【日 時】 7月21日(日)
【地 図】
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 4201800623
【同行者】 りゅう・通風山
【天 候】 晴れ
【ルート】 P(8:18)~入渓点(8:55/9:08)~溯行終了点(12:26/50)~入渓点(13:43)~P(14:27)
つうさんを迎えに走り、一路大津葛川へ。明王谷林道入り口で伊達男りゅうさんと合流。装備を整えるうち、次々と沢客が集結。人気のエリアを実感。
林道を歩けばさっそく汗ばむ。口ノ深谷を見送り、白滝谷との分岐の橋で荷物を降ろして最終的な装備を固める。
入渓すれば天然のクーラー。マイナスイオンたっぷり浴びて、週日のストレスを発散する。二段8m直瀑は、りゅうさんが左岸側をするする登攀。ぬるぬるの岩壁を危なげなく登っていくのは見事である。
続く四段40m。大滝を前に、つうさんからの甘い大福の差し入れに頬が緩む。明るい滝に気分が高揚する。しかし、花崗岩質の岩質とは違い、ぬめりのある岩床はフリクションに乏しく緊張を迫られる。
りゅうさん、つうさんは滝の右壁を、私は左壁に取り付いた。水流を渡って左岸を攀じると高度感が出てくる。釜を泳いで上段に這い上がる。
水流の強い斜瀑は左岸のルンゼを辿って小さく巻く。しかし、難易度の高い連瀑が待ち受けていた。それを避けて左岸のトラバースに入る。りゅうさんがロープを固定してくれる。これで安心感をもってトラバースする。だが、回収に手間取って後続の単独氏の手を拝借する顛末に。
4mの美しい幅広滝を越え、連瀑の右を狙ってりゅうさんが斜に構えたスラブ岩をアクロバットで渉っていく。支点を取ろうにも、粘板岩/頁岩系(?)の岩場はハーケンを寄せ付けない。
つうさんが根性で抜ける。私は一旦水面に降り立ち、りゅうさんのサポートを得て微妙なフットホールドに気合いで立ち込んで突破。
さて、問題の8m滝だ。右岸を高巻くが、これが侮れない。途中でルートファインディングの仕切り直し。逡巡する私たちにりゅうさんのロープが飛んできた。
崖上の待ちの場面でひっつかんだ木の根の一部が、指と爪の間に食い込んだらしい。後日、皮膚科に飛び込んだが、異物の除去は拷問の極みであった。何しろ爪の隙間にピンセットをぐりぐり突っ込まれるのだ。やれやれ。
4~5mの滝が連続。納涼シャワー大会の始まりである。つうさんなどは豪快な流れに顔まで突っ込んで勇猛だ。釜に入ったり巻きを交え、深いトロを持つ4m滝へ。一瞬、泳ごうとした皆さん、あまりの水温の低さに正面突破を諦める。
諦めの悪い私がカッパを着込んでざんぶと泳ぎ始める。予想以上の水圧に屈しそうになりながら、二条右滝に取り付いた。最後は左辺の流木にすがって、めでたしめでたし。
その後も滝が連続して見せ場が続く。どこを切り取っても絵になりそう。水流のシャワーを浴びたり、泳ぎを交えたりするうち、トユ状を怒濤のような水流が押し寄せる豪快な滝場となった。
ステミングでバランスを取りながら越えてなお、美しい滝が続く。やがて登山道が横切り、谷筋も平凡となる。沢脇は広々。山仕事が盛んだった頃はさぞ賑やかだったろう。サワグルミの大木に、羽化したばかりのギンヤンマが羽根を乾かしている。
私たちの遡行は大橋小屋で終了を迎える。ハーネスを解いて憩う。巨杉の残る登山道を下降。楽しかった沢の記憶を反芻しながら、牛コバに降りる。林道に着地すれば、あとは忠実に往路を辿り返すばかり。
お疲れさま!楽しかった思い出と共に、順調に湖西道路の渋滞の車列にもまれる。
ふ~さん