が現れるのでこれも左岸から巻きます。今度は沢に降りるところが崖になっているので固定ロープを掴んで慎重に降ります。
深い淵のところは右の岩場をヘツって越えました。暑ければ泳いでいただくのも結構です。
そして元越大滝15mが現れました。スリルを味わいたい人は右のルンせから落口の方に登っていき支点を取ってから落口に片足突っ込んで登る手もありますが、右の岩場にちゃんと登れるところがあるので無理することはありません。

- 元越大滝
大滝を越えると鈴鹿の宝石箱とも言われる美しいゴルジュ帯に入ります。
浅いゴルジュは陽光が煌めきエメラルドグリーンの水流と白く泡立つ小滝群を引き立てます。
水量が多いので水中を歩いていくのは難しいですが、両岸の岩場を使って進んでいけます。大岩のところも裏側から抜けられます。
とにかく美しい渓相を存分に楽しんでいけばよいのです。
水路の辺りでゴルジュ帯は終りに近づきます。
4m滝がゴルジュ帯のラストとなります。直登できなくはないでしょうが、私は遠慮しておきます。

- 4m滝
次の二股で右本流に入ると水量も減って河床は浅くなり水洗を辿って歩いて行けるようになります。今度は小滝群を水と戯れながら進むのです。
右の支流から小滝が落ちているところは仏谷出合と間違えそうになりますが、興味があったので入ってみました。
1m程度の小滝がチョロチョロ落ちている程度で無名谷だからこんなものかと思いつつ先に進むと二股に分かれていました。左股は細い廊下の奥に小滝が落ちているだけでしたが、右股は廊下の奥に落差のある二段滝が落ちていました。水量が多い時に来れば結構見応えがありそうな滝でした。

- 無名谷二段滝
本流に戻って遡行を続けます。二股を過ぎれば殆んど正面突破出来る小滝ばかりですが、この滝はチョット取り付く島がない感じで小巻に越えていきました。
後はナメ滝のようなものや簡単なものばかりです。
今度は本物の仏谷出合です。ここは見送って本流を進みます。
出合の先に見える細い廊下の二段滝はいつもと違う感じです、上段は派手に飛沫を上げていますが、下段はチョロチョロ流れていて水流が消えています。どういうこと?と思って近づくといきなり釜のところで深みに嵌りました。どうやら下段の裏側に見えない水路ができて釜の底から噴き出しているようです。こりゃ落とし穴の滝だわ。

- 落とし穴の滝
最後の方でやっかいなシャワーフォールの滝は案外水量が少なくて楽に越えられました。

- シャワーフォール
ハング壁の廊下を抜けると
ラストの10m滝でフィナーレとなりました。奥にある5m滝はとても狭く手足を突っ張りながら登ります。こらも楽しいオマケです。
水流が切れそうな辺りでランチを取ってスニーカーに履き替え右岸を登っていくと稜線のザレ場に出て安心したのですが、県境稜線のような踏み跡がありません。とりあえず尾根を右の方に登っていき附近を探すと県境稜線の踏み跡が見つかりました。右岸を頑張って登りすぎると、この迷い尾根みたいなところに出て当惑することがあります。
県境稜線で水沢峠まで下ったら登山道で林道の終点まで下り国道の駐車地まで戻りました。林道には濡れた個所もありましたが、ヒルは出ませんでした。
元越谷はさほど危険なところもなく前半のゴルジュ帯で渓相美を楽しみ後半は水遊びで滝登りも楽しめる変化に富んだ遡行を楽しめる谷です。