【 日 付 】11年9月23日
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】独り
【 天 候 】快晴
【 ルート 】黄和田城跡9:00---10:00嶽---11:30旭山---12:30東山---13:32政所---14:00駐車地
先日ハリマオさんのレポにあった旭山というのを地図でみていたらちょっと行きたくなってきた。登山地図の赤線は黄和田から
登るようになっている。まあこちらから登るのが順当だろうと黄和田に車を進めた。で登山口はどこなんだろう。それらしき
ものが分からない。こういう人里近い山ではアプローチを間違えると時々えらい目に会う。そう思って道の脇に立っていた年配の
人に聞いてみる。「旭山への登山口はどこでしょうか?」「旭山?」まるで聞いたことなさそう。隣にも同年輩の人がいて二人に
地図を見せるがこれは君ヶ畑のほうだと仰る。地図の赤線は黄和田から出てるのに。要は全然知らないらしい。あきらめてまた
道を行くと今度は古い標識がありそこに「嶽」に行くには黄和田城跡地から登るようなことが書いてある。これだこれだと思い
今度は別の人に黄和田城跡はどこですかと聞いたら、すぐ側の道を指差しそこを上がっていくのだと教えてくれた。さすがに
黄和田城跡は知っている様だ。しかしこのメインルートとも言うべき道に黄和田城跡入り口を示す何の表示もない。何でだろう。
細い道を車で上がるとすぐに石垣の見える場所に出た。どうもここらしい。道の確認をしているとおばあさんが通りかかり、
嶽へ登るのかと聞いてくる。旭山が目的だが嶽にも行くのでハイと答えると、今は道が崩れていないかなあと心配してくれる。
先の年配の男性よりさらに年上の感じだが、ちゃんと知っている人がいた。何となく嬉しい。
(嶽といえば皆知っていたのかもしれないが)

- 嶽の案内
車を停めていざ出発。すぐに黄和田城の石垣が目の前に現れる。昔はそれなりの館だったのだろう。何箇所かに石垣が点在
している。京極家のお城と説明書きにあった。こんな山奥だけどいろんな歴史があったんだろうなあ。

- 黄和田城の石垣
ところで登山道はどこか。よく分からない。ただ取り付きの尾根は目の前のもので間違いなさそうなのでそのまま登っていく。
登山道らしきものが出てきたり消えたりするが、藪もないので特に苦労することなく忠実に尾根を辿っていく。登山地図では嶽に
行かずに旭山方面に道が続いているが、先ほどの道標などからして嶽には地元の人が登っているような感じで道もそれらしく続いて
いる。ただしすごく急である。今日は涼しくて助かるが丁度1時間ほどでその嶽らしき場所に着いた。祠か何かあると期待した頂上は
何もなし。三角点のみで何の標識もない。エーッ!下の説明書きは何だったのだろう。見晴らしも特に良くないピークに未練はなく
ここからは北を目指す。地図で見るとあまり上り下りのない稜線が続いておりそこを送電線が平行して走っている。しばらく歩いて
いくと巡視路を見つける。巡視路は当然鉄塔に向かっているが尾根通しなのでこれは非常に歩きやすい。殆どこれに頼るような形で
どんどん北上する。鉄塔の下が切り開かれていて見晴らしがいいのでそこで周りの山を特定しようと思ったら、あれま?登山地図を
車においてきたようだ。25千はあるから歩くには困らないけどちょっと離れた山が特定できない。しゃあないなあ。でも目指す旭山は
755のピークで良かったっけ?キトラは774ピークだったかな。25千図には何も書かれておらず、目的地がすこぶるぼやけてきた。
行ってみれば分かるかとどんどん進んでいくと旭山とキトラを分ける分岐に来た。小さなお地蔵さんがあるところだ。ここを右に
行けば755ピークで旭山だろうと思い進んでいく。距離も標高さも、さほどでもなくすぐに着いたピークは果たして旭山なのか。
三角点はある。でも旭山を示すものはない。地面に標識のようなものが落ちていたのでひっくり返すと旭山の文字が書かれている。
おーっ!やっぱりここか。目的地到着である。立派な道はまだ北に向かって延びているがこれ以上進むと戻るのが大変。ここで
ランチとする。しかし何もないねえ。見晴らしも全くなし。今日は祝日。誰か来ないかなと期待するが。やっぱりこの山では来ない
だろう。独り寂しくビールを飲みラーメンを食す。でも冷やしたビールは周りの雰囲気と関係なくおいしい。最近保冷材にくるんだ
ビールがたまらなくおいしく思えて癖になっている。でも今日のはちょっと冷えすぎ。頭が痛くなってくるぐらいだっった。

- 旭山
長居は無用の頂上か。今度はキトラに行ってみよう。そう思って今来た道を戻りお地蔵さんの分岐を西くに行く。ここだろうと目星を
つけたピークに着いたが何の標識もない。そして見晴らしもない。ここらはホント標識のないところだ。何の面白みもなくちょっと
下がったところが広く気分が良かったのでそこでコーヒータイムとする。さてさてここはホントにキトラかな。地図がないので確認が
難しい。(後で地図を見たらこの場所は東山でキトラはこの先の747の標高点のある場所だった)しかしそこまで行く気がしない。
地形的にもさして面白そうでもないし。どうせならここから南南西に延びる尾根を降りたほうが車まで戻るのも楽でいい。
なんだかんだといいつつ結局その尾根を降りることにした。道があるのか不安だったが思いのほか広く歩きやすい。これは行けると
どんどん下っていく。
途中で山仕事の音が聞こえたりするが何の雑作もなく地図どおりに政所の手前に降りられた。本日の登山終了であるヤレヤレ。

- 東山と思しきところ
後はブラブラ歩くだけ。政所の町に入ると昔の屋根型を残したままの家がたくさんあることに気づく。皆、茅葺でなくトタン板に
変わっているのが残念だが昔の風情が少し残っている。古いお寺もなかなか立派。たまにはこうして町を歩くのもいいかな。
車で行くと気づかずに通過してしまうのだ。政所から黄和田にはいり坂道を登ってもうすぐ駐車地に着くというところで庭先で
おしゃべりをしているおばあさんと目を合わず。これから山登りかねと聞いてくるので、嶽からぐるっと回って政所に降りたところと
答えると今朝の人かね。無事で何よりとやさしい言葉をかけてくれた。政所から降りてきたというだけで若いねーとも言われる。
最近は皆歩かないんだろうな
秋晴れの中、半日行程のぶらり旅。初めてだったのでちょっと山中急ぎすぎた。もちょっとゆっくりしても良かったかなあ。
今度はヒキノを通ってノタノ坂まで行ってみようか。
Kasaya