~ 城址の峠道を越え、山毛欅の渓を遡る ~
【 日 付 】 '13/6/1
【 山 域 】 湖西 大谷山
【 天 候 】 薄曇り
【コースタイム】
P6:10-口の丸展望台6:35-原山峠8:10-いもじゃ谷8:22-登山道合流9:57-
県境稜線10:23-大谷山10:33/12:15-石庭道分岐13:10-P15:10
週間予報とまさかの梅雨入りであきらめかけていた。
比良専だった一昨年も、少し足を伸ばそうと計画していたが、この年は比良専のままだった。
新緑は見送って紅葉の時期に変更しようと思ったら、予報が変わった。
登り口に少し迷ったが、獣除け柵の手前には、りっぱな周辺散策案内板があり直近の土手に相棒を停めた。
植林の尾根の深い掘り割り道を登り始めた。
時折、こならの大木が根元から何本もの太い幹を立ち上げている。
成長したワラビと桜の台地に出た。
展望東屋とベンチがある。
琵琶湖と海津大崎、竹生島が一望だ。
城址の案内を見ながら平坦な尾根道を過ぎ、ジグザグに登ると「花地」
手前から左手の谷へと下るとたにうつぎ、ふじ、むしかりなど桃、紫、白と三色に彩っている。
流れ沿いの湿地から右手の尾根へ振り、すぐに左へ巻いて行くと原山峠だ。
この峠を下ったその奥に集落があったとのことで、昔はよく歩かれたのだろうが、今では地形から峠とわかるだけである。
今まで植林中心だったからか、この周辺の樹相は素晴らしい。

- 原山峠
ほんの少し下っただけで辿り着いた流れはまさに集落の小さな川だった。
しばらくは植林の中、河畔台地を行く。
せせらぎを右へ左へと渡り返すと山毛欅の森に包まれた。
流れは滝もなく緩やかに山毛欅の森を縫っていく。

- 山毛欅の森
二股の間にある釜跡の小台地で一本点てた。
古い残り炭が黒く散らばっている。
こんなところで腰を降ろしたら、一服するしかないだろう。
だが、残念なことに今日はたばこを持っている相棒はいない。
トマトをかぶりついたら、これがまた健康的で旨かった。
山毛欅のせせらぎの流れが細くなると登山道が合わさった来た。
小尾根から県境稜線へ出て見晴らしの草原を少しで大谷山だ。
単独の先着者と挨拶を交わし、琵琶湖側からの風を避けて、日本海を見ながらのステーキランチとした。

- らんち
眺望コースと案内板のある頂上から南への尾根を降る。
琵琶湖などの眺望に加え、メタセコイアの並木がよく見える。
そうあの「冬のソナタ」のである。3カ所に分かれてあるようだ。
尾根道を下ると石庭からの登山道と合流し、さらに降ると石庭への道と分かれて田屋城址へのルートを案内している。
これを辿れば下界を歩かなくてもすむ訳だ。
登りに使った「花地」までは心地よい自然林が続いた。
後は膝をいたわりながら来た道を下った。
沢靴と土の斜面の足慣らしもそれなりにでき、この周辺への想いも募ってきた。
では また 梅雨の晴れ間の新緑の山毛欅の森で
SHIGEKI