【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

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Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月26日(土) 22:06

緑水さん こんばんは

 「洞吹の滝」ピッタシの名前ですね、修行に行かれると好いですね。

以前、パソ神社の吹田分社で「洞吹の滝」を占ってもらうと、
その滝は確かにあるらしいのですが、
だいたいの場所と、クルマの通る道から滝が遠望できるということしかわからなくて。
はたして、滝のそばまで行けるものやら。
小道もなくて、沢歩きの支度がいるのかなあ。
それに、「洞吹の滝」は「どうすいのたき」じゃなくって「ほらふきのたき」って読むらしいんですが、
「柳川洞吹」のルーツを訪ねる旅として面白くなりそうな気がしています。

 月山はなんども行きました、好い知り合いが出来ましてね。
 何かと甘えてますワン :)
 聞いてみましょうか、ネイチャーセンターに勤めてる根っからの土地っ子ですよ。


ネイチャーセンター勤務なら、専門家じゃないですか。
もし、なにか有益な情報が得られたら、たいへん嬉しいです。
機会があれば、よろしくお願いします。

 来週は冷えるそうな、大雪かなお出かけ症ですワン。

休日は大雪で、平日に晴れの日がくる、サイクル合わない時期です。

 春うららかな山桜の花びらがもうスグですよ。
 節分だもん、立春が着たら緑ちゃん九つになりますのやわ。


[attachment=0]s-R0016146.jpg[/attachment]
月日のたつのは早いですね。

よい春立ちを!
                        洞吹(どうすい)
添付ファイル
白山釈迦岳山麓のブナの森にて(2012年5月)
白山釈迦岳山麓のブナの森にて(2012年5月)

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 緑水 » 2013年1月24日(木) 16:40

御在所山にお昼しに行き温泉して帰りました。
柳川洞吹 さんが書きました:緑水さん こんばんは

ちょっと話は飛びますが、出羽三山の月山の山ふところに「洞吹の滝」という滝があるらしく、
ワシと同じ名前の滝を一度見てみたいと思ってるんです。
そのうち、行ってきます。
緑水さんは、もう出羽国のほうも飛び歩いたんでしょ。

 

[attachment=0]お宮が見えた.JPG[/attachment]


「洞吹の滝」ピッタシの名前ですね、修行に行かれると好いですね。
月山はなんども行きました、好い知り合いが出来ましてね。
何かと甘えてますワン :)

聞いてみましょうか、ネイチャーセンターに勤めてる根っからの土地っ子ですよ。


[quote] この林道好いな、入口はドコなんだろう。
 緑ちゃんコノ林道スキーで歩きたいなあ。適当な斜面を見つけて登れば好いんだワン。


これは鮭ヶ洞林道の上部ですよ。
中部縦貫と国道の分岐からワシのレポどおりにスタートして、登っていく林道の上のほう。
未除雪の国道から最初に左に(北に)分岐する林道です。
角に「民有林道鮭ヶ洞線」の標柱が立ってます。
 

ありがとうございます多。
来週は冷えるそうな、大雪かなお出かけ症ですワン。



[quote] 元気でね


ありがとうございます。
緑水さんもお元気で。
またオフ会でお会いしましょう。(^^)
[/quote][/quote]


春うららかな山桜の花びらがもうスグですよ。
節分だもん、立春が着たら緑ちゃん九つになりますのやわ。

           緑水
添付ファイル
●湯殿神社へさやちゃんと詣りに好く
●湯殿神社へさやちゃんと詣りに好く

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月24日(木) 14:33

緑水さん こんばんは

お久し振りです。
緑水さんもお元気ですか。 って、お元気ですよね。

 鮭洞・・・洞が付くのは好い山なんだ。

美濃のほうには、「~~洞」という名のついた谷も山もたくさんありますね。
洞はワシのハンドルネームの一部でもありますから、そんな山にはなんとなく親しみを覚えます。

ちょっと話は飛びますが、出羽三山の月山の山ふところに「洞吹の滝」という滝があるらしく、
ワシと同じ名前の滝を一度見てみたいと思ってるんです。
そのうち、行ってきます。
緑水さんは、もう出羽国のほうも飛び歩いたんでしょ。

 デブ解消には山歩きが最適ダモンネ。症は消化セナあきまへんよって。

ここ数年の猛暑酷暑で、暑い時期に山から遠ざかっていたら、
なんと、こぶとり爺さんになってしまいました。
ちょっとでも歩かなあきまへんな。

 この林道好いな、入口はドコなんだろう。
 緑ちゃんコノ林道スキーで歩きたいなあ。適当な斜面を見つけて登れば好いんだワン。


これは鮭ヶ洞林道の上部ですよ。
中部縦貫と国道の分岐からワシのレポどおりにスタートして、登っていく林道の上のほう。
未除雪の国道から最初に左に(北に)分岐する林道です。
角に「民有林道鮭ヶ洞線」の標柱が立ってます。

[attachment=1]s-R0017404.jpg[/attachment]
この日も林道を下ってくると、
途中から、林道を行き帰りしたスキーのシュプールがついてましたよ。
入口に近いところでは、あっちこっち滑りまくってたし。
ちょっと遊んで帰ったんでしょうね。

 テレンコポクポクで好い時間だな、歩いてこようだワン。
 そうして地形を覚えれば好いノラ、どうです賢いでしょ。


[attachment=0]s-R0017405.jpg[/attachment]
のんびり歩ける広い林道です。
谷間も広いし。

 緑ちゃんコノ当たり大好きです、道ノ駅、スキー場、温泉に人情もいいしね。

いいところですね。
ワシも大好きです。

 元気でね

ありがとうございます。
緑水さんもお元気で。
またオフ会でお会いしましょう。(^^)

よい山旅を!
                  洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0017405.jpg
s-R0017404.jpg

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 緑水 » 2013年1月24日(木) 04:27

オハヨウございます洞吹師匠、お元気そうでナニよりですワン。 :P
ヤッパ好いなあこの書き文は、ヤブコギの原点見る思いでスー。
行ってみたくなる奥美濃、山名が好いよく追いかけたもんです。


柳川洞吹 さんが書きました:【日 付】 2013/1/13(日)
【山 域】 奥越 野田ヶ大和、鮭ヶ洞 (福井県大野市)
【地形図】(1/25000)白鳥
【メンバー】 単独
【天 候】 晴のち曇り
【ルート】 駐車地8:15---尾根取り付き8:50---尾根上9:05/9:25---ca880m 10:00/10:15
---ca1050m 12:00/12:05---ca1195m標高点(昼食)13:00/14:05---野田ヶ大和(ca1270mP)14:45/14:50
---鮭ヶ洞15:10---林道ca1080m 15:25/15:35---駐車地17:10

●コノ集落基点の山は好いなあ
●コノ集落基点の山は好いなあ

中部縦貫道路、よく出かける便利な所です。
鮭洞・・・洞が付くのは好い山なんだ。

寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
行き先は福井県の奥越地域だ。
1月の奥越の雪はどんなもんじゃろうか。
デブ解消には山歩きが最適ダモンネ。症は消化セナあきまへんよって。
好い所選びマスタ、参考になります多。

今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。

そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
その400m真西にある標高約1270mの三角点なしのピークが「野田ヶ大和」だ。

●カモシカのペアはじめての出逢いでしたよ
●カモシカのペアはじめての出逢いでしたよ

よく判りました、チョッと地図ミヤなわからんけど。
ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。

野田ヶ大和、ca1270m。
2時45分、やっと着いた一番高い場所。
ヤッパ一番高い所に登りたいは、山登り専の悲しい性なのかシラネ。
最近はそう思わなくなりつつあります。
でもヤッパ先の高見が有れば、もおチョイイコかの気持ちになりますもん。
三つ子の魂忘れられないね。

あっと言う間に高度を下げて、目線が谷の対岸の県境稜線と同じ高さまで降りたとき、
すぐ下の山肌に沿う白い帯が目に入った。
あっ、林道だっ。
鮭ヶ洞の林道はここまで延びていたんだ。
どうやら現役の林道のようで、まっ白い平らな道が続いている。
今日は、この林道を下ろうっと。
:o この林道好いな、入口はドコなんだろう。
緑ちゃんコノ林道スキーで歩きたいなあ。適当な斜面を見つけて登れば好いんだワン。

白いバージンロードの林道を、テレンコポクポクと下ること1時間40分。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
テレンコポクポクで好い時間だな、歩いてこようだワン。
そうして地形を覚えれば好いノラ、どうです賢いでしょ。 :lol:


もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。
●雪の林道歩きは初心なアノコと歩くが好いね。
●雪の林道歩きは初心なアノコと歩くが好いね。
緑ちゃんコノ当たり大好きです、道ノ駅、スキー場、温泉に人情もいいしね。
こんなレポ待ってます。

元気でね     緑水

                          

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月23日(水) 12:10

あっ、林道だっ。
あっ、林道だっ。
biwacoさん こんばんは

 カニの前にサケ三昧ですかいな。そりゃ、ウメー~ことでしょう。

うめ~うめ~とヤギが鳴くっとね。
関係ないけど、きのうの晩ごはんは「おでん」でした。
最近はコンビニ普及の影響で「おでん」って言うのに抵抗がなくなってしまいましたが、
昔はずっと「かんとだき(関東煮)」だったんですけどね。

 こんな聞いたこともない山、どこかいな?と、後回しにしてからジックリ読ませてもらいましたで。
 ちゃ~んと位置説明があって、地形図と並べて辿ってみました。
 あかんねえ、罪つくりってもんやねえ、これ。こちら、ヒザ痛で当分、山はロム専だもんなあ…(>_<)


おやまあ、新年から柚子胡椒、じゃなくてヒザ故障ですか。
それはいけませんね。
ギックリ腰を併発しないように気をつけてくださいよ。
早くなおして出てきてね。

 洞吹しゃん、よ~く分かりました。
 それにしても、こんな山ばかり探してるんですねえ。


なんせ、もともとがヘソまがりなもんで、
「ここはどこ? あんた誰?」状態が大好きなのです。
黙ってても他人さまがゾロゾロと行くようなところは、あんまり行きたくないですね。

[quote] ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。 [/quote]
 根拠は?


いわゆる「独断と偏見」ですがな。

 ん? 30分ズレたけど…。
 ん?また30分遅れた…。(パンのせいかな?)
 またまた、30分プラスや(@_@;) 今度は痩せ尾根のせい?
 えっ? 12時半じゃなかった?


こうやってチビリチビリと時間を足していくほうが、ショックも少ないようで。

 ふ~ん、この鍋焼きうどんって冷凍食品のヤツ? 
 これ、冬だから大丈夫だろうと思ってたら融けだしてグチャグチャになったことがあるんですわ(@_@;)
 それはそうと、時間大丈夫?


冷凍のはダメですよ。
ご経験のとおり、融けてザックの中が汁まみれになるからね。
愛用のは、アルミ鍋の中に袋入りのストレート出汁と生うどんが入ってるやつです。
スーパーマーケットの麺類コーナーなんかにありますね。
それはそうと、時間のご心配ありがとさんです。
ワシ、食事のときは時間は気にしないことにしてるのよ。

[quote] 2時半には着けるだろう。[/quote]
 なんと、最初の予定では11時でっせ!


あっ、まだ着いてなかったんや。

 やっと気付きましたか。急いで急いで~(@_@;)

はいよ~、急がないとね~。

[quote] 今日は、この林道を下ろうっと。いいよね。[/quote]
 いいも悪いも、今から尾根に取り付いたら闇下必至ですがな。闇下で済んだらいいけど…
 下山時の林道って、ホンマに大好き(^o^)


闇下必至!
そうなんです。
遭難です、になったらたいへんだよ~ん。

 クソーッ! いいないいな~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
 行きたいな、行きたいな~(-。-)y-゜゜゜
 まあ、当分ガマンするか。


ウッフ~ン、もっと、もっとおー。(^o^)
あ、ちがう。(^^;
いいだろー、うらやましいだろー。
じっと我慢して、早く膝をなおしてね~。
またまた関係ないけど、小篠原交差点の角のラーメン藤はまだあるんかいなあ。

よい膝養生を!
                    洞吹(どうすい)

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月23日(水) 11:52

s-R0017402.jpg
バーチャリさん こんばんは

 蟹さんを沢山食べましたか
 やっぱし地元で食べるのが一番美味しいですよね


いや、うまかったです。(^^)d

 温泉の帰り本屋で買うと思い寄って見たら
 つぶれていました。
 ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」てあまり本屋で見かけないような?
 

つぶれてたって、行きつけの本屋がつぶれてたんですか。
よっぽどはやらない本屋だったんですね。
この本は地元以外では、普通の書店には出てないですよ。
ずいぶん前のことですし、発行元にももう在庫がないかも。

 こちらからも近いですね。

まあそうですが、帰りの東海北陸道はスキー帰りのクルマで混雑してますね。
特に、一宮ジャンクションでの名古屋方向は渋滞がたいへんそう。
ワシは京都方向に曲がるので大丈夫ですけど。

 土曜は貝月山でしたがとてもいい天気でしたが

貝月山は美濃なので、好天の区域でしたね。

 今年は気合が入っていますね。

ちょっとだけね。
すぐしぼむと思う。

 一人のラッセルで600の標高差を頑張るのですか

なんか変ですか?

 1時でも頑張るですか?

このときだけです。
ふつうは、とっくにやめて昼メシタイムに入ってます。

 豪華ですね。
 ヤブの人は鍋うどんの方がおおいですね。
 一人いつもおでんの方が見えますが


冬山は温かいうどんが一番ですね。

 もう下山の時間過ぎているけどまだ頑張るのですか

いや、下山するにはそっちへ行かないとダメだから。

 やりましたね 
 登頂おめでとうございます。


ありがとうございます。
やっと着きました。

 林道計算済みでしたか。

いえいえ、地形図どおり終点の古い林道では雪に埋もれてわからないだろうと、
計算には入れてませんでした。
実際は立派な広い林道が延びていたので、楽させてもらいました。

 どうでもいい話も期待して待っています。

あーあ、期待されちゃったよ。
ネタができたらまたやりますから、しばしお待ちくだされ。

よい山旅を!
                      洞吹(どうすい)

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by biwaco » 2013年1月22日(火) 22:45

洞吹しゃん、こんばんは^^)です。
カニの前にサケ三昧ですかいな。そりゃ、ウメー~ことでしょう。
こんな聞いたこともない山、どこかいな?と、後回しにしてからジックリ読ませてもらいましたで。
ちゃ~んと位置説明があって、地形図と並べて辿ってみました。
あかんねえ、罪つくりってもんやねえ、これ。こちら、ヒザ痛で当分、山はロム専だもんなあ…(>_<)

寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
行き先は福井県の奥越地域だ。


満を持して、いきなりの奥地突入ですか!やはり亀は焦って早まってはいけませんからねえ…(^_-)

今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。


洞吹しゃん、よ~く分かりました。
それにしても、こんな山ばかり探してるんですねえ。

あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。


根拠は?

林道を30分歩いたところから、左手の尾根に取り付いた。
尾根上までわずか40mほどの登りだが、ちょっと斜面が急だったのと、雪がふかふかなので時間がかる。
尾根に登ったところで9時。
スタートしてからもう1時間経ってしまった。
でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。


ん? 30分ズレたけど…。

ca880mの平坦な尾根で、眼前の急登に備えて行動食のパンを食べる。
コンビニの新製品で、イチゴジャムを練り込んで焼いた菓子パンだが、すごくおいしい。
今10時。スタートしてから2時間が経った。
ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。


ん?また30分遅れた…。(パンのせいかな?)

そこから尾根は、予想外の痩せた急傾斜になった。
雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、
さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、
ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、
二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
亀の山登りだからといって、亀の子にはなりたくないし。
でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。


またまた、30分プラスや(@_@;)
今度は痩せ尾根のせい?

難所を抜けてca1050mの平坦部へ着いたら、ちょうど正午になった。
振り返ると、この尾根より低い県境稜線の向こうには白鳥の街が広がっている。
去年登った白尾山も見えるし、御嶽山も大きい。


ここまで来たら、もうタイムロスは「無いでしょう。(^.^)/~~~

スタートしてから4時間。
苦労してここまで来たんだから、手ぶらで帰るわけにはいかないぞ。(オリンピックみたい)
ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。


えっ? 12時半じゃなかった?

何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。


苦労が報われる~(^.^)/~~~

ここで昼メシにしよう。
もちろん、冬季定番のうどん鍋。
今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。


ふ~ん、この鍋焼きうどんって冷凍食品のヤツ? 
これ、冬だから大丈夫だろうと思ってたら融けだしてグチャグチャになったことがあるんですわ(@_@;)
それはそうと、時間大丈夫?

お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。


なんと、最初の予定では11時でっせ!

2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。

ゆっくり山座同定を楽しみたいところだが、あと2時間半もしたら日が暮れる。
この先、まだ鮭ヶ洞もあるし、県境稜線への登り返しもあるので、ちょっと急がなくては。


やっと気付きましたか。急いで急いで~(@_@;)

ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから。
今、3時半。
予定では、ここからまだ谷底へおりて、県境稜線まで急登して、日没と競争で尾根下り……
ワシはもう疲れたでござるよ。
今日は、この林道を下ろうっと。
いいよね。


いいも悪いも、今から尾根に取り付いたら闇下必至ですがな。闇下で済んだらいいけど…
下山時の林道って、ホンマに大好き(^o^)

もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。


クソーッ! いいないいな~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
行きたいな、行きたいな~(-。-)y-゜゜゜
まあ、当分ガマンするか。

                 ~biwaco

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by バーチャリ » 2013年1月22日(火) 19:05

洞吹さん こんばんは

蟹さんを沢山食べましたか
やっぱし地元で食べるのが一番美味しいですよね


今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。


温泉の帰り本屋で買うと思い寄って見たら
つぶれていました。
ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」てあまり本屋で見かけないような? 

九頭竜湖のある福井県大野市(旧和泉村)から国道158号線を岐阜県郡上市(旧白鳥町)へ向かうと、
県境に油坂峠がある。
今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。


こちらからも近いですね。


そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
その400m真西にある標高約1270mの三角点なしのピークが「野田ヶ大和」だ。
ルートは鮭ヶ洞(谷)右岸の尾根を登り、1195m標高点から野田ヶ大和、鮭ヶ洞(山)を経て、
一旦谷に降りてから県境稜線の1108m標高点付近に登り返し、
左岸の尾根を戻ってくる周回コースの予定だ。


野田ヶ大和、鮭ヶ洞 鮭でも遡上していたのかな?
そんな事ありえないですね。


あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。


土曜は貝月山でしたがとてもいい天気でしたが

そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。
よし、いいぞっ。出発だ。


今年は気合が入っていますね。


あまり寒くないせいか、スノーシューが20センチほど潜る雪質だ。

一人のラッセルで600の標高差を頑張るのですか

尾根の傾斜は緩急を繰り返しながら、次第に高度を上げていき、
そこそこの太さのブナも散見されるようになってきた。



自然林がいいですね。


ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。



いいな~  いいな~
天上の楽園漫歩 別天地に弱いです。
○○メさんもいいなと言っていましたよ~

台地をしばらく歩いたところの高みが1195m標高点だった。
もう1時になったが、野田ヶ大和はまだ先だ。


1時でも頑張るですか?

いったい、いつになったら着くのかな。
いやはや、「腹が減っては戦ができぬ」だ。
景色もいいし、風もなく、ラガーシャツ1枚で座っていてもポカポカと暖かいし、
ここで昼メシにしよう。


ほんとほんと私はシヤリバテになったら動けないです。

もちろん、冬季定番のどんう鍋。
今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。


豪華ですね。
ヤブの人は鍋うどんの方がおおいですね。
一人いつもおでんの方が見えますが

お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。


もう下山の時間過ぎているけどまだ頑張るのですか

雰囲気のよい天上台地の逍遥だが、けっこう細かいアップダウンがある。
何だか心臓がバクバクするぞ。


アップダウンがあると疲れますね。
房小山もそうでした。


2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。


やりましたね 
登頂おめでとうございます。


眼下に横たわる県境稜線を視認して、谷間へと降りる尾根を下る。

林道計算済みでしたか。

もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。


素敵なレポありがとうございました。
どうでもいい話も期待して待っています。

  バーチャリ

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月20日(日) 19:26

s-R0017462.jpg
ふ~さま こんばんは

やりましたね!おめで登ございます。大垣山協の岐阜県境の本が出版された時に、気になっていた山域です。友人が小谷堂から西山周辺を闊歩した時に仔細に眺め、作戦を練ったものです。(^o^)

ありが登ございます。
ワシも「岐阜県境800キロ」の本、持ってますよ。
拾い読みしかしてませんけど。

 なかなか際どい勝負してますね。
 ベテ乱の洞吹さんですから勝算あってのことかと思いますが、お気を付けて。そして、あらためましておめで登さんです。


ワシのばやい、勝負なんてもんじゃありませんぜ。
成り行きまかせの風まかせ。
楽観主義者の気まぐれ登山ですよって、行くも行かぬも気分次第。
マイルドだろー?
あら、貯めましてありが登ざん。

 ここは白鳥太田と九頭竜川源流域を結ぶ越美の間道のひとつだったようですね。
 同様に田茂谷と白山長滝を結ぶ古道もあって面白そうですね。


そうなんです。
なんか、面白そうなんですよ。

 バージンロードというにはあまりに抵抗がありますが、取りあえずめでたしめでたし。

だったら、蜘蛛の糸にしときますか。
左下に流れていたのが三途の川。

奥越・奥美濃エリアは面白いところです。私もこのレポ、勉強になりました。おおきにです。

ワシのレポでも、お勉強に使えるの。(^^)
ピッカピッカのー、いっちねんせー。

よい鏡を!
                             洞吹(どうすい)

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月20日(日) 18:24

s-R0017427.jpg
越前さん こんばんは

 この本は大阪の書店にも並んだんでしょうか?
私も即買いしましたが当時の山レベルにはそぐわず、あまり読み込むこともなくその内に行方不明に・・・(^^ゞ


大阪では書店に出てなかったと思いますよ。
ワシは、まとめて買い付けするからという山日和商事さんに注文しました。
越前さんは、せっかく買ったのに行方不明になったとは、もったいないですね。

 今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。

 って、そんなもんなんですか?
 う~む、県境の山はこれからは向こう側地方の天気もチェック入れるようにします。


そんなもんでしょ。
油坂峠あたりの県境稜線は、奥越側の山なみよりもずっと標高が低いから、
ピンポイント天気予報で、大野市と郡上市のどっちが当てはまりそうかなと言えば、郡上市かなって思ったので。

 冬山の予定はあくまで予定、スキーならいざ知らずそうそうは考えた通りには行きませんね。

そうですね。
しかし、ここまで予測と差がありすぎるのは、ちょっとワシのアタマに問題ありかも。

 ええ~い、こんチクショウ。なにくそっ、頑張れ「自分」って・・・始めはそう思ってても、振り返った距離に愕然として泣きたくなることもありますね。

そんなこともよくありますね。
昔、輪かんじきで登り道を1時間ひとりラッセルして振り返ったら、1時間前にいた場所がすぐそこにあって……
このときは、笑っちゃいました。

 洞吹さん、強いですね。

いやいや、この日は、たまたま気分が乗ってたからですよ。
たいていの場合、しんどくなってくると、高らかに「本日はここまで!」と宣言して、
さっさと鍋モードに入ってしまいます。

 私もこの間のお山で、いつものカップ麺から煮込みラーメンにしてみました。
ぐつぐつ煮込みながらの熱々麺、時間はかかりますがアレは良いモンですね。いいコト教えてもらいました。


ラーメンでもうどんでも、鍋焼きで煮込むやつはいいでしょう。
暖まるし、ホッとするし、冷たいビールもおいしいし。
なんと言っても、冬の昼メシはこいつに限りますよ。

 なんと昼食タイムを入れて予想時間から四時間近くの遅れ、全く初めての山での遅れは焦りにも繋がると思いますが、
 なんか他人事のように・・・(^^ゞ


ここは初見の山には違いないのですが、ずっと以前から行ってみたい山だったし、
地形図を覚えてしまうくらい何度も山行のイメージトレーニングをしていたので、
初めての山ではないような気分でした。
だから、たいして焦りもなく、日が暮れたら暮れたで大丈夫……なんて根拠のない楽観もあって。

いやいや、やはり洞吹さんも人の子でしたか。
私も昨年の上谷山で、思いもしなかった他の登山者(含むビワ北コンビのお二人)の姿を見て気が抜けたのか、楽なトレースをたどった下山を選択してしまいました。


人間だもの。楽なほうへ行ってあたりまえ。
ワシの場合は、焦ってミスをしでかさないように、「日が暮れても大丈夫」と自分を鼓舞してたんでしょうね、きっと。
反面、「日が暮れる前になんとか目途をつけないとなあ」って思う自分も確かにいて。
そこに林道が出てきたら、飛びつきますわな。
「ああ、これで日が暮れても楽に戻れる。」って思ったのと同時に、
「こうなるんだったら、野田ヶ大和でもうちょっとゆっくりしてきたらよかった。」って、
欲にまみれた思いもフッと湧いたけど。

結果的には林道を選んだのは正しい選択だったということですね。
間違いなく雪の状態の影響が大きかったと思います。


時間さえ許せば県境稜線を選んだと思いますが、この日の場合は林道が正解でした。
「雪の状態のせいだ」と言ってもらえると、ワシも単純なもんですから、
やっぱりそうだったんだと嬉しくなりますねえ。
ありがとうございます。

お互いに安全な山旅を!
                            洞吹(どうすい)

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by ふ~さん » 2013年1月19日(土) 07:36

おはようございます、洞吹さん。
今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。
やりましたね!おめで登ございます。大垣山協の岐阜県境の本が出版された時に、気になっていた山域です。友人が小谷堂から西山周辺を闊歩した時に仔細に眺め、作戦を練ったものです。でも、実際は、枇杷倉の方が優先順位の上位になってしまい、たんぽぽ氏に焚きつけられてメラメラ燃え上がったものです(^o^)
何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。
なかなか際どい勝負してますね。ベテ乱の洞吹さんですから勝算あってのことかと思いますが、お気を付けて。そして、あらためましておめで登さんです。
2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。
南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。
東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。
予想通りの大展望じゃありませんか。素晴らしい!
あっと言う間に高度を下げて、目線が谷の対岸の県境稜線と同じ高さまで降りたとき、
すぐ下の山肌に沿う白い帯が目に入った。
あっ、林道だっ。
鮭ヶ洞の林道はここまで延びていたんだ。
ここは白鳥太田と九頭竜川源流域を結ぶ越美の間道のひとつだったようですね。同様に田茂谷と白山長滝を結ぶ古道もあって面白そうですね。
白いバージンロードの林道を、テレンコポクポクと下ること1時間40分。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
それにしても、えらい時間がかかってしまったなあ。
体力低下なのだろうが、認めたくないので積雪コンディションのせいにしておこう。
バージンロードというにはあまりに抵抗がありますが、取りあえずめでたしめでたし。
もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。
奥越・奥美濃エリアは面白いところです。私もこのレポ、勉強になりました。おおきにです。

 ふ~さん

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 越前 » 2013年1月19日(土) 00:30

 洞吹さん、今晩は。
ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった
この本は大阪の書店にも並んだんでしょうか?
私も即買いしましたが当時の山レベルにはそぐわず、あまり読み込むこともなくその内に行方不明に・・・(^^ゞ
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。
そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。よし、いいぞっ。出発だ。
って、そんなもんなんですか?
う~む、県境の山はこれからは向こう側地方の天気もチェック入れるようにします。
ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。11時には着けるだろう
冬山の予定はあくまで予定、スキーならいざ知らずそうそうは考えた通りには行きませんね。
尾根は、予想外の痩せた急傾斜になった。
雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
ええ~い、こんチクショウ。なにくそっ、頑張れ「自分」って・・・始めはそう思ってても、振り返った距離に愕然として泣きたくなることもありますね。
またまた痩せた急傾斜の尾根がお出迎えだ。ほんまかいな。
おまけに今までと違って、尾根上に立ち木が藪っぽい。痩せ尾根なのでルートの選びようがなく、イヤでも藪を分けて登らなくてはならない。横に突き出た木の枝をまたごうとすると、スノーシューが引っ掛かる。
思いのほか時間がかかるので、気分はもうボヨヨヨヨンだが、何だ坂こんな坂!
洞吹さん、強いですね。
何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」来てよかった。
おおっ、頑張った甲斐あってパラダイスのご褒美!
景色もいいし、風もなく、ラガーシャツ1枚で座っていてもポカポカと暖かいし、ここで昼メシにしよう。
もちろん、冬季定番のうどん鍋。
私もこの間のお山で、いつものカップ麺から煮込みラーメンにしてみました。
ぐつぐつ煮込みながらの熱々麺、時間はかかりますがアレは良いモンですね。いいコト教えてもらいました。
2時45分、やっと着いた一番高い場所。野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。
ゆっくり山座同定を楽しみたいところだが、あと2時間半もしたら日が暮れる。
なんと昼食タイムを入れて予想時間から四時間近くの遅れ、全く初めての山での遅れは焦りにも繋がると思いますが、
洞吹さんは私なんかの凡人とは違うんですね~。
三角点峰の鮭ヶ洞は、雪庇の出た細長い山頂で、ここも展望抜群の山だった。しかし、ゆっくりできないのが惜しい。
今、3時10分。はたして日暮れに間に合うのかな?
なんか他人事のように・・・(^^ゞ
ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから
いやいや、やはり洞吹さんも人の子でしたか。
私も昨年の上谷山で、思いもしなかった他の登山者(含むビワ北コンビのお二人)の姿を見て気が抜けたのか、楽なトレースをたどった下山を選択してしまいました。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
それにしても、えらい時間がかかってしまったなあ。体力低下なのだろうが、認めたくないので積雪コンディションのせいにしておこう
結果的には林道を選んだのは正しい選択だったということですね。
間違いなく雪の状態の影響が大きかったと思います。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。
う~ん、確かに。
単独ゆえの私のいろいろと偏った視点、洞吹さんや山日和さん達の山行を見させてもらうことで、すこしずつ自覚してきました。これからも楽しいレポをお願いします。

越前

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月17日(木) 16:34

山日和さん こんばんは

[attachment=0]s-R0017470.jpg[/attachment]
 おおっ、新年早々奥越の渋い山ですか~。ずいぶんいい心がけじゃないですか。

今年は、シブヤマ路線で行ってみます。
このレポで、ワシの改心の度合いもわかるでしょ。

 なるほろ。地図で見ると結構近くて手頃な感じですね。

そのはずだったのです。

 「イカ谷」とか魚介類が好きなようですね。

今週末は、カニさんに逢いに行ってきます。

 これも堅い読みです。

これもそのはずだったのです。

 これは新しい趣向ですか?

はいな。
目覚まし時計ウォーズばかりだと、みんなに飽きられると思って。(^^;

 良さそうですねえ。大ダワみたいなイメージでしょうか。

雰囲気はそうですね。
大ダワのような平坦ではなく、段差のあるステージが次々と繋がっている感じです。

 素晴らしい根性ですねえ。今年はモデルチェンジかな?
 私は前日、三重嶽南尾根で12時で沈没してました。山頂まで200mチョイだったんだけど・・・


ワシの座右の銘は、いまだに「本日はここまで!」だから、根性はヘタレのままノーチェンジですけどね。
そういう問題じゃなくて、ここまで来たら、やめて戻るより行ってしまうほうが楽だと思って。

 やりましたね~\(^o^)/
 素晴らしい展望、読むだけで想像できます。


いやあ、来てよかったです。
疲れが吹っ飛びますね。
ここで昼メシにしたかったなあ。

 かなり押してきましたね~。
未知の山域でちょっとあせりは出ませんでしたか?


正直なところ、「日が暮れたらちょっと面倒だから、急がないとなあ。」と思いましたが、
万一の場合も対処する自信はあったから、極端なあせりはなかったですよ。

 そりゃそうでしょう~。時間を考えたら十分ですよ。
しかし対岸の県境稜線まで50mほどしかないんですねえ。


そんなに距離も標高差もないのに、えらい時間がかかってしまいました。
この県境稜線は低いので、山上台地からは県境越しに白鳥の街がずっと見えていましたね。

 私もぜひ行ってみたくなりました。国道の反対側の徳平(とくべら)山もずっと気になってます。(^^)/

今回の野田ヶ大和と鮭ヶ洞の周辺は、地形的には植林に蹂躙されていてもおかしくないような場所なのに、
驚いたことにほとんど自然林のままなんです。
磨けば光る宝石の原石のような山ですね。
徳平山も今回は押さえとして候補にあげていましたが、
国道の反対側では、林道が通じている臼本山も冬は展望がよさそうですよ。

よい山旅を!
                     洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0017470.jpg

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月17日(木) 16:20

たんぽぽさん こんばんは
こちらこそよろしゅ~に。

[attachment=0]s-R0017465.jpg[/attachment]
 寝正月でデブ症と診断されたんですか?
 たんぽぽは2ヶ月ぶりに金トレ(金〇〇を鍛えるんとちゃうよ)を再開したばかりです。
 もちろんヤマらしいヤマなんて全然入ってませんがな。
 これはナニ症と診断してもらえばええんでしょう?


それは「故障」しかないでしょ。

 いきなり奥越ですか・・・気合はいってますね。

気合い入ってますよ。
えいっ、えいっ。

 どこかいなと思えば西山の南、油坂峠のすぐ北じゃあないですか。

そのとおりざんす。

 なるほど、かつての料金所跡からスタートですね。

ああ、あのふくらみは料金所の跡だったんですか。

 甘い
 甘い、甘い
 甘い、甘い、甘い
 甘い、甘い、甘い、甘い
 甘い、甘い、甘い、甘い、甘い
 甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い


ウッヘー。
バッサリと一刀両断6回で64片の紙吹雪だなあ。
しかしこのタイムテーブルじゃ、予測が甘いと言われてもしかたないけど。

 またゆっくりと訪れてくださいな。
 ここは関西人さんから見れば奥越かもしれませんが、岐阜県人からすれば美濃なんですがねェ。


なにを「尖閣列島は核心的利益」みたいなことを言うてるんですか、岐阜県人。
石徹白だけでは足りないの?

 ところで、どうでもええ話しの初アップはいつになるんでしょうか。

そのうちに「どうでもええ話しの初アップはいつになるか」という話しをアップしますので、
それを見てください。

よい山旅を!
                     洞吹(どうすい)
添付ファイル
s-R0017465.jpg

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 山日和 » 2013年1月16日(水) 22:10

洞吹さん、こんばんは。

今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。

おおっ、新年早々奥越の渋い山ですか~。ずいぶんいい心がけじゃないですか。 :mrgreen:
この名前はずっと気になっていたんです。

今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。


なるほろ。地図で見ると結構近くて手頃な感じですね。

そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。

「イカ谷」とか魚介類が好きなようですね。

冬期は峠越えの一般国道は除雪しないので、スタート地点に駐車できる場所があるかどうか懸念されたが、
うまいぐあいに、分岐点の先の自動車道に除雪ステーションらしい広場があったので、
ありがたくその隅っこにクルマを駐めさせていただく。


この季節はこういうことも大きなポイントになりますね。

あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。
そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。
よし、いいぞっ。出発だ。


いい読みですねえ。(^^)

ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。


これも堅い読みです。

でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。

ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。

でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。

ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。


これは新しい趣向ですか?

何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。


良さそうですねえ。大ダワみたいなイメージでしょうか。

もう1時になったが、野田ヶ大和はまだ先だ。
いったい、いつになったら着くのかな。


実感こもってますね~。

お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。


素晴らしい根性ですねえ。今年はモデルチェンジかな?
私は前日、三重嶽南尾根で12時で沈没してました。山頂まで200mチョイだったんだけど・・・

2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。
南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。
東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。


やりましたね~\(^o^)/
素晴らしい展望、読むだけで想像できます。

三角点峰の鮭ヶ洞は、雪庇の出た細長い山頂で、ここも展望抜群の山だった。
しかし、ゆっくりできないのが惜しい。
今、3時10分。
はたして日暮れに間に合うのかな?


かなり押してきましたね~。
未知の山域でちょっとあせりは出ませんでしたか?

ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから。
今、3時半。
予定では、ここからまだ谷底へおりて、県境稜線まで急登して、日没と競争で尾根下り……
ワシはもう疲れたでござるよ。
今日は、この林道を下ろうっと。
いいよね。


そりゃそうでしょう~。時間を考えたら十分ですよ。
しかし対岸の県境稜線まで50mほどしかないんですねえ。


もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。


私もぜひ行ってみたくなりました。国道の反対側の徳平(とくべら)山もずっと気になってます。(^^)/

                     山日和

                         

Re: 【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by たんぽぽ » 2013年1月16日(水) 21:52

ど~すいさま、こんばんは。
今年もよろしゅ~お願いいたします。

寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
寝正月でデブ症と診断されたんですか?
たんぽぽは2ヶ月ぶりに金トレ(金〇〇を鍛えるんとちゃうよ)を再開したばかりです。
もちろんヤマらしいヤマなんて全然入ってませんがな。
これはナニ症と診断してもらえばええんでしょう?

行き先は福井県の奥越地域だ。
1月の奥越の雪はどんなもんじゃろうか。

いきなり奥越ですか・・・気合はいってますね。

今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どこかいなと思えば西山の南、油坂峠のすぐ北じゃあないですか。

そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。
なるほど、かつての料金所跡からスタートですね。

そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
こんなところに鮭とは面白い名前がついてますね。

ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。

甘い

スタートしてからもう1時間経ってしまった。
でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。

甘い、甘い

ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。

甘い、甘い、甘い

雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、
さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、
ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、
二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
亀の山登りだからといって、亀の子にはなりたくないし。

1月の雪山ですよ。
たっぷりと雪に遊んでもらってくださいな。

でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。
甘い、甘い、甘い、甘い

ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。

甘い、甘い、甘い、甘い、甘い

その急登を過ぎ、次の平坦尾根を過ぎると、またまた痩せた急傾斜の尾根がお出迎えだ。
ほんまかいな。

ほんまかいなって、ここは地図でもヤセてまっせ。

今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。

すでに余裕のプファーですね~

でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。

甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い

2時45分、やっと着いた一番高い場所。
おおっ、到達しましたね!おめでとうございます。
甘いが6乗で止まってホットしましたわ。

もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。

またゆっくりと訪れてくださいな。
ここは関西人さんから見れば奥越かもしれませんが、岐阜県人からすれば美濃なんですがねェ。

ところで、どうでもええ話しの初アップはいつになるんでしょうか。

                           洞吹(どうすい)

【奥越】 野田ヶ大和と鮭ヶ洞

by 柳川洞吹 » 2013年1月16日(水) 15:49

【日 付】 2013/1/13(日)
【山 域】 奥越 野田ヶ大和、鮭ヶ洞 (福井県大野市)
【地形図】(1/25000)白鳥
【メンバー】 単独
【天 候】 晴のち曇り
【ルート】 駐車地8:15---尾根取り付き8:50---尾根上9:05/9:25---ca880m 10:00/10:15
---ca1050m 12:00/12:05---ca1195m標高点(昼食)13:00/14:05---野田ヶ大和(ca1270mP)14:45/14:50
---鮭ヶ洞15:10---林道ca1080m 15:25/15:35---駐車地17:10

寝正月でデブ症に拍車をかけてしまったワシは、心を入れ替えて、亀の新年初山行に出掛けることにした。
行き先は福井県の奥越地域だ。
1月の奥越の雪はどんなもんじゃろうか。

今回目指す山は、野田ヶ大和(のだがたわ)と鮭ヶ洞(さけがほら)という山だ。
どんな山か知らんが、ベルグラ山岳会「福井の山Ⅱ」の記録を参考にさせてもらった。
毎度のことながら地形図に山名は載ってないので、場所を簡単に説明しておこう。

九頭竜湖のある福井県大野市(旧和泉村)から国道158号線を岐阜県郡上市(旧白鳥町)へ向かうと、
県境に油坂峠がある。
今は中部縦貫自動車道(無料区間)の越美トンネルが峠の下をぶち抜いているが、
そのトンネルの福井県側入口で、一般国道と自動車道の分岐点がスタート地点となる。

そこから北に向かって鮭ヶ洞という広い谷が伸びているが、真北にある1252.2mの三角点が「鮭ヶ洞」。
その400m真西にある標高約1270mの三角点なしのピークが「野田ヶ大和」だ。
ルートは鮭ヶ洞(谷)右岸の尾根を登り、1195m標高点から野田ヶ大和、鮭ヶ洞(山)を経て、
一旦谷に降りてから県境稜線の1108m標高点付近に登り返し、
左岸の尾根を戻ってくる周回コースの予定だ。

冬期は峠越えの一般国道は除雪しないので、スタート地点に駐車できる場所があるかどうか懸念されたが、
うまいぐあいに、分岐点の先の自動車道に除雪ステーションらしい広場があったので、
ありがたくその隅っこにクルマを駐めさせていただく。

あたりは一面ガスで覆われ、細かい霧雨が降っている。
今日の天気予報は、福井嶺北は曇り時々雨か雪だが、美濃は晴れ時々曇りだ。
ここはすぐ県境なので、美濃側の天気の影響が強いはず。
そう確信してしばらく待機していると、やがて白いベールの向こうに青い空が透けて見えてきた。
よし、いいぞっ。出発だ。
ここから野田ヶ大和までの標高差は600m足らず。
11時には着けるだろう。

[attachment=4]s-R0017398.jpg[/attachment]
一般国道の分岐点は、冬に入って間もないこの時期でも、腰高の雪壁だった。
さすがは奥越。
雪の上に登り、早速スノーシューを装着する。
あまり寒くないせいか、スノーシューが20センチほど潜る雪質だ。

林道を30分歩いたところから、左手の尾根に取り付いた。
尾根上までわずか40mほどの登りだが、ちょっと斜面が急だったのと、雪がふかふかなので時間がかる。
尾根に登ったところで9時。
スタートしてからもう1時間経ってしまった。
でも、野田ヶ大和へ11時半には着けるだろう。

最初は尾根の左半分が植林で、右半分が自然林だったが、すぐに全部自然林になった。
尾根上の雪は、先ほどまでよりも締まっていて、潜る深さも10センチほどだ。
すでに広がっている青空の下、ウサギの足跡が縦横に駆け回っている明るい尾根。
尾根の傾斜は緩急を繰り返しながら、次第に高度を上げていき、
そこそこの太さのブナも散見されるようになってきた。

ca880mの平坦な尾根で、眼前の急登に備えて行動食のパンを食べる。
コンビニの新製品で、イチゴジャムを練り込んで焼いた菓子パンだが、すごくおいしい。
今10時。スタートしてから2時間が経った。
ここから野田ヶ大和までの標高差は390mほどだ。
12時には着けるだろう。

そこから尾根は、予想外の痩せた急傾斜になった。
雪もフカフカで、急傾斜に出した次の一歩の足場が崩れると、
さっき立っていたところよりさらに下へずり落ちるし、
ストックの突きどころが悪いと、手首のところまでスコッと雪に潜り、
二度も頭を斜面の下にして亀の子になってコケる始末で、時間ばかり経って全然前に進まない。
亀の山登りだからといって、亀の子にはなりたくないし。
でも、野田ヶ大和へ12時半には着けるだろう。
ここは地形図ではそんな傾斜でもないように思ったが、
現地は、上から覗き込まないと下が見えないような急斜面になっている。

[attachment=3]s-R0017453.jpg[/attachment]
難所を抜けてca1050mの平坦部へ着いたら、ちょうど正午になった。
振り返ると、この尾根より低い県境稜線の向こうには白鳥の街が広がっている。
去年登った白尾山も見えるし、御嶽山も大きい。
スタートしてから4時間。
苦労してここまで来たんだから、手ぶらで帰るわけにはいかないぞ。(オリンピックみたい)
ここから野田ヶ大和までの標高差は220mほどだ。
なんぼなんでも、1時には着けるだろう。

その急登を過ぎ、次の平坦尾根を過ぎると、またまた痩せた急傾斜の尾根がお出迎えだ。
ほんまかいな。
おまけに今までと違って、尾根上に立ち木が藪っぽい。
痩せ尾根なのでルートの選びようがなく、イヤでも藪を分けて登らなくてはならない。
横に突き出た木の枝をまたごうとすると、スノーシューが引っ掛かる。
思いのほか時間がかかるので、気分はもうボヨヨヨヨンだが、何だ坂こんな坂!

何度も何度も、「あそこまでガンバレ、あそこまで。」と思いながら前進していると、
徐々に傾斜が緩み、尾根も広がり、疎林の台地の一角に登り着いた。
ここからはもう、天上の楽園漫歩という表現がふさわしいパラダイスだ。
「いいなあ、いいなあ。」
来てよかった。

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台地をしばらく歩いたところの高みが1195m標高点だった。
もう1時になったが、野田ヶ大和はまだ先だ。
いったい、いつになったら着くのかな。
いやはや、「腹が減っては戦ができぬ」だ。
景色もいいし、風もなく、ラガーシャツ1枚で座っていてもポカポカと暖かいし、
ここで昼メシにしよう。
もちろん、冬季定番のうどん鍋。
今日のは、えび天と温泉卵入りの鍋焼きうどんだ。
それにオプションで、きつねのお揚げさんとチクワと梅やきが入る。
ピリッと七味が利いた、グツグツと煮える鍋焼きうどんをつつきながら、
ビールをグビッと喉に流し込むと、プファー、もう極楽だ。

お約束どおり、何があろうと最低でも1時間はかける昼メシタイムを終えて、再ひ出発。
もう2時を過ぎている。
でも、野田ヶ大和はもうすぐそこだ。(そのはずだ。)
2時半には着けるだろう。

雰囲気のよい天上台地の逍遥だが、けっこう細かいアップダウンがある。
何だか心臓がバクバクするぞ。
酔っぱらい運転だから、しかたないのかな。
立ち止まって呼吸を整えるが、次の小丘の登りでまたバクバク、ゼイゼイ……

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2時45分、やっと着いた一番高い場所。
野田ヶ大和、ca1270m。
小さい山頂は360度の大展望。
南の正面には越美国境の山々がずらりと連なっている。
西の足元には九頭竜湖、北を見れば石徹白の山々。
東には堂々たる御嶽と、すぐ南飛騨の山なみだ。
ゆっくり山座同定を楽しみたいところだが、あと2時間半もしたら日が暮れる。
この先、まだ鮭ヶ洞もあるし、県境稜線への登り返しもあるので、ちょっと急がなくては。

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三角点峰の鮭ヶ洞は、雪庇の出た細長い山頂で、ここも展望抜群の山だった。
しかし、ゆっくりできないのが惜しい。
今、3時10分。
はたして日暮れに間に合うのかな?
眼下に横たわる県境稜線を視認して、谷間へと降りる尾根を下る。

雪山の下りは早い。
あっと言う間に高度を下げて、目線が谷の対岸の県境稜線と同じ高さまで降りたとき、
すぐ下の山肌に沿う白い帯が目に入った。
あっ、林道だっ。
鮭ヶ洞の林道はここまで延びていたんだ。
尾根から路面までは少し高さがあったが、そこは雪山。
フカフカ雪を利用して法面を滑り降り、林道に着地した。
どうやら現役の林道のようで、まっ白い平らな道が続いている。

ここで、フッと気が抜けた。
あてにしていなかった林道が、確実に楽に下れる林道が、突然目の前にニンジンのようにぶら下がったのだから。
今、3時半。
予定では、ここからまだ谷底へおりて、県境稜線まで急登して、日没と競争で尾根下り……
ワシはもう疲れたでござるよ。
今日は、この林道を下ろうっと。
いいよね。

白いバージンロードの林道を、テレンコポクポクと下ること1時間40分。
駐車地に着いて間もなく、夜の帳が降りてきた。
それにしても、えらい時間がかかってしまったなあ。
体力低下なのだろうが、認めたくないので積雪コンディションのせいにしておこう。

もう一度登って、山頂でゆっくりと過ごしたい。
野田ヶ大和も鮭ヶ洞も、そう思わせる山でした。
大好きな奥越。
まだまだたくさん、いい山がありそうです。

                           洞吹(どうすい)
添付ファイル
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