ファイル① 3rdコンタクト

- 白水湖畔
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「2度あることは3度ある」と言うが、そうそうあるもんじゃない。ところが、その3度目に遭遇してしまったのだから驚きモモノ木なんである。(@_@;)
6月の平日。白水湖畔の駐車場。白い霧に包まれて…はいないけど、新緑が香るロマンチックな朝…。
「ヤブコギの方じゃないですか? …ビワ…」
「ええ、そう、ビワコですけど???」
うう~ん、思い出せんぞ…(-_-;) 失礼な…。相手は覚えてくれてたのになあ…(>_<)
「願教寺でお会いしましたよね(^o^)」
で、やっと記憶が甦る。そうかそうか! 3年前に石徹白から願教寺山に行ったときに出会った母娘や。1昨年、赤木沢へ行ったときにも太郎小屋への稜線でバッタリしたのだった。そして今回! である。こんなことってあるんやなあ。(@_@;)
因みにこの日、平瀬道を歩いたのは、たぶん我々2人きりだった。これはもう奇遇というより希遇の文字が相応しい。
思えばこの間、お月さんやら金星やらがお日様とバッタリして大騒ぎしたばかり。そのパワーか何かが誘引したのだろうか?(その場合、どちらが太陽なんだろう?)
娘さんの世話があり早めに下るという女性は先に登って行った。
夕刻、山頂台地から下山して大倉山避難小屋へ入ると、もちろん無人。薄暗い室内を良く見ればザックの横の保冷バッグの上になにやら置いてある。小さな紙にメッセージ。
「10:50 山頂より下山。またどこかの山で…。少年K」
置いてあったのは「カリブ」。カニよりうまいカニかまぼこ~金沢のS食品の珍味である。
カリブをガスの火で炙る。当然、その夜のビールは格別にうまかったのだ。
「少年K」さん、ご馳走様(^O^)/ またどこかで~。
ファイル② 白水湖のウグイ
白水湖には「ウグイしかいない」とポポンタ氏に聞いていた。なんでも硫黄化合物が融けた水で生きられる生物は限られるらしい。
下山後の露天風呂で一緒だった男性は「ここはいい湖だけど、コレができたらもっといいんだけどねえ…」と、手で釣りの所作を真似て話していた。
そのウグイをひと目見てみたい。できればその逞しい生命力をちょっとだけ分けてもらえないものか?
湖畔の林道を歩くが湖面への降り口が見つからない。これではウグイちゃんには会えんかなあ…と思っていたら、湖面に何やら動く影。10mほど上の林道からなので目を凝らして覗かないと判別できないが、これは正真正銘の魚類である。しかも2匹。

- ユラユラ遊泳のウグイ
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ちょっと赤っぽくてみりん干しのアジかホッケみたい。これがウグイ? 私の知っているウグイは黒っぽくて、もう少しスマートだ。硫化物のせいで体型も色も変わってしまったのか?
しかも、こいつは水面の岸寄りをユラユラと漂っている。まるで酔っ払いか酔拳の達人のよう。死んでいるわけではない。健全な魚のシャキシャキ、シュルシュルーと泳ぐ、あの元気ハツラツ的な動きがないのだ。ノロ~リ、フラフラ~と湖岸を彷徨っている。
コンデジのズームを限界まで拡大して、なんとか画像に収めた。はたしてこれが著名なる白水湖のウグイだったんだろうか? 硫黄酸化物にも負けない逞しさはどこへ行ったのだ。
私には今も信じられないのだが…。
~biwaco