【山 域】 鈴鹿
【日 時】 2014/10/4(土)
【天 候】 曇り
【メンバー】kasaya
【コース】
山口ゲート7:30---8:27コグルミ谷登山口---9:13長命水---9:45カタクリ峠---10:50 1242P---10:55南峰---11:51幸助の池
---12:55鈴北岳---13:37カタクリ峠---15:10寒山---16:09山口ゲート
鞍掛峠への国道は相変わらず閉鎖のまま。道路の崩壊があってからもう2年になる。いつになったら回復するのやら。ただこれは
想定内のこと。出発準備をしていたら一台の車がやってきて通行止めの看板を見て戸惑っている。聞けば鞍掛峠から鈴北に登る
予定だったらしい。コグルミ谷でも歩いて一時間と聞いたらあきらめて帰っていった。昔の本を読むと2-3時間の林道歩きは
なんでもなかったような記述をよく目にするが、普通、車で行けるようなところをわざわざ歩いていくことは今時ではどうしても
敬遠したくなるものだ。とはいえしょうがない。サア出かけようか。
今回このルートを選んだのはコグルミ谷の状態を一度見てみたいと思ってのこと。ずいぶん荒れていると聞くが果たして
どんなだろう。早足でいくと道路が半分崩れていたところに来るが、すっかり修復できている。あれーこれだったらいつでも車が
通れるんじゃないの?なぜまだ通行止めなんだろうと思いつつ、なんとか1時間でようやくコグルミ谷登山口につく。

- 修復された道路
このあたりも路面がアスファルトでなくコンクリートでしっかりと舗装されている。登山届けのポストは流されたのか撤去
されたのか見当たらない。コグルミ谷の方を見ると倒木が倒れているのが見えている。荒れてるかなあと思いつつ入ってみる
ことにする。

- コグルミ谷入り口
右岸の登山道を行くが思いのほかしっかりとしたルートである。斜面の道も木を渡して歩きやすくなっている。アレーかなり
手が入っている。復旧に向けてどなたかが手入れされているらしい。ありがたいことだ。あまり苦労もせずにタテ谷分岐に到着

- 修復されつつある道
このあたりはもっとたくさん合ったはずの岩がなくなっているような感じだ。まあしかし何とか歩ける。それからしばらく行くと
登山者に遭遇。バードウォッチングでこのあたりまでよく来るそうだ。登山道のことを聞くと山岳協会のかたが直しに入って
いるが、この先まではまだできていないことや、国道も10月には開通の話があったがまだなされていないと話してくれた。
自分が御池岳登山と聞くとかなり荒れているから気をつけてといわれる。
確かにこの後の登山道は途中流出したりして従来どおりに歩けないところがいくつも出てくる。適当に岩の上を行けばいいので
格別難しいわけではないが、一般登山道とするにはちょっと問題ありそう。そしてやがて長命水へ到着。水場があるかと心配したが
以前のように水場もあり、休憩場所もきちんと残っていた。アー良かった。ちょっと一服しよう。ここにたたずんでお茶をしながら
周りの緑を楽しむのが自分の楽しみだったが、今は倒木が目立ち若干落ち着かない。その後近藤岩まで来るルートも少し崩れて
いたが何とか到着。近藤岩は周りにもっと岩があった記憶だが流されたのか逆にずいぶん目立つ形で鎮座している。これも無事
だったんだねえ。
次にトラバース道を辿ってみる。崩れる前からいやらしいトラバース道だったが、あまり変化はなく難なく通過。その後の登山道は
ちょっと道が変わっていたが、特に問題もなくカタクリ峠に上がることができた。ふーん。結局この道は慎重に行けば難しくはないが、
一般登山道として使う分にはもっと整備しなくてはだめなんだろうなという印象だった。
さてカタクリ峠からはいつもの様に1241ピークに向かう尾根にのる。300m弱の標高差だがこれがしんどい。また今日も身体が重い。
高度計を眺めつつただただ我慢。そしてピーク着。急に開ける視界。登山者の姿がチラホラ見える。皆滋賀県側から上がってきたの
かな。こちらはもうフラフラ。喉がすごく渇く。南峰でランチにしようと南に向かう。そしてもう少しで南峰というところで足がつる。
イテテッ!やっぱりおかしい。這うようにして南峰着。先客がいたので少し離れた風のないところに腰を下ろす。いつもならラーメン
用のお湯を沸かした後でビールを飲むが我慢できず、腰を下ろすや否や即座にビールに手がかかる。おかしいぞ。
食事のあとは青のドリーネから幸助の池に回る。ずいぶん紅葉も始まっている。池がきれいだが、ここで見られたアケボノソウは
跡形もない。時期が遅いこともあるが草そのものが見当たらない。食べられてしまったのだろうか。

- 紅葉が始まっている
ここからボタンブチ。絶景である。風池から丸池そして日本庭園を経て鈴北に立つ。青空ではないが遠くまで見渡せる天気。そして
北にどうやら御嶽が見える。噴煙も出ているのが分かる。あそこで今回の惨事が合ったのだ。静かに合掌する。
カタクリ峠からは今日は丸尾経由で帰ろう。寒山まで来てから520の平地に降り、尾根を伝いながら国道に戻った。国道に下りる
ところは法面の上。一瞬焦ったが、階段の着いている場所だったので難なく降りられた。後はテクテクと歩いていくとご婦人が
二人り歩いていた。山とは無関係なお二人。挨拶すればお墓参りの帰りとのこと。国道が封鎖されているのでお墓参りも歩いて
いかねばならぬ。ご苦労なことだが自分がここから御池岳の往復をしてきたと言ったらびっくりされていた。お墓参りにここをよく
歩くが山歩きをする人に会った事がないないという。時々歩く人はいますよとはいうものの、1時間も歩いて登山口まで行き
そこから登るなど、全く想像できない世界なのだろう。
Kasaya