【 日 付 】13年6月16日(日)
【 山 域 】湖北
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】栃の木峠駐車地8:17---8:56尾根---10:25音波山---11:55下谷山12:40---13:50音波山---15:23駐車地
湖北の山第3弾は音波山から下谷山の往復だ。下谷山は山日和さんのレポにも上がっているが、このあたりの稜線は結構複雑で
興味がそそられる。最初は周回も考えたが、山の様子も分からない。今日はおとなしく往復ルートにしようと思ってやって
きた。目的の栃の木峠までは順調に来たが、はて?登山口はどこだ。それらしい表示はどこにも無い。余呉トレイルの地図では
スキー場の入り口近くにある。でも見当たらない。25千地図では栃の木峠からちょっと下がったところに道の印。探ってみるが
いずれもそれらしい表示は無い。しまったなあ。事前に調べてくれば良かったと思えども後の祭り。まあ余呉トレイルの地図
からするとスキー場入り口の左手の尾根に取り付けばおのずと道が開けている感じだ。そう思ってスキー場への道を歩き尾根に
一番近そうなところから山に取り付く。結局音波山への表示は無しかと思いつつヤブのある谷を歩く。なんとなく踏み跡っぽい
ところもあるがそれもすぐ消えて後はひたすら前へ行くだけ。いきなりのヤブコギだよ、まったくと思いつつ我慢して登れば
どうにかしっかり踏まれた登山道に飛び出した。やれやれである。この明瞭な登山道があってなぜに登山口が見つからなかった
のだろう。帰りはしっかり確認だなと思いつつ登山道を歩き出す。
道は大した上り下りもなく順調に歩くことができる。ブナの多いいい道だ。途中でササユリをみる。オー!この時期から
夏にかけて見られるこの花はいつも美しい。何枚も写真に収める。

- ササユリ
そしてしばらく尾根と鉄塔が平行して走っている道を
いくと尾根からすれば右折すべきところで直進していることに気づく。他に道もなかったのでこれでいいのだろうと進むが
ずいぶん稜線から離れていく。おかしいと思いつつ前を見ると鉄塔がすぐ目の前。なんとまあ鉄塔への道だよこれは。しょうが
ないので右折すべきと思った場所まで戻る。そこで道を探すがはっきりしたものは無い。しょうがないかと目の前の尾根に入る
べくちょっとヤブを漕ぐとすぐに道らしきものに遭遇。余呉トレイルはなかなか遊んでくれる。この後はブナの続く道をいく。
こんなにあるのかと思うほど続く道だ。ブナのおかげで暑さもしのげてルンルンといく。地図には音波山の手前にブナの巨樹と
書いてある。見つかるのだろうかと思い慎重に行くが心配することなくそれは道のすぐ脇にあった。枝を四方に伸ばした立派な
ブナだ。

- 立派だなあ
いいところ。そしてすぐ音波山だった。ただこの頂上は道からほんの少し外れていて分岐を示す表示も無い。うっかり
しているとやり過ごしてしまうかも知れない道だ。トレイルの立派な地図の割にはワイルドだ。
ここは南側が大きく開けている。山並みが続くが大黒山が目立っている。あんなに目立つ山だったかとちょっと意外。
さて次は下谷山だ。12時位には着きそうだ。道は大きく右折し南下するがほとんど上り下りを感じさせない歩きやすい道で
相変わらずブナが続く、そして平たく稜線の入り組んだ地点に来た。左手が日本海側右手が太平洋に繋がるその真ん中に
ある複雑な地形だ。ブナがあちこちにあり面白い。迷いやすいところではあるがいいところだ。そしてここからちょっと登った
ところが下谷山だった。時刻は12時ちょっと前。ほぼ予定通りか。南側が開けており音波山と似たような展望が広がっている。
静かでいいところだ。さあランチにしよう。
冷えたビールを飲み山座同定。横山岳、安蔵山、大黒山、妙理山などの見当をつける。いずれも落ち着いた山だがびっくり
するほどの特徴も無く、地図を持たないとなかなか同定がむずかしそうだ。地味なところである。まあそれがいいのだろう。
そしてふと標識を見るとなんやら面白い形。フクロウがいる。誰が作ったのか知らないがこれは力作だ。なんか面白い。

- 誰が作ったんだろう。手が込んでいる
ランチを切り上げた後、ちょっと先へ進んでみようかと考える。ただ目の前は今までのような道が見られない。山日和さんは
この方向から下谷山に来たんだよなと思いつつ進もうと思うが、いかんせんヤブだらけ。しばらく我慢して進むが特に目的も
無いと進む気が起きない。止めよう。やっぱり自分は人の道を外してはいけないのだ
来た道を素直にもどる。相変わらずブナの続く道。これはこれでいいのだが欲を言えばもう少し展望が欲しいところ。下谷
山を過ぎると音波山まで展望はほとんど無い。そして音波山で展望を見た後はまたブナの森を行く。道は緩やかに下っていく。
こんな楽な山歩きも無いものだが変化はちょっと乏しいかな。
そして来るときに道を外して鉄塔に向かった場所に来た。ここの分岐を見てみると思ったよりも手前に小さなテープが巻いてある
ところが正解だったようだ。これは初めて来たら絶対分からない。余呉トレイルとはこんなものらしい。
最後に朝苦労した取り付きを探るべく明瞭な道を下っていくと、最後の最後でスキー場入り口のところで草薮となっていた。
これもやっぱり知らないと分からない。アレだけ立派な道があってどうしてこんなに入り口が分かり難いのか。あえて隠している
のではと疑ってしまうほどだ。

- どこにも入り口らしさが無い!
なにはともあれ無事終了。余呉トレイルは赤線があっても油断するべからず。適度にヤブのある面白いところらしい。
Kasaya