【 日 付 】2013年5月8日
【 山 域 】台高
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】船戸06:20 --- 高見山08:00 --- 請取峠11:00 --- 船戸 13:40
ゴールデンウィークに働いて休日を作った。天気は良く少し涼しい。高見山東尾根を歩いた。
櫛田川本流船戸川沿いの小道を北西に走り、船戸集落を通り抜け、船戸街道橋入口から少し先の左手スペースに駐車した。06:20船戸街道橋は歩行者専用橋である。直ぐ先に入鹿の首塚があり、近畿自然歩道高見山を越える道が続いている。昨年冬から今年夏までの間に整備され歩き易くなっている。しかし、アセビの茂みは相変わらずで、ひょっとしたら集落の鹿避けに残してあるのかも。06:55林道船戸線の大きなミズナラの下を通過、植林の中で若葉が一際きれいだ。

- 林道船戸線の木
大峠に登り着いても誰も居ない。車道の三重県側・南側の崩壊現場は相変わらずで修復工事は未だ先の様子。大峠から鳥居を潜って高見山への登山道を登る。振り返って見える台高北部縦走路が晴天の下で鮮やかに見える。前回は雲が棚引いて畏怖感と憧れがあったが、昨年秋に歩いたので山や尾根筋が良く判別出来る。
高見山南斜面をジグザグに登るが、登るに連れ樹相が変化して行く様で興味深い。大峠では新緑で初夏の風情だったが、高見山山頂に近くなると若葉は未だ少ない。赤紫色ツツジがチラホラあって、枯れ木の山に色を添えている。ブナの木が混じる明るい林は気持ちが良い。登山道はしっかり歩かれていて幅もある。

- 高見山から東の尾根へ
息を切らしながら08:00高見山に到着、誰も居ない。三角点の側から東尾根を遠望して気持ちを奮い起こす。山頂から100 m程戻った所に東尾根分岐がり、余り歩かれていない様子の尾根道に入る。最初に小さなコブが二つあり、踏み跡は薄く急傾斜を登り越えるので、初心者をブロックするのに丁度良いのかも知れない。左手・北西からの風が少し寒い。

- 高見山南斜面の?ツツジ
東尾根は、大きくはないがブナの木があったりして、下りと言うこともあり気持ちのよい尾根歩きになり、写真を撮ったりして足が止まりがちになる。アセビの白い花が盛りで、平野との標高と寒さの違いを感じる。大ガレにはロープが張ってあり危険は感じないが、覗きに近づくと危険かも。
08:40桃俣分岐を通過して東へ尾根道を歩いて行くと、潰れた掘建て小屋の扉やトタン屋根があり、その向こうに錆びたワイヤーやウインチ装置が尾根に放置されていた。
08:50尾根の小ピークに大岩があり、その傍らにサイメ谷山(1059 m)の表示があった。その先にも錆びたワイヤーが尾根を横切って足を引っ掛けない様に注意が必要な所があった。左右が自然林の尾根道では、南斜面・三重県側では若葉が出ていて、北斜面・奈良県側では未だ枯れ木で、左右の違いが興味深い。

- 北斜面と南斜面の対比
09:30トクマ山西峰(1052 m)分岐に到着。まず直進してトクマ山東峰(1052 m)を踏んで、引き返して北東方向へ折れて県境尾根を下る。次の分岐で右折して檜植林の間を下る県境尾根を選ぶ。やがて右手を見下ろした所にある沢が近くなり、水音が響いて来た。左右に笹薮がある所で、大きな鹿が右手から前方へ飛び出し道を向こう向きに跳ねて行って、振り返って様子を窺った後に左手の斜面へ下りて消えた。
10:15奥ノ山(794 m)山頂を通過。尾根の右手・南斜面は檜植林で、左手・北斜面は自然林で、尾根の踏み分け道に薮は茂っておらず歩き易い。
11:00請取峠に到着、高見山からの尾根道は、直前の鞍部で右手・南斜面のトラバース道に下りるか、峠直前の高みから峠を見下ろしつつ右手・南斜面へ下ることになる。わーぃ、これで白米城から高見山まで一応繋がった。
請取峠からは、東側の尾根の西斜面をトラバース気味に南へ下る。左右は檜杉植林で、時折左手・山側の谷間に自然林が広がっている。かつてはよく整備された峠道だったらしく石垣で水平道が造られている。しかし、幾つもある沢を渡るところで道が崩れ、土石の斜面を怖々歩いたり丸木を渡ったりすることになった。
林道終点からは林道請取峠線をテクテク下り、太良木からは林道船戸太良木線で船戸へ戻ったが、意外に時間が掛かってしまった。結局、誰にも遭遇せず、静かな山歩きと林道歩きだった。