【日 時】 8月10日(金)午後
【同行者】 Richard, Kimなど
【天 候】 晴れ
ようやく週末だ。仕事もオフである。バンクーバー近辺で森林浴がてら吊り橋でスリルを体験するとなれば、その筆頭に上がるのがキャピラノ渓谷だろう。それでも、「人気スポットだから人が多いよ」とか「吊り橋渡るだけで20カナダドル(1C$=80円)払わされるから参るな」って聞かされると、財布の中身と相談してしまう不憫な私。

- リン渓谷
リン渓谷はキャピラノ渓谷のミニチュア版との口コミ。私はそれで十分。ここは何千年もの昔、地表を覆い尽くしていた氷河がじわり後退する際、地面にできた溝が浸食されて深い渓谷を作りだしていった・・・とホームページにある。現在でもリン・クリーク(リン川)は年に1cmずつ岩盤を削りながら渓谷を深く浸食し続けているようだ。
まずはエコロージーセンターに立ち寄る。エリアの生態系や地球環境についての学習ゾーンが4つのブースになっている。スタンプラリーで得体のしれない両生類だかハ虫類のゴムのおもちゃをGETするが、こいつが超グロい。
白毛のブラックベア(アメリカクロクマ)をテーマにした短い映画を楽しんでから吊り橋へ。眼下の美しい景色に見とれて観光客が吊り橋の左に寄るので吊り橋が大きく傾いて山ガ(森ガ?)たちの黄色い悲鳴が上がる。
ハイキングルート(リン・ループ・トレール)に踏み入れるとダグラス・ファー(樅)、ウェスタン・ヘムロック(栂)、レッド・シーダー(杉)などの大木に混じって巨木の切り株があちこち。
大岩で遊ぶ地元の若者たちが忍者ごっこで強烈なスタントを演じている。前へ後ろへと宙返りして観光客の喝采を浴びている。
リン・クリークに降り立つと水着姿の若者たちのパラダイスだ。そうこうするうち「飛び込むぞ~!」という声が聞こえて、次々と水しぶきがあがる。音のする方を見て驚いた。これはまた半端な高さじゃない。しかもこの水の冷たさをものともせず。
私もなぜか血が騒いで彼らが飛び降りた地点にまで岩場をかき上がってみる。こりゃまた怖い。りゅうさんなら喜々として飛び込みまくるだろうなと思いながら、若者たちの無鉄砲を見守る。
そのままトレールを歩いてリン・ピーク(921m)まで歩きたい気分を押さえて戻り返した。
【日 時】 8月11日(土)午後
【同行者】 Melanie, Clint, Nadine, Cohen, Chase
【天 候】 晴れ
朝からベーカー山(3286m)が美しい。日本では富士山の雪はほとんど消えてしまった。しかしこちらは高緯度の高峰。まだまだ汚れを知らぬ乙女の純白。間近に拝んでみたいが、あちらは国境の向こう、イチロー君が活躍したアメリカ・ワシントン州だ。遠いなぁ。

- ベーカー山
国1(トランス・カナダ・ハイウェイ)を東にひた走ると、チリワック市の代表的な観光名所の一つであるブライダル・ヴェール滝に到着する。標高2104mのチェム山(Mt. Cheam)から怒濤のように流れ落ちてブライダル川の流れを作り、最終的にはフレーザー川に合流してバンクーバーを貫流していく。また、ここはパラグライディングのメッカでもある。
wikiを開くと高低差122m、カナダ38番目の高さの滝だとか。しかし、滝の基部に立っても全貌は望めない。せいぜい下部の60m程度が望めるのみらしい。

- ブライダル・ヴェール滝
快適な森林歩き。世界最大の旅行口コミサイトと言われる『トリップ・アドバイザ』を読むと「ここで何千もの蚊に悩まされた」とか恐ろしい投稿があった。それを聞いて腰が引けたが、心配ご無用。虫は無視できる程度であった^^;
木陰の涼やかな極上のトレール。清涼な流れ。大きな切り株。10分ほどで滝が見えてきた。滝壷に落ちた水流が階段を作って足下に流れてくる。靴をぬらさないように木の枝を渡るが、ぬめってバランスを崩しかける。
そうこうするうち、間近に滝下を見に行った5歳のチェイスがガレ場で派手に転んで泣きべそをかいている。

- ブライダル・ヴェール滝
滝下に立つと滝の飛沫でミストがかかって幻想的。ブライダル・ヴェール滝はまさに花嫁のヴェールのごとし。春先には雪解け水がダイナミックに降り注いで豪快そのものとか。
チェイスと兄のコーエン(7歳)は大きな切り株によじ登って得意そう。豊かな森を歩いて駐車場へ。

- 大きな切り株
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時間はまだまだたっぷりある。今からアーガシの町を通過して温泉で知られるリゾート地、ハリソン湖へ向かうのだ。私もいよいよ世界の富豪たちの仲間入り間近か。
ふ~さん