山日和さん、今晩は。
今回の沢レポには、全体に明るさと楽しさが満ち溢れているようです。
ソレもそのはずなんと今季五回目にしてやっと、心ゆくまで楽しめる沢登りになったからですね~。
2,3日前には心配していた天気もまったくの青空だ。2週連続、今月すでに3回目の美浜入りだが、今日が一番の天気となった。
沢登りで切り取られた青空であったとしても、やはり曇り空のときよりも楽しさには大きく影響します。
美浜町役場で乗り合わせてうつろ谷出合へ向かう。ふ~さんは前から行きたかった沢らしい。私は今回でもう5回目だ。それだけ何度来ても楽しい沢だということだろう
「だろう」じゃないですね。
誰が行っても、絶対に楽しめる沢だと言い切っても大丈夫な沢です。ホント、この沢は面白かったですね~。
まずは挨拶代わりの10m滝。滝壺に沈む倒木を伝って右岸へ渡り、そのまま滝身の左を上がる。早くも涼味満点である。
昨年ワタシはこの滝で先ずつまづいて、二十分ほどもかかってしまいました。たまたま読んできた記録の記述に惑わされてしまったからです。
ああそうか、自分の技量のコトもあるし、必ずしも沢登りには正解というものはないのだと実感しました。
沢登りは、できるだけ「初見」で自分で考えてクリアしていくべきなんだとそのとき学習した次第です。
次の10m直瀑は手前の二俣を左に取って2段10mの美しい滝の下半を登って右へトラバース。本流の直瀑の落ち口に立つ。
2段8mの美しい簾滝を左から越えれば、うつろ谷最大の15mとも20mとも言われる大滝と対峙する。ここまでの渓相に加えて大滝の登場にふ~さんもご満悦の様子だ。
どんな滝でしたっけか? も~、すっかりと忘れてますね~。
でもそ~なると次に行った時もまた十分楽しめるワケだから、自分の記録なんかを読み返したりしないほうがいいのかな?
ここからが滝の連続となる。とにかく息もつかせぬという感じで5mから10m程度の滝が次々と現われて、片っ端から直登して行く。樋状の10m斜瀑はふ~さんが突撃。一見登りやすそうな階段状もぬめりがあって気が抜けない。
ホント楽しそうですね。呼んでいてもワクワクしてきます。
梅雨明けしたとたんのこの暑さ、「山登り」しかなかったいままでの私とは違い、今年の自分には「沢登り」があるということで気持ち的な余裕が大分違います。
両岸狭まった5mのチョックストン滝で行き詰った。はて、この沢で行き詰ることはなかったはずなのだが。右のスラブ状は上部で手がなく、左のバンドも外傾して嫌らしい。スラブをたわしで磨いたが効果はなかった。
「たわし」ですか?
へ~、いろいろと勉強にもなります。こっそりそのアイテムいただきま~す。
チョックストン滝の上で右から10m滝を掛けた支流が入る。赤坂山へ直登する沢だろう。ここは記録がなく、一度上がってみたいところだ
懸垂下降の用意をして、時間をかけて支流めぐりなんてのも面白そうですね。
左の本流の奥には15mほどの段瀑がかかる。ずっと続いて来た連瀑帯の実質的最後の滝と言えるものだ。中段までは右側を簡単に上がり、残置スリングのある地点から瀑芯をまたぐようにして左に移り、最後は流芯を上がるというものだ。
ホールドは豊富にあるのだが、勢いよく落ちる水の中のものは見えにくく、手探り、足探りとなる。ここも頭からシャワーを浴びながら登りスリングを出した。
ここは印象深かったのかワタシも覚えています。
ルート的にはこれに近いとか思いますが、さほどの水はかぶってなかったように思います。(水量が違うのかな?)
ここから渓相は一変して、ほとんど傾斜のない細い流れが続く。尾根はそこに見えているが、本流は県境稜線に最接近してから直角に向きを変え、稜線と並行して北上している。
ワタシはナニを思ったのか、ここらへんで支流に迷い込んでしまいました。(^^ゞ
まるで違うピークをめざしてやぶこぎしてまして・・・紙の地図を持っていなかったのが敗因?でしたね。
だいぶ登ってからGPSをよく見ての「うぎゃ~」でした・・・。
沢のど真ん中を大岩がゴロゴロと塞いだり、ヤブが被さってきたりと、あまり快適とは言えないツメである
大岩の隙間を抜けたりして私にはおもしろいトコロでしたよ。
さすがに人気の山らしく、明王の禿では数名の登山者がランチタイムを楽しんでいた。赤坂山の山頂にも人影が見える。
遡行終了点で人に会う経験が少ないのでどうも居心地が悪い。
夕方だったので、ヒトはもうほとんどいませんでした。
でも一人だけテント装備のでっかいザックの単独者が、高島トレイルスルーに挑戦していました。
うつろ谷を遡行した登山者の9割以上は粟柄越から古道を出合へ下りるだろう。この道は雰囲気も良く好きな道でもあるのだが、ふ~さんには湯ノ花谷左岸尾根を紹介しよう。
湯ノ花谷左岸尾根ですか。
山日和さんおススメ尾根とあらば、それは歩いてみる価値がありますね。
鉄塔に出てからは、なかなか高度を落とさない、ジクザグに付けられた巡視路を辿る。この道は急なところがまったくない、実に足にやさしい道だ。
湯ノ花谷の流れの音が大きくなると出合に到着。うつろ谷までは一投足だ。
今月5回目の沢でやっと沢らしい遊び方ができた。それまでの鬱憤を一気に晴らすように水と戯れた一日だった。
ん~、こんな生き生きとしたレポを読ませていただくと、やっぱり私もまたここへ行きたくなりました。
マジで「支流巡り」してみようかな~?
いっとき暑さを忘れさせていただきました。
ありがとうございます。
PS/ 私の失くしたGPSの件ですが、現在の携帯をスマホに買い換えるという方向で検討中です。
今月下旬以降に電池容量最大機種がリリースとのことなので、現在は発売待ちとなっています。
「専門家」にも色々聞いて見ますが、山日和さんを初めとしてコチラでもよろしくお願いいたします。