ハリマオさん こんばんは。
チャツボ岩(西尾本では「チャツボヶ岩」と記載されています)の話題は、以前に私が疑問に思って質問した。
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しかし、このときもはっきりとした結論が出なかった。
発端は、西尾寿一著の「鈴鹿の山と谷5」の記述であった。さらに山と渓谷社から刊行されているYAMAPシリーズ⑬
「鈴鹿 大峰 大台ヶ原」に載っている地図(30頁)には、犬帰りの険の上部がチャツボ岩のように記されていたことから
ますます疑問が深まった。
今回ハリマオさんが指摘する西尾本の2枚の写真をどう考えるか。
最初の写真(P148)は、「宮指路岳 チャツボヶ岩と犬帰りの険を見る」と書かれている。犬帰りの険は、宮指路岳からガ
レ場を下って鞍部から登り返すところだ。西尾本にも「アライ谷の源の鞍部から南側の主脈に続くところは痩尾根と脆い
岩場で、通過するのに注意がいる。この部分は昔からあったようで、伊勢側の猟師達は犬を脇にかかえて通過したとい
う。このため犬帰りの名があった」というから、 この写真に写っている手前の岩群付近が犬帰りの険と言っていると思わ
れる。 すると、チャツボヶ岩はどれか。 宮指路岳に下る部分はこれといった岩群はなかったことから、向こうに見える岩
群か。これは馬乗り岩の北側にある展望台である。

- 西尾本P148 引用した写真「宮指路岳 チャツボヶと犬帰りの険を見る」と記載されている
もう一枚の写真(P156)は、 「宮指路岳 三つのチャツボが見える」と書かれている。この写真の左の最も高い部分が
宮指路岳であろう。すると、その右尾根には何か突起物のようなものが三つ見えているかのようだ。しかし、この写真の
撮影位置はどこだろうか。 ハリマオさんはP826付近だという。しかし、実際にP826を通過したことがあるが、このように
は見えなかった。この撮影位置は、犬帰りの険の岩峰より、縦走路のもっと南側ではなかろうか。

- 西尾本P156から引用した写真「宮指路岳 三つのチャツボが見える」と書かれている
いずれにしても、西尾本に掲載されている2枚の写真だけでは、チャツボ岩を特定することは困難であると思う。それに
西尾本の記述がすべて正しいとは限らない。「山頂から大ジャレに向かって三つの大きな岩があり、チャツボヶ岩と呼ぶ」
と書かれているが、これに相応する岩群は見当たらない。私も結果としては、宮指路岳の北側にある馬乗り岩の北側の
展望台に並んでいる岩峰群がチャツボヶ岩ではないかと思われる。