ワン公の散歩道にいっぱいタンポポが咲いてます。もう、首を伸ばして綿毛になってるのがほとんどです。
どこへ飛んでいくんかなあ…
なんて思ってたら、なんとまあ、壇蜜ならぬ、骨壷ならず、加賀の蜜壺へ吸い込まれていったとは…(@_@;)
ふーたんヘンタイの運命やいかに。
ふ~たん協議の結果クリ攻めの次はツボ攻めしかないだろうということになった。
あのね、公序良俗に反する記述はエーカゲンにせんかい!とお風呂の中から管理人さんが叫んでませんか? この風呂、ヌルイやんけ…(@_@;)
そのツボとは白山北部の百四丈滝に冬から春にかけて出現する巨大な雪壷のこと。
数年前から百四丈滝の雪壷攻略を夢見て、昨年のGWには出陣間際に天候不順により急遽中止を強いられたという曰く付きのツアーなのだ。そしてその攻略法にもこだわりがあり、丸石谷に降り立ち下から雪壷に迫っていき、美女坂の頭へ登り返し周回しようという企みだ。
なるほど、美女坂の場ストトップから愛撫…ちがう!ダイブするんやのうて、丸い大腿活躍筋のあたりから這い上るというコンセプトでしたか。(^_-)
さすが、「なんやら殺し」の異名高いイケメンポポンタさんならではの蜜壺攻め作戦ですなあ。(^_-)
一里野スキー場は採算が取れないのかGWのゴンドラ運行を取り止めているので、林道を車で入れるところまで進めてスタート地点とした。
雪に埋まった林道歩きを終えるとすぐに檜倉、そこからしかり場と呼ばれる1,549峰までは林相こそは貧弱だが緩やかな気持ちのいい斜面が続く。
しかり場に立てば白山北方稜線の山々が勢揃い、その中でとりわけ目立つのは大きなカールを抱く大笠山だろう。
林道はどこまで入れました? ゴンドラ山頂駅からの登山路に出合うあたりかな?
今回は新雪が積もっているので役立つかもしれないという読みで持ち込んだスノーシューが大誤算。
スノーシューは始終お荷物となってしまったが、まあこんな失敗も時にはあるだろう。
重いザックに喘ぎ喘いで8時間、やっとのことで奥長倉避難小屋に到着。
日本海を赤く染める夕陽を拝みながら明日の雪壷攻略の成功を祈った。
やはり雪道は時間が掛かりますね。空中浮遊や樹上遊泳の達人のお二人でも、シューとザックの重さにお手上げでしたか。
翌日は快晴の朝を迎え、小屋に泊まった3パーティーがそれぞれ雪壷を目指すこととなった。(1パーティーは兎夢ちゃんのお仲間でした)
やはりGWともなれば、小屋も繁盛ですね(って、無料だけど)。
尾根ルートを登っていくパーティーを見送って、ふ~たん編隊は快適な斜面へドロップイン。
ところが、ふ~さんは山遊びのし過ぎで足を痛めているらしく、奇声を発することができなくて至極残念な様子。
ふ~さんもやはり“人間”だったのかと改めて確認できる瞬間であり、いつかふ~さんとヒザ友になれる日が訪れるのだろうか。
大きく広げよう、ヒザ友の輪!(^^)!
谷が西に大きく曲がるところで先行していたふ~さんの「行けない!!」という叫び声。
慌てて駆け寄ると大きな滝が雪渓を分断しているではないか!
一瞬万事休すかと思ったが、幸い左岸に雪がついていて高巻きができそうだ。
その斜面に取り付いてはみたものの今度は雪面が硬くてピッケルが刺さらない。
斜度は次第に増して気がつけばゾッとするような急斜面、ピッケルは利かず僅かに利いているアイゼンの前爪だけが頼り。
肝を冷やしながらヤブに飛び込んでひと安心となった、やはり雪壷攻略に何も労しないではバチが当たるというものか。
蜜壺攻略のポイントは周りの“ヤブ”をいかに活用するかでしょう。穴毛観音でも学んだでしょうが(@_@;)
滝を過ぎればその先は広々としたパラダイスが続いている。
緩やかなカーブを描く雪渓の先に突如、白い巨塔のような雪壷が現れ、二人の歓声が沸いた。
雪壷に歩み寄っていくと今度はふ~さんが「ツバメだ~」と叫んだ。
駆け寄ってみると飛べないアマツバメがもがいている。(普通のツバメとは全く別の種類です)
こんな近くで見れるのは大変珍しいので写真を撮ろうと近寄ると雪壷の方へバタバタと逃げていく。
そこをふ~さんが先回りすると「ふ~さんに食われるくらいなら!」と死に物狂いで羽ばたいたのであろう、見事に舞い上がることができた。
崖にとまって眠っている間に雪面に落ちてしまい、寒すぎて動けなくなったに違いない。
万が一雪壷の中に落ちていたら命はなかったはず、ふ~さんもひとつ善行を積めたことだし、よかった、よかった。
燕の巣を取りに行ったスケベの貴人の顛末を覚えてますか? 竹取物語。
ツバメなんかに気を逸らされてはいけません。蜜壺まっしぐら、ネコまっしぐら~ですがな。
恐る恐る近づけば無数のツララが垂れ下がっている、おおっ、これが雪壷の正体か!
ボッキと一本拝借してペロリとやればウンマイ!!これぞ蜜の味!
次は雪壷の大きな口を覗けるポイントまで回り込めば、これまた凄い眺めにふ~たん編隊は大はしゃぎ。
下から上からと微妙に角度を変えて写真撮りまくりタイムだ。
雪壷はその高さが約30m、土台の雪渓の厚さがが10~20mあるであろうから雪壷の中の深さはナント50m近くもあるのだろうか。
なんと、巨大なる設計物でありますな。まるで原子炉建屋みたい。それでも太陽エネルギーには勝てず、余命1ヵ月?

- 蜜壺の面影もない夏の百四丈滝
- P7260290.jpg (56.29 KiB) 閲覧された回数 8343 回
避難小屋から出発した2パーティーはどうやら高みの見物だけで済ませたようで、ふ~たん編隊独占の雪壷遊びとなった。
去り難い雪壷だが復路が長いのでお遊びも程々にして稜線めがけて登り返しを始めるとしよう。
巨大蜜壺にたかったのはアリさん2匹だけでしたか。白山鳴動ネズミ2匹ってところ?
無木立のカール状地形は遠い稜線が近くに錯覚して見えてしまうのが辛い。
ヘロヘロになって稜線に出ればそこは広大な雪原、ガスったら怖そうなところだ。
美味しかった雪壷に最後の別れを告げて美女坂の下りとなる。
ふつう、このあたりから滝の落ち口あたりに降りて、左岸からツボを責めるのが正常位でしょ(^_-)
ここは難所という情報もあったが、今日のルートを歩いていれば特に問題もない。
丸石谷へのドロップポイントを感慨深く見送れば奥長倉避難小屋はもうそこだ。
今回もたんぽぽの編隊ルートに付き合ってくれたふ~さんにありがとう!
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まあ、あんたがたにかかれば難所もへっちゃらナンショ(@_@;)
ワタクシも死ぬまでには霊験新たかな百四丈滝の雪壺明神にお参りしたいもんだと、キンを鍛えておきまする。m(__)m
~biwaco