おはようございます、山日和さん。
今日は杉峠経由ではなく、北谷左岸尾根を使ってアゲンギョへダイレクトに登るのである。
この尾根を使うのは10年振りだろうか。杉峠へ向かうトレースを離れて谷へ下りた。
けっこう手前の塩津のあたりから離れるんですね。
杉峠からの尾根との合流点付近がアゲンギョと呼ばれている台地だ。疎林の緩斜面は無雪期でも自
由に歩くことができる。少しタイジョウ寄りに下ってイブネへの尾根に乗った。この下り出しは上重
谷源頭部の植林であまりいい雰囲気ではないが、それも少しの我慢。杉林を抜けると佐目峠劇場へ飛
び出し、御在所から鎌、仙ヶ岳へと続く鈴鹿主脈の大展望が広がる。
正面にどっしりかまえた雨乞といいここはいいところです。
イブネに向かって最後の登りを一歩一歩刻む。振り返れば自分だけの足跡が綿々と続いている。
ひとり占めって感じで、いいですね。
このまま下山するのも芸がないので銚子まで足を延ばしてみよう。イブネ北端(昔は東端と呼んでい
たような気がするのだが)からクラシ方面へ向かい、熊ノ戸平の外輪山を歩くような感じで銚子へ。
銚子のブナ林もなかなかいい。ここからクチクマ谷の源流へ駈け下りて流れを渡り、対岸の尾根を上
がった。再び台地に乗る寸前に門番のように立つ2本のブナが実に美しい。
気持ちいい所ですね。日当たりがいのでこのあたりでは一番早く雪がとけだす所でもあります。
今年は雪の残りがいいようですね。
この千種街道は大好きな道である。フジキリ谷源頭の穏やかな流れの周囲に展開する、ミズナラ、
シデなどの巨木が林立する豊かな森は鈴鹿随一と言ってもいいのではないだろうか。
数人分の往復トレースで完全に「道」ができている。蓮如小屋でスノーシューを脱いで、後は坦々と
林道を戻るだけだ。
車に着いたら闇はすぐそこでしたか。
お疲れ様でした。
スノー衆楽しみにしています。
わりばし