グ~さんから鈴鹿組はレポをサボっているとクレームがついた。それを追うようにハリマオさんからもレポが上がった。
それならば書かねばなるまいホトトギスと重い腰を上げた。
「日付」平成26年1月5日
「山名」御池岳テーブルランド
「メンバー」単独
「コースタイム」7:00藤原簡易駐車場~巡視路~子向井山~9:20白船峠分岐~中電小屋~真の谷~13:20テーブルランド~真の谷~15:30白船峠
~木和田尾~18:00藤原簡易駐車場
藤原簡易駐車から15分くらい歩き巡視路から取り付く。今日は訓練を兼ねて、ピッケル、12本爪、スノーシューに水2リットルを担いだ。
予定のコースは木和田尾~白船峠トラバース道の崩壊地の様子見と崩壊地の支尾根を上がっていく予定だ。
さすがにピッケル、12本爪、スノーシューを担いで登ると背中に重みを感じる。
中電巡視路のつづれ折の道を上がって行いくと右手に谷をまたぐ箇所があるがここを通らず左手の斜面を上がって行くと最初の鉄塔に出る。
鉄塔から真っ直ぐに伸びる斜面を登って行くと一旦下るようになるがそこも左手の斜面を上がっていきショートカットする。
例年ならこの辺りからスノーシューを履くのだが今年は雪が全くない。暗い林の中をジグザグで上がって行くと細い尾根に上がり登山道と合流する。
後になってこのコース取りが裏目になるとは思わなかった。
坂をひと登りするとなだらかな道になり子向井山を通過する。
R201の鉄塔辺りから雪がやっと出てきたので背中の重い荷を降ろしスノーシューを履く。
ここからは快適なスノーシューハイクであるがあっという間に白船峠分岐に出た。
いつもならそのままスノーシューで行くところだが今回はここでピッケルとアイゼンに履き替える。
最初の斜面が結構急なのでスノーシューだと苦労するがピッケルを持って歩けば安定する。
例の崩壊地に出ると案の定、支尾根を乗越したトラバース道が崩壊していて代わりの道が出来ていた。ロープもつけられていて通過は問題なさそうである。
今回はその道を下りるのではなく、折角持ってきたピッケル、アイゼンを使ってそこの支尾根を登って行くとにした。
以前、スノーシューでこの尾根を登ったことがあるが上部が急だったため、結構恐い思いをしたことがある。
ピッケル・アイゼンを使えば快適に登れるが雪が柔らかい為、アイゼンの利きが悪く少々拍子抜けだった。
急な斜面は左手に行くほどなだらかなのでどうしてもそちらに向かってしまう。
気がつけば中電小屋の前に出てしまった。こんなのなら白船峠分岐から真っ直ぐ登ってくれば良かった。
ひょっとしたら1時間くらいロスしたかもしれない。
気を取り直して、もう一登りすると尾根上に出た。ここからは前方にテーブルランドが巨大戦艦のように佇んでいる。そして尾根上には何人かのトレースがあった。
ここから白船峠に向かうが途中から左岸の支尾根に入り、真っ直ぐ真の谷に向かった。
真の谷に到着が11時過ぎだった為、テーブルランドに向かうかどうするか迷ったが少し休憩して意を決して出発した。
ここからテーブルランドへはトレースもなく辛い登りとなった。緩やかな斜面を選んでジグザグに登って行く為、余計に時間がかかる。
一時間くらい登ってふとGPSを見るとまだ中間地点であった。
その後我慢の登りが続いたが13:20にやっとテーブルランドに到着。感無量の瞬間である。
今日は風もない上天気なので、残念ながら霧氷はなかったが青い空と白いテーブルランドのコントラストは何て美しいんだろうと思った。
いつもなら下山する時間なので急いで青のドリーネに向かう。
青のドリーネの手前にも綺麗な小さいドリーネがあった。
青のドリーネに着くと影がくっきり浮かび上がっていて綺麗だったが、又その中に羊のような影があるのが面白かった。
青のドリーネの表情は来てみないと分からないのが面白い。午前中だと光の加減で綺麗なドリーネは見えないらしい。
青のドリーネを一周しながら写真を撮っていると時間はもう13:45であった。
せめてボタンブチまで行きたかったが14:00を回るとデスゾーンに入る。
急いで戻るが途中で軽く食事をした為、テーブルランドを下りるのが14時頃となった。
テーブルランドから白船峠~頭陀ヶ平方面を眺めると高度差がかなりあり、登り返しは白船峠に向かった方が断然有利であるのが分かる。
真の谷までスノーシューで快適に下り、そこかから白船峠に向かう左岸の支尾根を登り、白船峠に着くと沢山のトレースがあった。
以前にハリマオさんが付けた看板を探したが見当たらず代わりに小さいプレートが立っていた。
そこからトラバース道を下り、崩壊地まで来て上を眺めると迂回路が出来ているが急な登りなのでスノーシューを外しピッケルを使って登った。
今日は踏み後がしっかりしていて安定しているがここは雪で埋まると単なる急斜面になるので要注意である。
白船峠分岐からは再びスノーシューを履き直し快適に下りて行くが、このスノーシューの脱着が意外と時間ロスになるのかもしれない。
R201の鉄塔を越える頃には辺りは暗くなって来た。
ここで最初の間違いを起こす。子向井山手前の痩せ尾根を下の痩せ尾根と勘違いして右手の斜面を下りてしまった。
5分くらい下りた所で何か変だなと思いGPSを確認すると案の定全然違う方向に向かっていた。慌てて戻り事なきを得た。
次の間違いは最初の鉄塔と2つ目の鉄塔の間、2つ目の鉄塔は登りでいつもショートカットするので様子が分からなかった。
いつもの道を辿るなら痩せ尾根の途中から右手の斜面に下りて行くのだがもう真っ暗になっていたので登山道を追いながら下りていった。
すると鉄塔広場に出て前方に向かうと赤テープがないので怪訝に思いながら下りられそうな場所を探し下りていったがどうも登山道ではないことが分かり直に戻った。
もう一つ候補になるような下り口があったので、そちらに向かって見るがここも違うことが分かり無理は禁物と諦めて戻った。
こうなったら最初に戻るしかない。急がば回れである。
鉄塔広場に出た出口まで戻ると何と「山口」の標識があり下山の場合、右手にVの字に曲がる方向に登山道が付けられていた。
もし登りに忠実に登山道を辿っていればこういうことはなかったかもしれない。
暗くなると思わぬ焦りも出て、意外なところに落とし穴があるので要注意である。
18:00やっと巡視路出口まで下り、ホッとする。
その後、藤原簡易駐車場に向かいトボトボと舗装路を歩いた。
宮指路