③<衝撃の事実その1>
だが、その前にやることがあった。まずは、越美国境を安全に通過できないと始まらない。役場に電話で道路状況を確認してみなければ。
まずは揖斐川町の農林振興課。電話の回答は「塚~高倉林道は工事なし。通行可。24(木)15:00に通行止めとする予定。ただし、気象に応じて前倒しで閉鎖されることもあり」と返ってきた。

- 道路情報
え~!ってことは日程をいじる必要があるじゃんか。当初は23(水)の祝日に私が全行程を下見。その週末を待って家族を巻き込み、26(土)のうちに高倉峠から日本海までを一気に抜けるつもりであった。
その日は家族で民宿にでも泊まって、カニを食って帰ろうという宴会ツアーだ。放蕩オヤジにとっては恰好のポイントアップ大作戦だった。

- カニ・カニ(福井・食の風景から転載)
- echizengani.jpg (41.25 KiB) 閲覧された回数 5844 回
予定を繰り上げねば。恐らく両町は、示し合わせて同じタイミングでゲートを封鎖するだろう。23(祝)のうちに藤橋村から高倉峠にアクセスして、ゲートが設置されるはずの芋ヶ平までを、最低でも片付けておかねば。そうすれば翌24(木)にゲートが敷設されて通行止めになったとしても、26(土)に芋ヶ平を起点にして旅を続けることができる。
④<衝撃の事実その2>
さて、お次は南越前町に電話しよう。肝心なスタート地点の高倉峠からの福井側の道路状況を聞かなきゃ。
南越前町役場に電話する。ところが、先方の回答を聞いた途端、我が耳を疑った。「林道は改良工事中で、通行はご遠慮ください」え~っ!!何ということだっ!・・・膝から力が抜けていくのがわかった。
すべての計画が、足下からがらがらと音を立てて崩れ去っていく。そんな馬鹿な!・・・もっとも、こんな積雪期を前にした微妙な時期に計画を立てる私がいけない。
しかしだ。そのまま引き下がるわけにはいかない。泣きたい気持ちを抑えて「ゲートはどこに設置されてるんですか?」と聞いてみる。すると、「ゲートは設置されてません」・・・ん???? これはひょっとして・・・
気持ちを切り替える。高倉峠ではなく、冠峠からの福井側ルートも念のため問い合わせてみるか。池田町役場に電話してみる。すると、次のような答えが返ってきた。「工事なし。通行可。24(木)15:00に通行止めとする予定。」
勿論、このルートは迂回路としては効率が良くないばかりか、昨年、高倉峠をゴールにした意味もなくなってしまう。
いずれにせよ、24(木)には全てのゲートが閉鎖されてしまう。おまけに既に現時点でも、高倉峠~芋ヶ平間が「通行止め」ときた。私の計画はあえなく崩壊か。こいつは一大事だよ。どうする、ふ~太郎!

- 芋ヶ平(ネットからの転載)
- imogadaira.jpg (28.39 KiB) 閲覧された回数 5844 回
いずれにせよ、この目で確かめよう。そうすれば駄目は駄目なりに納得もしよう。諦めもしよう。
とにかく予定変更だ。万が一にも、高倉峠からの峠道が抜けられる運に恵まれれば、23(水)のうちに核心部の高倉峠から芋ヶ平までの十㌔区間は最低でも抜けておくぞ!
それじゃ、下見はいつやるのか。20(日)には息子との予定がある。早朝、渡船で〇〇島に渡って沖堤釣りに行くのだ。となると、残されたチャンスは19(土)しかない。日程を確認するために急いで手帳のページを繰った。おお!ラッキー!幸いなことに19(土)は勤務日じゃない。それに、地域の会議も入ってない。
よっしゃ。天はまだ我を見捨ててないぞ。
(つづく)