【日付】2023年11月15日(水)
【山域】西美濃/ホハレ峠からトガス
【ルート】ホハレ峠~トガス~北尾根~廃林道~ホハレ峠
【天候】晴れのち時雨
【メンバー】単独
【コースタイム】ホハレ峠新林道分岐P9:35-池10:10-11:30トガス12:35-廃林道13:55-15:20駐車地
2年前だったかホハレ峠から門入へ行ったとき、地形図を見ていて峠からトガス(戸粕)はすぐ近くだな!と気がついた。トガスへの登山道は無いので残雪期に坂内川上の発電所から長い長い尾根を辿るのが一般的。ここからなら標高差も250mほどしかない。「しかし、ヤブが酷いやろなぁ?」と諦めていた。
しかし最近、思ったより快適に歩けたというネット情報を目にしてしまった。眠らせていた思いが再燃! 天気を見て突入してみることにした。
ここ数年、ホハレ峠から門入へ下る林道(作業道)の工事が行われている。新道との分岐の広場に車を置き、従来の林道を少し進んだあたりから尾根に取り付く。灌木とササの薄いヤブで、さほど気にはならない。

- 池
30分ほどでネット情報にもあった池が現れた。直径10数mはありそうな立派な池だ。ササを踏み分けながら一周してみる。陽射しの向きが変わると趣も変わる。
あまりゆっくりもできないので上をめざす。疎らな灌木とササの緩斜面で、手で払いながら進む。足許に真新しい「黒豆」があちこちに。そういえば先ほどからヤブの中から異音がしていた。
co1010m付近、斜度が増してくると灌木のヤブが元気になってきた。岩嵓まで立ち塞がる。ネットレポでは「長くはない」とあったので我慢して突破する。
取り付きから2時間、そろそろトガス山頂付近かな? とGPSで確認するとまだ先のようだ。さらに進んだところで再確認すると三角点を通り過ぎている。自分の頭よりはマシだろうとGPSをリスペクトしたが、どうやら過信はいけないみたい。
引き返して三角点を探すが、足元はヤブに隠れて石柱は見つからない。
「あった、あった!」
ササの中、2,3cmしか頭を出していない点標石柱。やっと見つけた! なんだか一仕事片付けた安堵感。探し始めて30分以上たっている。

- 三角点

- 蕎麦粒山
木立が邪魔するが、すぐ隣の蕎麦粒山をはじめ周りの山も目に入る。晴れていた空は冬雲が広がりだし、パラパラと時雨模様に変わってきた。早くランチを済ませ先を急ごう。
残雪期に行った北峰へ立ち寄る時間はない。北に延びる平坦な尾根を進み、わかりにくい分岐から右寄りにかすかな踏み跡を辿ると、ハッキリした枝尾根に乗った。あとは踏み跡を外さないよう尾根芯を進む。

- 北尾根
この尾根、なかなか見晴らしもいい。右下には黒谷の大堰堤やその先の門入の集落跡もチラホラ目にはいる。蕎麦粒山の遠く左奥の山塊は能郷白山だろうか?
もう黄葉は終わっているが、晩秋というよりたそがれた初冬の山は要らぬ色気を捨消したシンプルさが心地よい。
問題はホハレ峠から延びて来ている廃林道への着地だ。東側は崖マークで下れそうにない。尾根最先端だけは崖マークが無いので外してはいけない。ネット情報だと最後はなんとか木を掴んで滑り降りている。慌てず降り口を探し、最後の10mほどを慎重に下って林道に着地。
廃林道の様子がわからないのが不安だが、まだ14時前なので気持ちに余裕はある。ところが下りで踏ん張ったからか左足が攣り始めた。休憩休憩。座り込んで例の「秘薬」を飲むとなんとか歩けそうだ。

- 黒谷堰堤
廃林道は黒谷の源頭を渡る2カ所で大きく崩壊しているが慎重に通過。崩壊地以外も「林道」の面影もない荒れ具合だが緩やかな下りでもあり、周りの景色を楽しみながら駐車地をめざす。
~びわ爺